小型株|3倍上昇株を探してみた!【初期スクリーニング篇】

株式

先日、「10万円から始める! 小型株集中投資で1億円」という本の書評記事をアップしました。

 

筆者は個別株式をこれまで避けていたのですが、この本の影響を受けて、3倍株や10倍株(テンバガー)になる小型株の探し方を学びたいと思うようになりました。

 

そこで書籍を参考にしながら小型株へ投資し、ブログで奮闘記を記事にしていきたいと思います。

 

今回はたくさんの銘柄の中からあの手この手でスクリーニングをかけてみた結果、8銘柄まで絞れた!って話を記事にまとめました。

 

 

「小型株集中投資で1億円を目指す!」記事の一覧

 

Twitterアカウントをフォローしていただければ記事の投稿や更新をお知らせします。

 

スポンサーリンク

有望な小型株の条件(書籍のおさらい)

本によると下記の条件が書かれていました。

  1. 時価総額が300億円以下
  2. 上場して5年以内
  3. 社員の平均年齢が若い
  4. 創業社長が現役
  5. 社長や経営幹部が大株主
  6. 高学歴の新卒社員がいる
  7. みんなが欲しいと思う商品を提供している
  8. 時価チャートが上昇トレンド

 

楽天証券SBI証券のスクリーニングツール(銘柄探しツール)を使っても、上記のうち「1.時価総額が小さい」しか検索することはできませんので手作業が必要のようです。

 

まずは上記条件のうち、

  1. 上場して5年以内
  2. 時価総額300億円以下と小さめで
  3. 社員の平均年齢が若い

の3つを使って絞り込み、4~8は絞り込まれた銘柄に対してじっくり調査することとしました。

 

1.時価総額が300億円以下と小さめ

楽天証券のスクリーニングツールを使って、時価総額10億円~300億円で検索したところ、約2,200銘柄がヒットしました。

 

この多数の中からお宝の小型株を探すのは至難の業です。

 

1-1.コンセンサスレーティング:5

そこでプロのアナリストによる評価である「コンセンサスレーティング」が「5:強気」となっている銘柄を検索したところ、下表の64名銘柄まで絞ることができました。

銘柄名取引所時価総額(百万円)
4334ユークスJQ5,870
6558クックビズ東M7,000
2483翻訳センターJQ7,092
9696ウィザスJQ7,402
3965キャピタル・アセット・プランニ東27,706
4026神島化学工業東28,344
9857英和東28,993
3627ネオス東19,336
5367ニッカトー東19,357
2196エスクリ東19,359
4440ヴィッツ東M9,555
6405鈴茂器工JQ10,776
6855日本電子材料東111,103
4396システムサポート東111,485
3030ハブ東111,738
3319ゴルフダイジェスト・オンライン東112,499
3093トレジャー・ファクトリー東112,504
6552GameWith東113,233
6175ネットマーケティング東113,876
6125岡本工作機械製作所東214,531
4662フォーカスシステムズ東115,527
8095イワキ東115,933
9514エフオン東116,186
5282ジオスター東216,206
2148アイティメディア東116,364
4350メディカルシステムネットワーク東116,547
4462石原ケミカル東116,553
6638ミマキエンジニアリング東116,565
3891ニッポン高度紙工業JQ16,748
2925ピックルスコーポレーション東117,083
7636ハンズマンJQ17,542
7033マネジメントソリューションズ東117,648
3798ULSグループJQ17,879
7987ナカバヤシ東117,939
3484テンポイノベーション東118,395
6161エスティック東219,741
6266タツモ東119,925
7069サイバー・バズ東M20,776
6590芝浦メカトロニクス東120,796
6050イー・ガーディアン東121,228
4082第一稀元素化学工業東122,058
3843フリービット東122,477
6677エスケーエレクトロニクスJQ22,669
6082ライドオンエクスプレスHLDG東122,863
5288アジアパイルHLDG東123,082
3676デジタルハーツHLDG東123,962
3073DD HLDG東124,715
4441トビラシステムズ東M24,729
9467アルファポリス東M24,809
6957芝浦電子JQ24,857
3040ソリトンシステムズ東125,503
2753あみやき亭東125,717
4113田岡化学工業東226,050
9795ステップ東126,322
4595ミズホメディー東226,767
3150グリムスJQ27,169
3196ホットランド東127,746
2183リニカル東127,783
4092日本化学工業東128,151
3756豆蔵HLDG東128,795
7618ピーシーデポコーポレーション東129,205
9450ファイバーゲート東129,209
7818トランザクション東129,904
3179シュッピン東129,926

 

2.上場から5年以内

次は上場5年以内でスクリーニングしてみます。

 

ネット証券の検索機能では実現できないため、手作業による調査が必要です。

 

上場年と平均年齢を調べる方法

Yahoo!ファイナンスの「企業情報」ページを使えば、「2.上場年」と次の「3.平均年齢」を同時に調べることができます。

 

下図の通り上場年月日と平均年齢が近い場所に表示されるので、一目で知りたい情報を得ることができます。

 

またアドレスバーの銘柄コードを修正すれば、次から次へ必要な銘柄の情報を調べていくことができます。

(「3179」の部分を知りたい銘柄のコードに修正すると素早く調べられる)

 

上場5年内でスクリーニングした結果

上場5年以内、すなわち「2015年以降に上場」を検索条件に加えたところ、下表の通り12銘柄まで絞ることができました。

証券コード銘柄名取引所時価総額
(百万円)
上場年
6558クックビズ東M7,0002017
3965キャピタル・アセット・プランニ東27,7062016
4440ヴィッツ東M9,5552019
4396システムサポート東111,4852018
6552GameWith東113,2332017
6175ネットマーケティング東113,8762017
7033マネジメントソリューションズ東117,6482018
3484テンポイノベーション東118,3952017
7069サイバー・バズ東M20,7762019
4441トビラシステムズ東M24,7292019
4595ミズホメディー東226,7672015
9450ファイバーゲート東129,2092018

 

3.平均年齢35歳台以下

書籍には「平均年齢が若い」と書かれていて、具体的に何歳という定義はありません。

 

筆者独自の見解ではありますが、いったん平均年齢35歳台以下を検索条件に加えたところ、12→8銘柄まで絞りこむことができました。

証券コード銘柄名取引所時価総額
(百万円)
上場年平均年齢
6558クックビズ東M7,000201732.8
4440ヴィッツ東M9,555201934.1
4396システムサポート東111,485201835.6
6552GameWith東113,233201730.5
6175ネットマーケティング東113,876201731.2
7069サイバー・バズ東M20,776201929
4441トビラシステムズ東M24,729201933.1
9450ファイバーゲート東129,209201834.9

8銘柄まで絞れれば、詳細まで調べることもできそうですね♪

 

今回はお宝の小型株の探し方を披露すべく、時価総額が300億円以下で上場して5年以内、そして社員の平均年齢が若い会社をスクリーニングしました。

 

次回の記事では、今回抽出した8銘柄に対して残る5つの条件で選別していきたいと思います。

【残る条件】

  1. 創業社長が現役
  2. 社長や経営幹部が大株主
  3. 高学歴の新卒社員がいる
  4. みんなが欲しいと思う商品を提供している
  5. 時価チャートが上昇トレンド

 

↓↓この記事の続き↓↓

 

【この記事で使ったツール】

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

 

株式投資を本格的に学べる専門学校をご紹介

この記事で説明した「3倍上昇株」は株式投資の1つの手法に過ぎません。

 

しっかり地に足をつけて体系的に学びたい人におすすめなのが、ファイナンシャルアカデミー社の「株式投資スクール」です。

株式投資スクール

ファイナンシャルアカデミーとは、日本最大の投資の専門学校です。

 

筆者も不動産投資を始める前に受講し、質の高い講師に学ぶことができ、結果的に約1億円の物件を金利1%前半という圧倒的有利な融資条件で購入できました。

 

投資は小手先のスキルを学ぶ以上に、基本をしっかり身に付けることが重要です。

 

ファイナンシャルアカデミーでは、まず基本をしっかり抑えるところから入り、段々とテクニック面も教えてくれるので、体系的に株式投資を学ぶことができます。

 

これから始める人や、既に投資してるけどうまくいってない人にもおすすめです。

株式投資スクールの無料体験会を詳しく確認する

 

安定的な配当が欲しい人におすすめ投資商品

3倍上昇株は大きなリターンで魅力があるものの、なかなか見つけづらいし、一歩間違えると大損失にもつながりかねないリスクがあります。

 

そんな株式投資のリスクに不安を感じる人には、ソーシャルレンディングという投資商品をご紹介します。

 

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディング概要

ソーシャルレンディングとは、個人投資家が企業へ融資(お金の貸付)を可能にするプラットフォームです。

 

融資と言えば、以前は金融機関だけが行うものでした。

 

しかしソーシャルレンディングが仲介することでし、個人投資家とお金を借りたい企業に新たな融資のチャンスが生まれました。

 

ソーシャルレンディングの利回りは?

ソーシャルレンディング事業者ごと、融資案件ごとに利回りは異なります。

 

業界平均利回りは8%前後※と言われています。

定期預金であれば、利回りが高い銀行でも0.1~0.2%と言われる世の中で、ソーシャルレンディングの利回りの高さは魅力的で、どんどん投資家の数が伸びています。

株式投資ほどの派手な利回りは出ないものの、選択さえ間違えなければ安定的に平均8%の利回りが出ていると考えると魅力的な投資商品ではないでしょうか。

(※参考:クラウドポート社の2017年度調査)

 

ソーシャルレンディングのリスク

ソーシャルレンディングは投資商品ですので、もちろんリスクもあります。

 

特に注意が必要なのは、以下の2点です。

  • 融資先企業に貸倒れが出るリスク
  • ソーシャルレンディング事業者自体の経営が立ち行かなくなるリスク

 

投資家は、融資案件の内容やソーシャルレンディング事業者をしっかり分析したうえで投資する必要があります。

 

代表的なソーシャルレンディング事業者

ソーシャルレンディング事業者は20を超えるとも言われています。

 

筆者も実際に投資中で、初心者におすすめできる代表的な事業者を3つご紹介します。

 

1つ目のクラウドクレジットは、海外事業者への融資に特化したソーシャルレンディングで、海外ならではの高利回り案件が魅力です。

また伊藤忠商事やマネックスグループなどの優良企業から出資を受けるなど、業界内・外からの評判も高い事業者です。


公式HP:ソーシャルレンディングCrowdcredit

 

2つ目のFundsは、アイフル社やデュアルタップ社といった有名な上場企業による連帯保証がつくことで安全性を高めています。

従来のソーシャルレンディングはファンド組成企業の財政状態に不安が募るものばかりでした。

その点でFundsはファンドの「信用」に気を使ったサービスだと思います。

Funds

公式サイト:Funds

 

3つ目のOwnersBookは不動産専門のソーシャルレンディング事業者です。

2017年9月には運営会社のロードスターキャピタル社が東証マザーズ市場に上場しました。

公式サイト:OwnersBook

 

ソーシャルレンディングは新興の投資商品ではありますが、初期からビジネスをしている会社は5年以上も実績を出していますし、私のような投資経験者も増えてきました。

 

世界のソーシャルレンディング市場はもっと盛り上がっていて、日本も今後勢いが増していくと見られている業界ですから、投資を検討してみてはいかがでしょうか。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

この記事がお役に立ったなら、こちら↓をクリックして頂けると嬉しいです!

ブログランキング・にほんブログ村へ

(ブログ村というランキングサイトで上位表示されやすくなります)

コメント

タイトルとURLをコピーしました