話題のWeb通帳はデメリットがたくさん?それでも筆者がおすすめする理由とは?

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銀行の通帳と言えば、みなさんどんなものを思い浮かべますか?

 

手帳サイズの冊子のような形で、中を開くと取引明細が機会印字されてる紙媒体を思い浮かべると思いますが、近年Web通帳という言葉をよく見かけるようになりました。

 

そこで今回の記事では、紙の通帳との違いデメリットを明らかにしつつ、Web通帳への切り替えのおすすめ度を明らかにしたいと思います。

 

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Web通帳とは?

Web通帳とはインターネットを通じてPCやスマホから閲覧できる銀行通帳です。

 

ネットバンキングとWeb通帳の違いは?

多くの銀行が、インターネットバンキングというWebサービスを通じて、ATMと同等の機能を顧客に提供しています。

【ネットバンキングの主な機能】
  • 残高照会
  • 入出金明細の確認
  • 振り込み など

 

ネットバンキングでも残高や入出金明細の確認ができるなら、Web通帳との違いはどこにあるのでしょうか?

 

一般的にネットバンキングで閲覧可能な入出金明細の対象期間は短く、短いと2か月、長くても2年といったところです。

 

一方でWeb通帳であればもっと長い期間の明細を閲覧することができ、例えばメガバンクなら10年以上分の明細を閲覧することができます。

 

ネットバンキングとWeb通帳の閲覧可能期間の比較

比較項目 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行
Web通帳のサービス名 Eco通帳 Web通帳 みずほダイレクト通帳
ネットバンキングの明細閲覧可能期間 最長2か月程度 最長2年程度 最長3ヶ月程度
Web通帳の明細閲覧可能期間 最長25か月(PDFで最長10年) 最長30年 最長10年

 

Web通帳にしないと大損します

「切り替えるのも面倒だし、紙通帳のままでいいや!」と思ってる人へ、重要なお知らせです。

 

紙通帳のままだと損をしてしまう、そんな未来が迫ってます。

 

例えば・・・

  • みずほ銀行では、70歳未満の通帳発行に対して1,100円の通帳発行料
  • 三井住友銀行では2021年4月以降開設の通帳に対して毎年550円の手数料

 

みずほ銀行の場合は、新規口座開設時に限らず、通帳記入部分が一杯になって繰り越しの通帳を発行をする時にも1,100円かかることになります。

三井住友銀行の場合は、その通帳の利用頻度に関係なく、毎年550円の維持手数料がかかることになります。

 

メガバンクが始めると多くの銀行が真似をするのが一般的な流れであるため、紙通帳の有料化の動きは全国的に広がるでしょう。

 

引き続き高齢者に対しては無料で紙通帳に対応するなど配慮はあるものの、一般の人は紙通帳を持ち続けると大きなデメリットを受ける未来が待ってます。。

 

 

気になるWeb通帳のデメリット

ここまでの内容で、さっそくWeb通帳へ切り替えようと考える人も多い事でしょう。

 

メリットがある反面、Web通帳にはデメリットもあるので、対策を考えたうえでの切り替えをおすすめします。

 

Web通帳のデメリット1. 閲覧可能な期間が限定的である

ネットバンキングよりもWeb通帳の方が閲覧可能期間が長いものの、さかのぼれる期間には限界があります。

 

ネットバンキングとWeb通帳の閲覧可能期間の比較

比較項目 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行
Web通帳のサービス名 Eco通帳 Web通帳 みずほダイレクト通帳
ネットバンキングの明細閲覧可能期間 最長2か月程度 最長2年程度 最長3ヶ月程度
Web通帳の明細閲覧可能期間 最長25か月(PDFで最長10年) 最長30年 最長10年

 

このようにメガバンクでは10年~30年という最長期間があります。

 

10年あれば十分と思う人も多いでしょうが、古い明細を永久に残しておきたい人はどうすればよいかというと、解決策はあります。

 

多くのWeb通帳には元データやPDFのダウンロード機能が備わっています。

 

毎年1回はダウンロードしておくなど、手間をかければ永久保存も可能です。

 

通帳の明細を一生保管しておきたい人は、定期的にWeb通帳からダウンロードしておきましょう

 

Web通帳のデメリット2. 通帳にメモ書きできない!

通帳にメモ書きをすることで、家計簿管理をしている人もいると思いますが、Web通帳にメモ書き機能があるか否かは、銀行ごとのシステムによって差があります。

 

必要な人は、自分が使おうとしているWeb通帳システムにメモ書きがあるか事前確認しておきましょう。

 

Web通帳にしたいけどメモ書きがない人は、面倒ですが印刷して保管しておく、またはダウンロードしたデータに情報を追記しておくなど、独自に対策が必要です。

 

またメモ書きが家計簿に必須であれば、思い切って家計簿アプリを導入してもよいかもしれません♪

 

Web通帳のデメリット3. キャッシュカードはWebに移らない!

通帳がWebに移行しても、ATMで現金の出し入れには相変わらずキャッシュカードが必須です。

 

せっかく紙がなくなったのにカードは残るとなると、なんだか片手落ちな感じがしますね。

 

一方でキャッシュカードも不要にする方法はあるか?というと、あります!

 

auじぶん銀行やPayPay銀行などのデジタルな銀行は、通帳に加えてキャッシュカードも「レス」に対応した銀行であれば、すべてをアプリで完結できます。

 

デジタルな銀行ではスマホアプリでATM取引も可能です。

 

Web通帳のデメリット4. 窓口手続きは印鑑+本人書類でさらに面倒!

銀行店舗の窓口で入出金手続きを行おうとすると、キャッシュカードに加えて届出印鑑や運転免許証などの本人確認書類が求められます。

 

前述のキャッシュカードもそうですが、Web通帳への移行で通帳レスになっても、その他の物が全く「レス」になりません。

 

不満を言っても、いきなり銀行の窓口手続きが変わることは期待できないため、気長に待つしかないでしょう。

 

ところで、銀行の窓口でしか実現できないことは何かというと、高額な現金の入出金のように、普段はやらない手続きが大半です。

 

Web通帳の移行前に、窓口でしかできない取引を調べて全て不要なら、デメリット3.は気にする必要がないかもしれません。(筆者も3年前に新しく口座開設して以降、銀行に行ってない・・)

 

Web通帳のデメリット5. Web通帳から紙通帳に戻す時はお店へGo!

Web通帳への切り替えは、ほとんどの銀行はインターネット経由で申し込むことができます。

 

切替後にどうしても不便なことがあって紙通帳に戻したい場合、銀行の店舗に行く必要があります。

 

Web通帳 → 紙通帳に戻す時もインターネットでできればよいのですが、そうはなってないようです。。

 

とはいえ、デメリットを上回るたくさんのメリット

ここまでWeb通帳のデメリットをツラツラと書いてきましたが、よくよく考えると紙通帳の時もほぼ同じ不便さがありますね。

 

一方でたくさんのメリットもあるので、筆者としてはWeb通帳への切り替えをおすすめします!!

【Web通帳のメリット♪】

  • 通帳の紛失を心配する必要がない
  • 古い通帳の保管場所に悩まない
  • 記帳のためだけに銀行へ行く必要がない
  • Web通帳に切り替えれば、手数料や金利の優遇を受けられることがある
  • 環境に優しく、社会貢献してる感じがある ・・など

 

 


以上、本日はここまで。

 

最近話題のWeb通帳について、デメリットを明らかにしつつ、トータルではメリットがたくさんあるのでおすすめ♪ という解説をしました。

 

それでは!

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