国産の仮想通貨:エターナルコインが売買できない死亡状態となってから、はや半年が経過しました。
7月頃に取引所:エターナルライブが「返金方法を監督官庁と協議中」とのコメントを残して以来、全くもって音沙汰ありません。
いつ返金されるのか?多くの投資家が不安に思っていることでしょう。
そんなアホルダー達・・・ではなく、エターナルコイン投資家の声を代弁してエターナルライブ社に質問しましたので、回答内容を共有させていただきます!
その結果とは驚きの・・・
エターナルコイン事件の概要
運営会社とのQ&Aの結果は後ほど共有するとして、まずはエターナルコインの事故の経緯を振り返ってみます。
死亡までの歴史を5行で解説
エターナルコイン誕生から投資家被害までの黒歴史をまとめると以下のようになります。
2015年12月に登場して以来、ウォレット数、エターナルコイン価格ともに順調に上昇を続けました。
しかし3年も経過しないうちに業務停止処分を受け、資金回収不能という最悪の結末を迎えました。
投資家の被害額はいくら?
エターナルコインの日本撤退を受けて、投資家の資金は完全に凍結状態です。
エターナルライブ取引所から現金を引出しできるものの、保有中のエターナルコインを売買することは不可能なままで、手も足も出ません。
いったいどれほどの被害額が出ているか調べようとしたのですが、残念ながら信ぴょう性のある数字を見つけることはできませんでした。
私の被害額
投資元本で見ると私の被害額は5万円です。
一方で評価額で見るとどうでしょうか?
保有していた数量は下図の通り約790XECでした。
金融庁による業務停止命令が出た時の売りレートが1XEC=110円だったため、86,900円の損失リスクがあるわけです。
今思うと投資したのが5万円で本当に良かったなと思います。
もし100万円とか突っ込んでいたら、怒り狂っていたこと間違いありません。
取引所:エターナルライブ社へ問い合わせてみた
ここからがこの記事の本題、エターナルライブ社へ「金返せ!!」という問い合わせをした件です。
無事、回答を得ることができました。
問い合わせ内容
ざっくり言うと以下のような問い合わせを行いました。
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エターナルライブからの正式回答
上記の質問に対して以下の回答を得ることができました。
エターナルライブ事務局でございます。
この度は弊社の仮想通貨交換業の申請を取り下げることにより、利用者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
お問い合わせいただいた件に関しまして、エターナルコインの返還方法については、エターナルコインの発行元であるアトムソリューションズ社と協力のもと監督官庁と協議を行っております。
具体的な返還方法に関しましては、監督官庁の許可を得た際でなければ、公式に皆様にご報告することが出来ない状況でございますが、弊社としても皆様がエターナルコインを移動することが出来る環境と、その後日本国内でも現金化が出来るスキームに近づける内容にて監督官庁へ交渉を行っており、許可を得る事に時間がかかっている次第です。
お待たせしておりながらまだお待たせするのは、大変心苦しいのですが、何卒、今しばらくご猶予をいただけますようお願い申し上げます。
お手間をかけてお問い合わせいただきましたのに、明確な情報をお伝えできず誠に恐縮ですが具体的対応については改めてご報告させて頂きますので、弊社からの発表をもうしばらくお待ちくださいませ。
返還に関しまして長期間にわたりお客様をお待たせすることとなり、更なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを、改めて衷心より深くお詫び申し上げます。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
この回答を見て私は驚きとともに唖然としました。
なぜならば、7月の発表以来まったくと言っていいほどに進展がありません。
行政処分を受けたのが4月で、そこから8カ月もあったのに前に進んでない事実を非常に残念に思うとともに、1つの考えが現実のものになりそうな予感がしてきました。
「エターナルコインは返金されないかも・・・」
今回オフィシャルな回答をもらった通り、エターナルコインの今後は全く持って不透明です。
投資家はただ祈るしかできないのですが、期待はしない方がよさそうなことが分かりました。
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エターナルコインの最新状況は以下の記事に追記してますので、気になる人はご確認ください。
私が最近ハマっている投資商品をご紹介
仮想通貨なんてわけのわからない投資商品よりも、ここ最近ブームの兆しがあるソーシャルレンディング投資に私はハマっています。
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは、個人投資家が企業や個人へ融資を可能にするプラットフォームです。
融資案件ごとに利回りが予め決まっており、投資家は利回りに応じた分配金を得ることができます。
代表的なソーシャルレンディング事業者
ソーシャルレンディング事業者は20を超えるとも言われます。
私が徹底的に調べたうえで、比較的安心して投資することができると考える代表的な事業者を2つ紹介しておきます。
1つ目のOwnersBookは不動産専門のソーシャルレンディング事業者です。 2017年9月には運営会社のロードスターキャピタル社が東証マザーズ市場に上場しました。 |
2つ目のクラウドクレジットは、海外事業者への融資に特化したソーシャルレンディングであり、海外ならではの高利回り案件がずらりと並びます。 また伊藤忠商事などの優良企業から出資を受けるなど、業界内・外からの評判も高い事業者です。 |
以上、本日はここまで。
それでは!
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