THEO|手数料を最大35%値下げするColor Palette制度スタート!分かり辛いので代わりに解説します!

お金のデザイン

ロボアドバイザーの業界シェア上位のTHEO(テオ)が新たな手数料制度:THEO Color Paletteを発表しました。

 

投資家の状況に応じて最大35%も手数料を割り引く制度のようです。

 

さっそくTHEO Color Paletteを調べたところ、分かりづらいのなんのって。

 

そこで今回は代わりに超・分かりやすく解説します!

 

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THEO Color Paletteとは?

THEOはロボアドバイザーの金融商品です。

 

ロボアドバイザーとは、AI(人口知能)を活用した金融商品の総称で、自動的に投資ポートフォリオを構築・運用してくれます。

 

関連記事 ▶ THEO|ロボアドバイザーの運用実績をブログで公開(最新版)

 

今回のTHEO Color Paletteによる手数料制度が導入されることで、投資家が支払っていた手数料が安くなる可能性があります。

 

 => 公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

手数料はどうなるの?

これまでTHEOの手数料は一律1.0%(投資残高に対する)と決まってましたが、THEO Color Paletteの導入によってステージ制が始まります。

 

つまり投資家の投資額などに応じた優遇制度が始まることを意味します。

 

優遇の仕組みは下図の通りです。

 

カラー基準額に応じて手数料がホワイト(1.0%)~レッド(0.65%)まで幅ができるようになります。

 

「カラー基準額」の詳細は後程解説しますが、要するにたくさん投資している人ほど手数料特典を受けられる制度です。

 

現在の手数料制度との比較

上表が従来のTHEO手数料制度との比較です。

 

Color Paletteの導入によって変更になるのは赤字部分で、投資残高が1万円~3,000万円の投資家たちです。

 

3,000万円を超える部分、Color Paletteの条件を満たさない投資家は従来の手数料制度から変更ありません。

 => 公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

Color Paletteの適用条件

Color Paletteの適用を受けて手数料を安くするためには以下の2つの条件をクリアする必要があります。

 

  1. 出金を行っていないこと
  2. 積立て投資を行っていること

 

まず1点目ですが、3ヶ月ごとに行われるカラー判定期間内に出金してしまうと、Color Paletteの適用外となってしまいます。

 

お金の引き出しは厳禁です。

 

次に2点目ですが、THEOが機能提供している「積立て投資」を行っておく必要があります。

 

いくら多くの残高があっても、毎月積立てを行う設定がなされていないとColor Paletteが適用されます。

 

以上の「出金されない」と「積立て投資を行う」が満たされれば、下表の金額基準に応じてカラーが決定し、手数料の割引が決まります。

 

ブルー :1万円以上50万円未満 手数料は0.9%

グリーン:50万円以上100万円未満 手数料は0.8%

イエロー:100万円以上1,000万円未満 手数料は0.7%

レッド :1,000万円以上 手数料は0.65%

 

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金額基準が分かりづらい!

ここで一つ問題があります。

 

ブルー~レッドの金額基準の計算方法についてオフィシャルホームページを見ると、以下のように解説されています。

 

運用開始から対象期間内各月末までの入出金総額(入金総額 – 出金総額)を足して3で割った金額

[例] 対象期間Aの場合: (運用開始から4月末までの入出金 + 運用開始から5月末までの入出金 + 運用開始から6月末までの入出金)÷ 3

これ分かりますか?

 

私は頭が悪い 😯 のでピンときませんでした。

 

3分くらいにらめっこして、ようやく何となくわかった程度です。

 

こういったややこしい制度は、具体例を交えて説明があった方が分かりが良いと思います。

 

そこで私がかみ砕いて解説します。

 

THEO Color Paletteの適用を受ける具体的な方法

ここからはColor Paletteの適用条件について詳しく解説します。

 

カラー:ブルーを受ける方法

ブルーの手数料特典:0.9%(10%オフ)を受けるためには、運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均が1万円以上~50万円未満である必要があります。

 

具体例をあげて解説します。

【具体例】

◆前提条件

2017年1月にTHEOを始めた人で、2019年3月末までに10万円の入金、2万円の出金があった場合(つまり入出金総額は8万円)

 

◆2019年4月~6月の入出金の動き

毎月2万円ずつ積立て投資した

 

◆計算方法

  • 2019年4月末までの入出金総額:10万円
  • 2019年5月末までの入出金総額:12万円(この月に5万円入金があった)
  • 2019年6月末までの入出金総額:14万円

判定基準額=(10万円+12万円+14万円)÷3=12万円

 

◆判定

基準額=12万円は1万円~50万円の範囲内であるためカラー:ブルーと判定

 

カラー:グリーンを受ける方法

もう一つ具体例をあげてみましょう。

 

グリーンの手数料特典:0.8%(20%オフ)を受けるためには、運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均が1万円以上~50万円未満である必要があります。

 

【具体例】

◆前提条件

2017年1月にTHEOを始めた人で、2019年3月末までに50万円の入金、10万円の出金があった場合(つまり2019年3月末時点の入出金総額は40万円)

 

◆2019年4月~6月の入出金の動き

毎月15万円ずつ積立て投資した

 

◆計算方法

  • 2019年4月末までの入出金総額:55万円
  • 2019年5月末までの入出金総額:70万円(この月に5万円入金があった)
  • 2019年6月末までの入出金総額:85万円

判定基準額=(55万円+70万円+85万円)÷3=70万円

 

◆判定

基準額=70万円は50万円~100万円の範囲内であるためカラー:グリーンと判定

 

ここまでの説明で基準額とカラー判定方法について理解できましたか?

 

もし疑問が残るようでしたら、個別にお問い合わせください。

 

 => 公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

金額が条件に達してもColor Palette適用外になるケース

最後に金額条件を満たしてもColor Palette適用外になる最悪ケースについて説明しておきます。

 

これはいたってシンプル話で「出金」がノックアウト条件となります。

 

毎月積立てていようとも、投資残高が1,000万円を超えていようとも、カラー判定期間内に出金があった場合は適用外となり手数料は1.0%となるので注意しましょう。

 

 => 公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

まとめ

今回はロボアドバイザーTHEOの新手数料制度:Color Paletteについて解説しました。

 

  • THEO Color Paletteは従来手数料の35%オフとなる可能性を秘めた新制度
  • Color Paletteの適用を受けるために「出金しない」と「積立て投資を行う」の2つの条件を満たす必要がある
  • 必要条件を満たせば、月末時点の累積入出金額の平均でカラーが決まり、基準額が1,000万円を超えれば35%オフの手数料となる

 


 

以上、本日はここまで。

それでは!

 

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