ロボアドバイザー:THEOの評価や運用実績をブログで公開します。
THEOは人工知能搭載のソフトウェアが自動資産運用をしてくれるロボアドバイザーです。
私は2016年2月ごろに始め、それから2017年年末まで順調に評価額を伸ばしてきました。
2018年に入って運用実績はどうなったのか?詳しく解説します。
【最新の運用実績に関する記事はこちら】 |
THEOの運用実績
マイページにログインすると、まずトップ画面で評価額を確認することができます。
THEOはドル建ての海外ETFで資産運用を行いますが、ご親切にもTHEOのマイページ上で日本円とドルの両通貨ベースで評価額を表示できます。
まずは日本円ベースの運用実績を見てみましょう。
日本円換算のTHEOの評価額
まずはJPY(日本円)換算の評価額のグラフを見てみましょう。
1月21日時点で約+22,000円(+22%)の評価益が出ています。
なお過去1年の評価額推移は下表の通りで、順調に収益が伸びていることが分かります。
月度 | 評価額 | 評価損益額 |
2017年2月 | 113,000 | 13,000 |
3月 | 109,485 | 9,485 |
4月 | 113,485 | 13,485 |
5月 | 109,485 | 9,485 |
6月 | 112,461 | 12,461 |
7月 | 115,891 | 15,891 |
8月 | 112,204 | 12,204 |
9月 | 115,331 | 15,331 |
10月 | 118,327 | 18,327 |
11月 | 119,877 | 19,877 |
12月 | 120,663 | 20,663 |
2018年1月 | 122,535 | 22,535 |
<THEOの評価損益率の推移グラフ ※2016年7月を「1」とした場合>
評価損益率の推移のグラフを見ても、きれいな右肩上がりのグラフです。
毎月の上下動も小さい、すなわちリスクを小さく安定的に収益を伸ばせてます。
米ドル換算のTHEOの評価額
つづいてUSD(米ドル)換算の評価額の推移で、こちらも順調にプラス収益を伸ばし続けています。
日本円換算の評価益が約+22%であったのに対して、米ドル換算では約23%です。
これは為替(円高)の影響を受けて、米ドル換算の方が高い評価益であることを示してます。
なお過去1年の評価額の推移は下表の通りで、米ドル換算でも順調に収益を伸ばせていることが分かります。
月度 | 評価額 (米ドル) | 評価損益額 (米ドル) |
2017年2月 | 990 | 60 |
3月 | 982 | 52 |
4月 | 999 | 69 |
5月 | 1,007 | 77 |
6月 | 1,026 | 96 |
7月 | 1,024 | 94 |
8月 | 1,028 | 98 |
9月 | 1,044 | 114 |
10月 | 1,058 | 128 |
11月 | 1,056 | 126 |
12月 | 1,071 | 141 |
2018年1月 | 1,101 | 209 |
THEOの運用が順調にプラスで推移していて何よりです!
THEOの資産運用の詳細
マイページ右上の「三」ボタンを押して表示されるメニューから「ポートフォリオ」を押すと詳細情報の画面に移ります。
ポートフォリオには下図の「収益率」・「保有銘柄」・「資産運用方針」の3つメニューがあります。
まずは一番右の「資産運用方針」を見てみましょう。
資産運用方針
「資産運用方針」とは、QAの結果でTHEOが自動的に作ってくれるポートフォリオの基準で、「グロース」・「インカム」・「インフレヘッジ」の3分類で構成されます。
早い話、株のようなリスク高い資産を重視するか、債券のようなリスク低い資産を重視するか方針を決めるということです。
私は上図の通りグロースが51%ということで、リスク選好型の投資家と判断されました。
資産運用方針は投資家が手動で変更することも可能ですが、せっかくロボアドバイザーが提案してくれたのですから、私は提案されたままの方針で運用してます。
投資家の中にはグロース:100%と極端な設定にしている人もいるようで、ここ最近の株高の影響を受けて、パフォーマンスもすごく高いようです(笑)
THEOの社員が体を張って運用公開中(笑)
THEOを提供する「お金のデザイン社」の社員が、自らの資産運用を公開するという奇抜な企画をしたWebページがあります。
様々なポートフォリオパターンを知りたい人にとって参考になるはずなので、ぜひ覗いてみてください。
THEO1周年記念 わたしの資産運用公開 |
保有銘柄
「保有銘柄」タブを開くと、自分が保有する海外ETFが一覧表示されます。
わたしが保有中の海外ETF銘柄は以下の通りです。
グロース 低成長リスク対策(2018年1月21日時点)
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
---|---|---|
VOT | 米国の中型の成長株 | 14,732円+2,237円 |
VOE | 米国の中型の割安株 | 12,799円+3,276円 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 12,275円+3,183円 |
VPL | アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 8,464円+1,884円 |
EWJ | 日本株 | 7,048円+616円 |
EPP | 日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 5,463円+355円 |
インカム 低金利リスク対策(2018年1月21日時点)
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
---|---|---|
LQD | 米ドル建ての投資適格の社債 | 13,349円+710円 |
IEF | 残存期間7-10年の米国債 | 11,562円–349円 |
VMBS | 米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券) | 5,792円–205円 |
SRLN | 米ドル建てのバンクローン(シニア・ローン、担保付債務) | 5,271円–131円 |
IHY | 米国を除く世界各国の企業のハイイールド社債 | 2,884円–54円 |
インフレヘッジ インフレリスク対策(2018年1月21日時点)
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
---|---|---|
IGF | インフラ関連株 | 5,077円+389円 |
DBC | コモディティの先物 | 3,758円+534円 |
IAU | 金(現物) | 2,833円+230円 |
DBA | 農作物の先物 | 2,076円–128円 |
SLV | 銀(現物) | 1,774円–74円 |
有名な銘柄からマイナーな銘柄まで、ものすごい種類のETFに分散投資してくれますが、一般人がこのポートフォリオを組むのは無理でしょう。
手軽に世界中の金融商品へ分散投資できる、まさにロボアドバイザーの魅力ですね。
収益率
「収益率」タブを押すと、3分類の資産別の損益が表示されます。
世界的な株高の影響もあって、株式等のリスク資産で構成される「グロース」の伸び率が非常に高いですね。
グロース 低成長リスク対策 +51.63%(2018年1月21日時点)
インカム 低金利リスク対策 -0.04%(2018年1月21日時点)
インフレリスク対策 +16.27%(2018年1月21日時点)
株式で構成される「グロース」、商品で構成される「インフレリスク」は良い感じで評価益を伸ばしてます。
一方で債券で構成される「インカム」は相変わらず評価損益で±0%あたりをウロウロしてます。
よりリスクの高い金融商品が選ばれている現在の相場環境を反映していますね。
以上で、運用実績の報告でした。
ロボアドバイザーTHEOでの投資に興味を持った人は、まずは専用口座が必要となりますので、以下の公式HPのリンクから口座開設を行いましょう。
公式HP:ロボアドバイザーTHEO
以上、本日はここまで。
それでは!
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コメント
2018年1月プラスになってますか?
おかしいですね、わたしは2018年は1度もプラスになったことは無いですね。
1月30日現在-2.47%です。
グロース44%インカム40%インフレヘッジ16%とリスクは低いのに何が違うんでしょうね?
因みにwealthnabīは+0.41%と円高にも関わらず検討しております。
ぺけさん
コメントありがとうございます。
>2018年1月プラスになってますか?
どの時点で見るかによって差があります。
この記事を書いた1月20日前後であれば、前月比でプラスになってますが、そこから1月末に向かって落ち込んでいるようです。
1月31日時点のTHEOの状況を調べたところ、投資以来の累積リターンが+19.87%であり、1月20日前後時点と比べると約-3%下落しました。
>グロース44%インカム40%インフレヘッジ16%とリスクは低いのに何が違うんでしょうね?
インカムの割合が高ければリスクは低い(上下の振れ幅が小さい)というのはその通りかと思います。
インカムの中に足を引っ張っているETFがあるのかもしれませんね。
WealthNaviが好調と聞いて、私も次回の報告が楽しみです。
今後とも当ブログをよろしくお願いします。