クラウドポート社が2019年1月からサービス開始したばかりの貸付投資:Funds(ファンズ)が話題になってます。
【Fundsが引き起こした主な評判】
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出だしは派手に好調ですが、Fundsの本当の評判はどうでしょうか?
客観的な情報をもとに分析してみました。
結論!Funds(ファンズ)の評判は?
徹底的に分析した結果、良い口コミが非常に多くFundsの評判は総じて素晴らしいことが分かりました。
その一方でいくつかの不安要素から懸念を持つ意見もあります。
良い/悪い評判の詳細について、客観的な事実をもとに解説します。
誰が見ても明らかにFunds(ファンズ)の凄いところ!3選
超有名・優良企業との提携であったり、コンテストの賞であったり、誰が見ても明らかに凄い!という点が3つあります。
Funds(ファンズ)のすごいところ 1.伊藤忠商事との戦略提携!(業界2社目)
2019年8月にFUNDSを運営するクラウドポート社は、国内大手商社:伊藤忠商事と戦略的パートナーシップを締結すると発表しました。
伊藤忠グループと言えば、御三家とも言われる超大手企業グループです。
伊藤忠商事との協業により、Fundsに参画する企業の拡充や顧客基盤の拡大といった営業面での協力体制を築く模様です。
今後はどんどん新しいファンドが登場するかもしれませんね♪
なおソーシャルレンディング業界で唯一クラウドクレジットが伊藤忠商事と業務提携していましたが、Fundsは第二号となります。
Funds(ファンズ)のすごいところ 2.すごいベンチャー100に選出!
週刊東洋経済の2019年8月24日発行号の「すごいベンチャー100」という特集で、クラウドポート社のFundsが選出されました。
サービス開始からわずか半年で1万人の会員を獲得したこと、募集金額1億円超、販売ファンドが1分以内に完売するなどの人気ぶりが評価されたものと思われます
東洋経済のようなメジャーな経済誌に載ったことで、投資をしたい個人やファンドを組成したい企業からの問い合わせも多数届いていることでしょう。
Funds(ファンズ)のすごいところ 3.電通のアクセラレーションプログラムに採用
電通がスタートアップ企業の成長を促進するアクセラレーションプログラム「GRASSHOPPER」に、Fundsを運営するクラウドポート社が採択されました。
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何がすごいの?って思う人も多いかもしれませんが、凄いことです!
まずは広告最大手の電通社が、様々な企業との協業・共創による新たな事業展開・開発の可能性を探ったり、電通の投資部門が投資を行うなど、至れり尽くせりのバックアップをしてくれます。
またクラウドファンディングの草分けであるCAMPFIREを創業した家入一真さんなど蒼々たるメンバーがメンターを務めて、アドバイスももらえるようです。
クラウドポート社の成長が加速度的に上がっていくかもしれません♪
良い評判8選!
次にポジティブな良い評判からご紹介します。
良い評判1.有名な個人投資家も続々と参戦
最近、投資をする前にブロガーから情報を集める人が多くなっています。
ブロガーもテキトーな人からストイックで客観的に評価する人まで玉石混合ですが、多くの愛読者を持つ有名ブロガーたちがFundsへの投資に乗り出しているようです。
著名な投資ブロガーといえば私の頭にすぐに浮かぶのは「あっきん」さんですが、やはりFundsに投資したそうです。
Funds(ファンズ)に10万円投資しました!!
初心者は「高利回りはどのファンドか??」ではなく、「リスクが低いのはどのファンドか??」かで投資ファンドを選択するのがオススメです。
リスク管理が一番大事。https://t.co/rj9VzcySQW @ipomechanicさんから— メカ@株式型クラファン専門家 (@ipomechanic) January 24, 2019
月間100万PVを誇る人気投資ブロガーのメカニックさんもFundsに投資したようです。
筆者は個人的な親交もあるので思いを聞いたのですが、Fundsへの期待値は高いそうです。
【ブログ追記しました】
ソシャレンの1月実績追記しました。
合計で +1,692円(元本38万円)です。また今月からスタートしたFundsにも10万円投資したので、その事も書きました。https://t.co/WPIQNHxA5u
— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) January 27, 2019
最近投資ブログでよくお見掛けするbank-academyの小林さんも、やはりFundsへの投資を実行した模様です。
新しい投資で大人気「Fundsファンズ」50万円投資済み。少額の分散投資に最適 https://t.co/8CehxbAxRu #ファンズ
— IPOで復活の軌跡 (@ipodefukkatu) January 24, 2019
累計4,000記事を誇る人気ブログ「IPOで復活の軌跡」の管理人さんも、やはりFundsへ参戦したようです。
ソーシャルレンディングの実績を最新化しました(^^♪
ソーシャルレンディングは事件続きなこともあり、投資額を抑えています。ただ、Funds(ファンズ)というちょっとスキームを変えた貸付投資が登場したので、期待しています(#^.^#)
詳細⇒https://t.co/M9sEhONbDP pic.twitter.com/4ydeddsqQX
— 鈴@セミリタイア(FIRE)生活中 (@semiritaia_suzu) January 10, 2019
投資でセミリタイアされた鈴さんも「期待」と明言されています。
このように有名投資ブロガーがこぞって投資し、しかも評価が高い傾向がハッキリ出ています。
@Funds_jp
1号ファンドは即座に満額申し込み
デュアルタップ<3469>は1月8日、クラウドボートとの業務提携により1円から投資を行える不動産ファンド「Funds」の提供を開始すると発表。その後株価は急伸する展開。その「Funds」の1号案件の募集を開始して募集金額2620万円が54秒で満額申し込みを達成。— 馬渕磨理子 (@marikomabuchi) January 25, 2019
最後におまけで、美人・金融アナリストの馬淵さんも注目されているようです。
良い評判2.不正と元本損失が起きづらいスキーム
Fundsはソーシャルレンディングと同じ仕組みと考えられがちですが、実は一部仕組みが異なる部分があり、それによって資金の不正利用と元本損失が起きづらくなっています。
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上図がFundsの仕組み図です。
まず1つ目のソーシャルレンディングとの違いは資金を募る「CP=クラウドポート」とファンドを運営する企業が全く異なることで、資金の不正利用が起きづらいという点です。
ソーシャルレンディングは資金を集める企業とファンドを運営する企業がグループ一体となっていたことで資金の不正利用が後を絶ちませんでしたが、この2つの役割が明確に別企業となることで牽制機能が効くようになるでしょう。
2つ目のソーシャルレンディングとの違いは、最終の融資先が倒産してしまっても、ファンド組成企業のグループ子会社さえ倒産しなければ投資家にきちんと返済される点です。
投資家はファンド組成企業の良し悪しさえ見定めれば良いことを意味します。
良い評判3.最低1円から投資可能な気軽さ
Fundsのファンドは1円から投資できます。
近年、少額で投資可能な金融商品が増えているものの、1円から投資可能なんて商品は非常に珍しいです。
Fundsと似たビジネスモデルのソーシャルレンディングでは、せいぜい最低投資額が10,000円です。
株式や投資信託を見渡しても1円からなんて聞いたことがありません。
少額から投資可能となれば投資家は機会損失を減らすことができたり、貯金が少ない若者達も気軽に参加できるなど多くのメリットが考えられます。
良い評判4.クラウドポート社長はこの分野のプロ
クラウドポートの社長は藤田 雄一郎さんです。
藤田社長はソーシャルレンディング大手:クラウドバンクの取締役を務めていた時期もあり、ソーシャルレンディングに精通した人物です。
Fundsをサービスリリースするにあたり、「評判が良い理由」の2や3に書かれているような従来ソーシャルレンディングが抱えていた課題を解決しています。
クラウドバンク時代の運営経験を通じて、投資家の生の声を知っている藤田社長だからこそのアイデアも多分に含まれているでしょう。
【クラウドバンクの評判や運用実績の記事はこちら】

評判が良い理由5.ファンド組成企業は優良企業ばかり
現在、Fundsのファンド組成企業はアイフル社やデュアルタップ社などの上場企業が占めています。
また今後もファンド組成企業の信用を重視することをFundsは名言しています。
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投資家は投資した元本に損失が出るリスクを最も恐れていますので、その点を信用力でしっかり抑えているFundsは同業他社より評判が良いのも納得です。
良い評判6.優良企業ファンドなのに魅力的な利回り
Fundsは企業の信用力をもとにしたファンド、すなわち社債のような金融商品です。
Fundsのファンドは利回り1.5%~6%が目安となっており、優良企業の社債(のような金融商品)にしては魅力的な利回りだと思います。
他の優良企業の社債の利回りと比較してみましょう。
例えばSBIホールディングスやマネックスグループの社債はというと、それぞれ利回り0.48%と0.50%です。
単純に考えれば、Fundsはこの2社の3倍~12倍の利回りと圧倒していることが分かります。
良い評判7.UI/UXが素晴らしく使いやすいシステム
Fundsのマイページ画面を見ると必要な情報がしっかり乗ってあって、しかも情報量は最低限なので見やすいな~としみじみ思います。
例えば下図はマイページのトップ画面ですが、資産総額、投資中金額、デポジット残高が金額とグラフィカルに表現されています。
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情報はしっかりあるのにスッキリした感じが伝わりますよね。
またUI/UXは使い勝手の部分だけでなく、二段階認証が設定できるなどセキュリティ面への配慮もあります。
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おそらくソーシャルレンディング業界を見渡しても初の二段階認証ではないでしょうか。
良い評判8.ホリエモンも注目!
投資家、ブロガー、ホリエモン等の著名人からも言及され、新登場の金融商品として近年まれに見る注目度です。
これ良さげ!ロケットの資金調達に使いたい
スマホで貸付ファンドに投資できるマーケットプレイス「Funds」をクラウドポートが公開 (TechCrunch Japan) –https://t.co/omZO8mHFQ5— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) January 8, 2019
4年ほど投資ブログを続けてきた私の肌感覚ではロボアドバイザー:THEOが登場した時に匹敵するようなムーブメントを感じています。
Fundsの悪い評判
Fundsの評判が良いことは本当のようですが、悪い評判として少なくとも3つの不安要素があります。
悪い評判1.Funds運営会社が設立わずか2年という不安
クラウドポート社は設立が2016年11月なので、設立からわずか2年強のベンチャー企業です。
非上場企業なので決算書を確認することもできないため、クラウドポート社の信用力が不安として残ります。
関連記事 ▶クラウドポート|新金融商品:Funds(ファンズ)の最大のリスクとは? |
万一クラウドポート社が倒産すると、少なくとも投資家は迷惑を被りますし、ある条件が揃えば投資元本の損失にも繋がります。(詳しくは上記関連記事を参照のこと)
悪い評判2.適切な審査ができる組織なのか?
クラウドポート社はFundsをスタートする前までは、Webメディア事業を行っていました。
そうすると金融商品を提供する前提で人材を確保してないことが予想され、ファンドの適切な審査を行う人材・組織が整っていない懸念があります。
解決策:アドバイザリーボードを活用したガバナンス構築
悪い評判の2つに共通して言えるのは、金融商品の提供企業としてちゃんとした運営ができるのか?に尽きると思います。
一つの解決策として、クラウドポート社はFundsのリリース一か月前にプレスリリースを出したアドバイザリーボードの新設があります。
関連記事 ▶ クラウドポート|アドバイザリーボード新設!いよいよサービススタート? |
ボードメンバーには東京大学名誉教授・伊藤元重氏や元財務事務次官・佐藤氏といったエキスパートの名前が連なっており、心強い陣容です。
しかしアドバイザリーボードは外部の第三者的なアドバイスに過ぎず、実際にそれを社内に作り上げるのはクラウドポート自身が行う必要があります。
投資家としては魅力ある商品組成を願う一方で、足元のガバナンス体制の構築もしっかりしてもらえることを切に願います。
ここまでFundsの評判を見てきましたが、総じて良い印象を持たれる人がおおいかもしれません。
しかしあくまで投資商品ですから相応にリスクもあります。
どのようなリスクがどんな場面で生じるのか理解したうえで、投資の最終決断をおこなってください。
Fundsの始め方
ここまでFundsの評判を徹底分析してきました。
最後の方は少し不安も感じる内容でしたが、冒頭にも書いたように総じて評判が良いことは間違いありません。
Fundsを始める際は専用の口座開設が必要で、少なくとも3日~1週間程度の時間を要します。
今後、新しく組成されるファンドも軒並み人気で即完売することが予想されます。
投資を検討している人は早めに口座開設の手続きを済ませておくことをおススメします。(口座を持つだけなら無料)
Fundsの始め方の詳細は以下の記事をご参照ください。
関連記事 ▶ Funds|口座開設方法を【超】詳細まで解説します |
Fundsの関連記事
以上、本日はここまで。
それでは!
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