新しい融資型クラウドファンディングのサービスをご紹介します。
サービス名はvictory fund(ビクトリーファンド)。
何といっても特徴は募集ファンドの平均利回りが10%を超えるという、最近では珍しい高利回り案件を手掛けています。
みんな高い利回りに魅力されそうだけど、投資家の評判はどうなのか?詐欺を働く怪しい業者ではないのか?不安に思いますよね。
そこで、クラウドファンディング投資歴5年の筆者が、過去の成功や失敗の経験を活かして、徹底調査してみました!
victory fund(ビクトリーファンド)とは?
victory fundは国内の不動産を用いたクラウドファンディングを提供します。(俗に不動産投資型クラウドファンディングと呼ばれる)
2021年7月1日時点では2ファンドが募集され、最低投資額はそれぞれ10万円からと小口で投資できるのが魅力です。
2021年3月に1号ファンドが売り出され、これまで販売された2本のファンドがいずれも満額売り切れとなる人気ぶりです。
アマギフプレゼントのキャンペーン♪
2021年8月31日まで新規口座開設者へもれなくamazonギフト 1,000円がプレゼントされます。
口座は初期手数料、維持手数料ともに無料なので、とりあえず開設しておくのもアリだと思います。
運営会社のカチデベロップメントはどんな会社?
victory fundはカチデベロップメントという会社が運営しています。
まずは会社概要を見てみましょう。
会社名 | カチデベロップメント株式会社 |
所在地 | 東京都中央区日本橋室町1-5-15 |
代表者 | 足立 和夫 |
設立 | 平成9年(1997年) 7月7日 |
資本金 | 13,425万円 |
許認可 | 宅地建物取引業東京都知事(4)第79547号 |
カチデベロップメント社は、都内の不動産物件を中心に「個々の物件価値を最大限に高める」ことをミッションとして掲げており、既存物件の様々なバリューアップを通じて不動産ストックビジネスの発展に貢献してきました。
上記許認可で宅地建物取引業の更新が(4)回となっているのは、カチデベロップメント社の実績を表していると思います。
宅建業者の更新は5年に1度なので、(4)なら20年ほどは不動産業を営んでいることがわかります。
業界経験は十分であるなら、あとはクラウドファンディングの中でどれほど柔軟に対応できるかがポイントとなりそうです。
不動産クラウドファンディング以外の実績は?
クラウドファンディングへ参入する前のカチデベロップメント社の事業はというと・・・
- 土地
- マンション・アパート
- 商業ビル
いわゆる一般的な物件を扱ったどこにでもある不動産業者のように見えます。
しかしカチデベロップメント社は、物件の用途変更やリノベーションも含めて不動産物件の価値を最大限高めることをウリとしています。
誰も手を出したがらないボロ物件、利用目的が住宅じゃない土地(田畑、林など)を買って地目変更を行うなど、ひと工夫で高い利益を得ていたニッチ業者という印象です。
ニッチで20年くらい生き残るってことは、不動産の目利き力は高そうな予感がします。
代表の足立 和夫さんは大丈夫?
怪しい業者かどうかを見分けるうえで代表取締役社長がどんな人か?は大切な要素の一つです。
過去のソーシャルレンディング業界を振り返っても「みんなのクレジット」など問題を起こす業者の代表は、過去にも金銭なりのトラブルを抱えていることが分かっています。
victory fundの代表社長は、写真の足立和夫さんという方がつとめているようなので、足立社長について、いろいろリサーチしてみました。
足立和夫さんのネットでの評判は?
足立社長の評判について、いろんなキーワードでGoogle検索してみました。
- 足立和夫
- 不動産
- 評判
- 倒産
- 詐欺
- 悪徳
- うわさ …etc
足立社長の悪評につながるような結果は出てきませんでした。
ひとまず、過去を振り返って社長に問題がある可能性は低そうです。
victory fundの仕組み
つづいてvictory fundのサービス自体の良し悪しをしっかり確認していきましょう。
victory fundは不動産投資型のクラウドファンディングという分類の投資商品です。
通常の不動産投資であれば数百万円の元手が必要です。
しかしクラウドファンディング方式によってvictory fundが多くの投資家から集金することで、一人一人の負担は小さくても、大きな元本で不動産に投資できます。
victory fundの不動産物件の特徴
カチデベロップメント社は従来から東京エリアに特化した不動産売買を行ってきました。
これまで構築してきたネットワークを活かして、クラウドファンディングのvictory fundでも東京の物件への投資ファンドが組成されています。
地価が上昇傾向にあり、売買の流動性も高い東京なので、安定した運用が期待できます。
(赤○で囲んだファンド名を見ると東京の都市名が並ぶ)
ファンドの特徴
東京の物件に特化した不動産クラウドファンディングであれば他にもありますが、victory fundならではの特徴がさらに2つあります。
1つ目は利回りの高さです。
これまで組成されたファンドの平均利回りが年率10%もあることです。
国内、しかも東京でこの高利回りはなかなかお目にかかれません。
どうやったらこんなファンドが組めるのか?詐欺ではないか?と疑ってしまいますが、本当に東京の物件でこの利回りなら、スゴイの一言です。
2つ目の特徴は優先劣後システムにより、ファンド運用で損失が発生した場合は、劣後出資割合分までの損失は劣後出資者(victory fundsの運営会社)が負担する点です。
優先劣後なんて4文字熟語で分かりづらいな~、なんて思う人は下図を参照ください。
この図は運営会社が30%の劣後出資をするパターンですが、一般の投資家=優先出資者は、ファンドが30%損失が出るまでは無傷で運用できることを表してます。
victory fundの劣後出資は10%~20%が多いようなので上図より余裕は少なめですが、いずれにせよ物件の損失が大きく膨らまなければ、投資家の元本割れにならないって仕組みはですね♪
victory fundの評判
ここまで見てきた通り、東京の不動産で高利回りで劣後出資による元本保全機能があって・・・なんて、良いことづくしのようにも見えます。
こういった話を聞くと何か悪いところはないのか?と粗を探したくなるのが人間の性です。
そこでvictory fundの評判をくまなく調査してみました。
投資している人の評判は?
実際に投資している人のブログ「きょうから始めるソーシャルレンディング」を見つけました。
これまで1号と2号ファンドに合計で200万円ほど投資したようです。
まだ運用途中の段階ですが、特に問題なく運用できてるようです。
最終的に元本が返済されたかどうか、今後も注目したいと思います。
なおファンドの投資募集時はものすごい人気で、あっという間に満額成立してしまったようなので、投資を狙う人は開始時間前にスタンバイする必要がありそうです。
あっという間の満額ですごいスピードで終了しました(わら
Twitterの評判は?
続いてTwitterでvictory fundの評判を調べてみました。
さっそくvictory fundに投資した人を見つけました。
瞬間蒸発!ということで、申し込み競争の激しさが伝わってきます。
週刊文春に記事が掲載されたというツイートを見つけました。
まさか文春砲?と焦りましたが、足立社長への平和なインタビュー記事のようです。
「victory fund」について弊社代表の足立のインタビュー記事が「週刊文春」(7月1日号)に掲載されました。
不動産投資型クラウドファンディング事業に関する説明から始まり、不動産クラウドファンディングサービスにに取り組むこととなった背景や想いについて語られております。
ぜひご一読下さい! pic.twitter.com/eO25sIEUOV— カチデベロップメント株式会社 (@kachi_dev) June 25, 2021
新規口座開設でamazonギフト1,000円をゲットした人もチラホラみかけます。
victory fundから投資家登録で貰えるアマゾンギフト券1,000円分到着しました。
重宝させていただきます。
キャッシャバックも心待ちにしてます。#不動産投資型クラウドファンディング #カチデベロップメント pic.twitter.com/vmB0OzxhUd
— きたの (@kitano_income) June 6, 2021
キャンペーンは8/31まで続いてるので、興味を持った人はHPから無料口座開設をしましょう。
口座開設方法を分かりやすく解説!
最後に口座開設方法について解説します。
victory fundの紹介ページから「無料で投資家登録する」ボタンをクリックします。
次にサービスホームページの画面が出ますので、再度「無料で投資家登録をする」をクリックします。
会員登録の3STEPのうち、STEP1の「会員仮登録」が始まります。
会員登録 Step1 仮登録
Step1では、以下のような最低限の項目入力が求められます。
- 個人・法人
- メールアドレス
- パスワード
- 秘密の質問
- 母親の旧姓は?
- 確認及び承諾事項
淡々と入力すればよいのですが、最後の確認及び承諾事項だけクセがあって苦戦する人がいるかもしれません。
「ウェブサイト利用規約」 「個人情報保護方針」 「電磁的方法による書面交付に関する承諾書」の3つの文書を読まなければ次に進むことができないのですが、文書を開くためのリンクが見当たらないのです。
下図のように平たい文字が書かれてるのですが、実はそれぞれの文書名にカーソルを当ててクリックすると、リンクが開かれるという仕掛けになっています。
普通はクリックできるなら文字色が違うとか、下線が引かれてるとか、アイコンがついてるとか、いかにもクリックしたら何かが開けそうな表現にしますよね。
人によっては気づかずに離脱してしまうポイントだと思うので、victory fund運営会社にはぜひ改善してほしいです!
Step2 スマホで本人認証
Step1の入力項目を全て埋めて送信すると、Eメールあてに次のステップに進むためのリンクが送られてきます。
それをクリックすると下図のような画面に遷移します。
本人確認になるわけですが、スマートフォンとPC操作での実施の2種類があります。
前者であればオンライン完結で口座開設を済ませることができるので、筆者はスマホで本人確認することを選びました。
スマホ本人確認はproostという別サービスの画面で行います。
運転免許書等の本人確認できるものを用意のうえ進めていきましょう。
トラブルがなければ、5~10分ほどで確認作業は完了します。
Step3 会員本登録
本人確認が終わったら、最後に会員本登録が始まります。
ここではStep1以上にたくさんの情報を入力しなければなりません。
- メールアドレス
- 氏名(姓名)
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号(携帯電話)
- 金融機関
- 銀行名 支店名 口座番号 口座名義人
- 金融資産
- 投資目的
- 取引開始のきっかけ
- インターネット
- 職業
- 年収
- 金融に係る業務の経験
- 投資方針
- 投資経験(年数)
- 確認及び同意事項
- 登録した銀行口座の情報が記載されたもの(画像またはコピー1点)
大半の項目が苦も無く入力できると思いますが、銀行口座の情報はしっかり準備のうえのぞみましょう。
またStep1でもあったように「確認及び同意事項」で「外国PEPsでないことの同意書」 「反社会的勢力に対する基本方針」の2つの文書を読まなければ先に進めません。
ここでもやはり下図のようにリンクがあるように見えませんが、その文書名にカーソルを当ててクリックすると該当文書が開く作りとなっています。
Step3まで終えたら、あとは案件募集を待ち、申し込むのみです。
他のクラウドファンディングだと先に入金しておくタイプもありますが、victory fundでは案件申し込み → 入金の順番で投資申し込みが進みます。
まずは激しい申し込み合戦に負けないよう、ファンドの売り出しと同時に申し込みたいと思います。
以上、本日はここまで。
今回は利回り10%台のファンドで話題のvictory fundをご紹介しました
それでは!
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