(2021年3月31日時点の運用実績データに更新しました)
楽天証券のロボアドバイザー:楽ラップの最新の運用実績をブログで公開します。
楽ラップとは、楽天証券が2016年7月にスタートしたロボアドバイザーサービスで、私はサービススタート当時から運用を続けています。
様々なメディアへの露出によってロボアドバイザーの存在を多くの人が知るようになりました。
しかし利回りは何%なのか?本当に儲かるのか?といった情報はあまり多くありません。
そこで当ブログを通じてロボアド投資の真実を発信し、参考なれば嬉しいです。
(ロボアドバイザー:楽ラップの無料診断を試したい人はこちら↑)
楽ラップとは?
楽ラップとは、大手ネット証券の楽天証券が2016年7月に開始したロボアドバイザーです。
そもそもロボアドバイザーって何?
投資家の嗜好に合わせて投資ロボットがポートフォリオの提案や、自動売買をしてくれるサービスです。
過去の大量データの分析結果から最適なポートフォリオを提案してくれるという仕組みです。
投資をする際は「何に?」、「どのくらい?」、「どのタイミングで?」といった悩み事がつきものです。
楽ラップなら自分の代わりに運用してくれるので、悩むようなことはありません。
自分の考え方や目的に合わせた資産運用が簡単に始められます。
少額であっという間に始められる!
たった2分の質問に答える程度でロボアドバイザーが自分にあった運用コースを提案してくれます。
提案を見るだけなら無料で、始めるにあたってもわずか10万円からスタート可能です。
楽天証券に口座があれば、専用口座の開設も不要で簡単に申込むことができます。
ロボアドはこんな人におすすめ!
ロボアドバイザー楽ラップは投信の銘柄選び、運用、リバランスなど投資におけるあらゆる工程を自動化してくれます。
しかもテキトーにやっているのではなく、過去データに基づきその人の投資嗜好にとって最適な選択をしてくれるのです。
そのような特徴から以下のような人におすすめの投資商品です。
- 普段の生活が忙しくて投資商品を選ぶ時間が無い人
- 投資に興味あるけど知識が無いから不安な人
公式HP:楽ラップの無料診断を試してみる |
楽ラップのリスクは?
楽ラップは国内・海外の様々な投資商品を対象としたインデックス投資信託で運用を行います。
投資家は株式価格変動、為替変動等のリスクを負うことになります。
ロボだからといって運用損失のリスクから逃れることはできません。
楽観視するのは禁物です。
楽ラップの運用実績を確認
本題の運用実績を見ていきましょう。
楽ラップの運用実績を確認する画面は、楽天証券のマイページに内包されています。
楽天証券にログインし、タブメニューの右端にある「楽ラップ」のタブをクリックします。
最新の運用実績は?
(上図は楽ラップ2021年4月1日時点)
楽ラップのマイページトップ画面に現在の評価額が表示されます。
直近の評価額は125,273円、投資以来の損益は+25,273円と高い評価額をキープしてます。
2018年2月の米国発の世界的な株安をきっかけに楽ラップポートフォリオも下落していましたが、2月後半から落ち着きを取り戻してきた感があります。
過去の運用実績の推移は下表のとおりです。
一時的な下落はあるものの、元本割れせずにずっとプラス収益で運用で、投資以来の利回りは約25.3%です。
<楽ラップの評価額の月次推移(過去1年分)>
月度 | 評価額 (円) | 収益額 (円) |
2020年4月 | 109,349 | +9,349 |
5月 | 111,229 | +11,229 |
6月 | 112,481 | +12,481 |
7月 | 113,763 | +13,763 |
8月 | 115,394 | +15,394 |
9月 | 114,395 | +14,395 |
10月 | 112,922 | +12,922 |
11月 | 118,798 | +18,798 |
12月 | 120,691 | +20,691 |
2021年1月 | 118,798 | +18,798 |
2月 | 121,630 | +21,630 |
3月 | 125,273 | +25,273 |
<楽ラップの利回りの月次推移グラフ>
楽ラップのポートフォリオ
次に楽ラップのポートフォリオを見てみましょう。
事前のQ&Aをもとに、自動的にインデックス投信でポートフォリオを組んでくれます。
楽ラップトップ画面から下へ画面を進めると、楽ラップが私のために組んでくれたポートフォリオの配分金額・比率が表示されます。
楽ラップは適時ポートフォリオをリバランスをする機能もありますが、年に2回の定期見直し以外は、基本的に毎月何かが変わるということはありません。
<2021年4月1日時点のポートフォリオ>
投資ファンド分類 | 配分金額 | 配分比率 |
---|---|---|
● 国内株式 | 14,980 円 | 13.0 % |
● 外国株式 | 26,896 円 | 23.4 % |
● 国内債券 | 12,471 円 | 10.9 % |
● 外国債券 | 48,647 円 | 42.3 % |
● REIT(リート) | 8,335 円 | 7.3 % |
● その他 | 0 円 | 0.0 % |
● 現金等 | 3,549 円 | 3.1 % |
<2021年4月1日時点のポートフォリオ>
投資ファンド分類 | 配分金額 | 配分比率 |
---|---|---|
● 国内株式 | 15,349 円 | 13.7 % |
● 外国株式 | 26,096 円 | 23.2 % |
● 国内債券 | 14,033 円 | 12.5 % |
● 外国債券 | 41,571 円 | 37.0 % |
● REIT(リート) | 11,884 円 | 10.6 % |
● その他 | 0 円 | 0.0 % |
● 現金等 | 3,428 円 | 3.0 % |
数か月前と比較すると、債券の比率が下落して株式の比率が上がっていることが分かります。
おそらく2018年末の株式市場の下落から2019年になって回復基調になっていることがポートフォリオの割合に影響を与えていると推測されます。
<2019年11月22日時点のポートフォリオ>
投資ファンド分類 | 配分金額 | 配分比率 |
---|---|---|
● 国内株式 | 15,503 円 | 14.3 % |
● 外国株式 | 22,157 円 | 20.5 % |
● 国内債券 | 12,698 円 | 11.7 % |
● 外国債券 | 43,327 円 | 40.0 % |
● REIT(リート) | 11,158 円 | 10.3 % |
● その他 | 0 円 | 0.0 % |
● 現金等 | 3,379 円 | 3.2 % |
私のポートフォリオは債券が50%以上を占めてますので、安全性重視の構成です。
しかしポートフォリオ構築時と比べると、若干ながら株式の割合が増えてきました。
おそらく株式の方が運用好調なので評価額が上昇した結果、ポートフォリオのバランスが崩れてきたものと想像できます。
保有中のインデックスファンド
楽ラップは専用のインデックス投信で資産運用が行われます。
インデックス投信は数が限られており、基本的には銘柄の追加・削除といった動きはおきません。
現在、楽ラップで保有中のインデックスファンドは下表の通りです。
<2021年4月20日時点>
銘柄/ファンド名 | 評価損益 |
---|---|
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | +3,183 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国株式<ラップ向け> | 0 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> | +667 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | +40 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +2,970 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | +277 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | +30 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国債券<ラップ向け> | +16 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | +58 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +936 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | +392 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +491 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン2 | +20 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> | +1,310 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> | +370 円 |
評価損益額合計 | +10,760 円 |
<2019年4月23日時点>
銘柄/ファンド名 | 評価損益 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | +3,160 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> | +1,021 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | +268 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +3,262 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | +428 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | -167 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | +108 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | -147 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | +515 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +93 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> | +662 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> | +749 円 |
評価損益額合計 | +9,952 円 |
<2018年11月23日時点の楽ラップポートインデックス投信>
銘柄/ファンド名 | 評価損益 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン | +3,355 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 新興国株式<ラップ向け> | +807 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン | +1,121 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | +2,113 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン | +336 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン | -422 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン | +79 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | -959 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン | +269 円 |
【楽ラップ専用】ステート・ストリート米国社債インデックス・オープン(為替ヘッジあり) | -395 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 国内リート<ラップ向け> | +289 円 |
【楽ラップ専用】たわらノーロード 先進国リート<ラップ向け> | +400 円 |
評価損益額合計 | +6,993 円 |
他の楽ラップ投資家は儲かってるの?
ここまで書いた通り、私の楽ラップ資産運用はしっかりプラス利回りを確保し、儲かってますが、他の投資家はどうなの?って気になりますよね。
実は全投資家の運用成績を知る方法があります!
楽ラップは各投資家へ提供するポートフォリオにコース番号を振っており、コース番号別に運用実績が公開されているのです。
そこで他の投資家の利回りを見てみましょう。
(以下、実績値は2018年1月時点のデータ)
人気No1の運用コースは1000600
楽ラップに申込み時点でに最も選ばれた運用コースは、「1000600」(28%)でした。
実は私も1000600コースが持つ以下の特徴を気に入ったため、実際に投資して今も運用しています。
|
「1000600」は楽ラップの中では、比較的低リスクの運用コースです。
1000600の人気の理由ですが、おそらく楽ラップの投資家は長期資産運用の志向が強いことから、過度にリスクをとらずじっくり運用できる同コースを選んだものと推測できます。
それを証明するように、最もリスクの高い「1000500」コースを選んだ投資家はわずか3%程度に留まっています
(引用:楽ラップ 申込時の運用コースの分布(2018年2月28日時点) https://wrap.rakuten-sec.co.jp/news/data.html)
楽ラップの運用コース別の運用実績推移
(グラフ:楽ラップHPの「各運用コースのパフォーマンスデータ」から筆者が独自作成)
上図は楽ラップの全コースの雲鷹実績について、サービススタート時点の2016年7月を10,000とした場合の評価額推移を表したものです。
実績トップのコース番号:100500、100900は30%以上もプラスの利回りが出ています。
一方で実績が最低のコース番号:100100でも5%のプラス利回りが出ているので、サービス開始時点から投資している人はどのコースを選んでもプラスになっているはずです。(2018年1月時点)
ちなみに私の運用コース:100600は下から2番目の運用パフォーマンスという何とも寂しい結果です・・・。
公式HP:楽ラップの無料診断を試してみる
楽ラップ積立てサービスが開始
2017年11月から楽ラップで積立て投資ができるようになりました。
ライバルのロボアドバイザーであるTHEOやWealthNaviは既に導入してますので、楽ラップでも待ちに待った積立て投資のスタートです!
【積立て投資の関連記事】 |
楽ラップの積立てとは?
楽ラップの積立は、顧客に代わって楽ラップが自動で毎月、増額注文をしてくれます。
積立て投資のメリットは何と言ってもリスクの低減です。
株式・投資信託の運用において必ず起きる相場の上げ下げも、積立で投資することで「時間分散投資」の効果が発揮され、一度に投資するよりもリスクを抑えることができます。
楽ラップの積立ては月々1万円から
楽ラップの積立は、最低1万円から1円単位で積み立てることが可能です。
1万円からなので、無理なく続けられますね。
1つ注意点としては、楽ラップを始めること自体は引き続き最低金額10万円である点です。
10万円で楽ラップポートフォリオを作り、毎月1万円以上の積立てが可能ということです。
(画像引用:楽ラップHP https://wrap.rakuten-sec.co.jp/tsumitate/)
公式HP:楽ラップの無料診断を試してみる |
以上、本日はここまで。
それでは!
Twitterアカウントをフォローしていただければ記事の投稿や更新をお知らせします。
ブログランキング↓を押して頂けると、より多くの人に読んでもらえるので嬉しいです!
【こんな記事も読まれてます】
楽ラップ|楽天証券のロボアドバイザーをやってみた!実績報告(2017年3月版)
コメント