最近、年収について調べていたところ、読書と収入の高さが関係あるという情報を目にしました。
筆者も若いころに「30~40台には1,000万円の給料をもらってたいな・・・」といったことを漠然と考え、本を読み漁ったり資格勉強してみたりと試したものです。
その情報筋によると、サラリーマンで1,000万円を貰う人と500万円以下しか貰えない人の間で、読む本の質や量が違う傾向があるそうです。
そこで今回はサラリーマンで高収入を得るための読書法をご紹介します!
高年収と平均以下の人の読書に関する共通点
2019年に人材採用大手のパーソルキャリア社が、1,000万円の高年収層と400~500万円程度の平均層についてそれぞれ400人ずつアンケートを取りました。
両者には2つの共通点がありました。
読書の量
まず読書の量ですが、1カ月に1冊も「読まない」と答える人が両者とも最多でした。
高年収=勉強熱心と思いきや、意外とそうでもない人も多いようです。
割合にすると・・・
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やはり8%ほど平均年収層の方が読書をしない人が多いようです。
読む本の質
どんなジャンルの本を読んでるかというと、1,000万円層と平均年収層ともに小説が最多でした。
高年収といったら小難しい本を読んでいるのかと思ったら、意外にストーリー性のある本を好むようです。
割合にすると・・・
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ということで、小説好きは平均年収層が9%ほど高年収層を上回るようです。
読書量の違い
ここからがこの記事の本題です。
本を読む量が年収差によってどのような違いが生じるのか確認してみましょう。
冊数 | 年収1,000万円以上 | 平均的な年収 | 差 |
1冊 | 23.1% | 17.2% | 5.9% |
2冊 | 13.3% | 11.1% | 2.2% |
3冊 | 8.9% | 7.0% | 1.9% |
4冊 | 3.5% | 4.9% | ー 1.4% |
5冊以上 | 14.6% | 15.2% | ー 0.8% |
上表を見ても分かる通り、月にそこそこ本を読むと答えた1冊~3冊では年収1,000万円以上の層が上回りました。
逆に4冊以上の多読家は平均的な年収層が上回りました。
ここからできる推察として、年収1,000万円以上の人は読書の大切さを知る人が多い一方で、1冊1冊を大切にして自分のものにしようとする姿が伺えます。
一方の平均的な年収層で本を読む人は多読を好む傾向にあるようで、月に何冊も読むのですが、本当に身になっているのか懸念されるところです。
読む本の種類の違い
次に読む本の種類の違いについて考察を書きたいと思います。
ジャンルの違い
ジャンル | 年収1,000万円以上 | 平均的な年収 | 差 |
ビジネス書 | 26.6% | 8.5% | 18.1% |
専門書 | 10.5% | 6.9% | 3.6% |
自己啓発書 | 9.6% | 5.3% | 4.3% |
雑誌 | 6.8% | 7.4% | ー 0.6% |
漫画 | 2.3% | 20.0% | ー 17.7% |
本の種類については、先ほどの量よりも顕著に年収ごとの傾向が表れます。
年収1,000万円層はビジネス書、専門書、自己啓発書など自分のキャリアをに関わる書籍を読みます。
一方で平均的な年収層は雑誌や漫画といったキャリアと関係無い読書を好むようです。
本の質の違い
年収に応じた読書の違いは、単にジャンルだけでなく、質の違いもあるようです。
年収1,000万円以上のサラリーマンは『エクセレント・カンパニー』、『ビジョナリー・カンパニー』、『コトラーのマーケティング入門』といった世界的な名著を好む傾向にあります。
一方の400~500万円の平均的な年収層は『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』、『伝える力』など最近話題の本を好む傾向にあります。
長期的に自分の知識となり糧となりうるのがどちらか?を問えば、言わずもがな前者の世界的な名著であることは明らかです。
ビジネス書だからといって読みやすいくビジネス現場に直結するような本ばかりを選ばずに、長期的な視点で組織を作ったり変革したりするのに役立つ古典も手に取れば、将来的な年収アップも狙えるかもしれませんね。
以上、今回は読書と年収の関係について記事にまとめてみました。
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以上、本日はここまで。
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