property+|年間3~4%と高い利回りのクラウドファンディングproperty+は危険なのか?

クラウドファンディング

今回は社交ダンスCMで評判(笑)の不動産投資型クラウドファンディングのproperty+(プロパティープラス)についてご紹介します。

 

この記事を掲載するちょうど1年前の2021年6月から、ファンドの販売はスタートしました。

 

概ね3~4%と高い利回りで募集されているのですが、ハイリスク・ハイリターンの言葉あるように、本当に投資して大丈夫なのか、不安ですよね。

 

property+が危険じゃないのか?調査してみたところ、驚きの事実に気が付きました。

– > property+のホームページで詳細を確認

 

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property+とは?

一言でクラウドファンディングと言ってもいろんな種類があります。

 

その中でも、property+は不動産投資型のクラウドファンディングサービスを提供しています。

 

不動産投資型クラウドファンディングとは?

不動産投資型クラウドファンディングとは、多くの投資家から「①出資」を募り、集まったまとまったお金を使って高額な「②不動産を購入して運用する」というものです。

 

不動産運用による「③賃料や売却で得た利益」を、投資家へ「④配当・元本償還」として配分します。

 

この記事のタイトルにあった利回り3~4%というのは、上図の「④配当・元本償還」を指します。

 

property+に投資するメリット

property+に投資する主なメリットをまとめてみました。

 

メリット① 少額で不動産投資ができる!

property+はわずか1万円から投資を始めることができます。

 

通常、不動産投資を始めようとすると頭金や諸経費で100万円以上かかることが一般的です。

 

筆者も1棟の不動産オーナーですが、約1億円の物件に800万円ほどの初期費用を払いました。

 

同じ不動産投資型クラウドファンディングでも、みんなで大家さんのように最低投資額:100万円としているサービスもあります。

 

1万円から始めるなら、毎月の貯金をこちらに回すなど気軽に始めることができますね。

 

メリット② 投資対象の物件がすばらしい!

他の不動産投資型クラウドファンディングだと中古の築古物件を扱うケースもありますが、property+は自社展開のデザインマンション:quador/Brancheへ投資します。

quador/Brancheシリーズはデザイン面で優れているうえ、主要都市で駅徒歩10分以内の場所に建てることにこだわっているそうです。

 

物件も立地も良いとなると、空室率も低くなることから、クラウドファンディングのファンド運営が失敗するリスクも低いことが予想できます。

property+のホームページで詳しく確認する

 

メリット③ 優先劣後出資で投資家の元本割れリスクを軽減

property+では投資家で集めた投資家だけでなく、運営者のproperty+自らも出資して、同じ物件に投資を行います。

 

共同出資した時に問題になるのが、分配金が予定より下回った時にどちらが損をするのか?もしくはみんなで損を負担し合うのか?という問題です。

 

property+では優先劣後出資という仕組みで、投資家=優先、property+事業者=劣後として、損失はproperty+側が先に負うことになっています。

 

損が出た時に、優先してproperty+が引き受けてくれる、投資家から見て優しい仕組みです。

 

property+の劣後出資比率は?

ここで気になるのは、何%ほどproperty+が劣後出資として負担してくれるのか?

 

販売中ファンドのページを見ると、以下のように出資比率について言及がありました。

プロパティプラスは新築や築浅の自社開発物件を、基本的にインカムゲインのみで運用するボラティリティの低い(安定的な)スキームです。

本ファンドの劣後出資比率は4%程度で、この劣後出資によって一定のリスク対処がなされていると考えています。

 

他の不動産投資型クラウドファンディングが劣後出資比率を10~20%くらいで設定していることを考えると、property+の劣後出資比率は相対的に低いな~と筆者は思いました。

 

一方で引用コメントにもあるとおり、自社開発の新築デザイナーズ物件、しかも立地が良いということを踏まえると、まあまあ妥当かなとも思います。

 

property+に投資するデメリット

メリットがある反面、property+に投資するデメリットもあります。

 

デメリット① 元本割れのリスクがある

不動産市況の変化によって、急に物件価格や土地価格が下がったり、空室率が上昇したりすることがあります。

 

その場合は当初想定の配当を得られないかもしれませんし、最悪は投資元本よりも少ない金額しか戻ってこないケースもあります。

 

このリスクは他の不動産投資型クラウドファンディングも同様に抱えており、好立地・好物件のproperty+の方が相対的にリスクは低いように筆者は考えます。

 

デメリット② ファンドの満期まで投資したお金を引き出せない

クラウドファンディングは基本的に満期まで投資したお金を引き出すことができません。

 

投資するお金は余剰資金を使うべきですし、気になる人はなるべく投資期間の短いファンドを選ぶようにしましょう。

 

運営会社:リビングコーポレーションは大丈夫?

最後に運営会社について見ていきましょう。

 

property+はリビングコーポレーションという企業が運営しています。

 

いったいどんな会社でしょうか?

 

会社概要

会社名株式会社リビングコーポレーション
本社住所東京都渋谷区渋谷4-2-12
ホームページhttps://www.living-cp.co.jp/
設立2015年8月
資本金1億円
代表取締役社長鈴木 英樹
事業内容
  • 投資用収益物件に関する企画・設計業務の提供
  • 投資用収益物件の開発・販売
  • 建築工事の施工及び不動産全般に関するアドバイザリー業務

 

2015年に設立され、投資用不動産事業を中心に7年程事業を行ってきたようです。

 

そのノウハウを用いて、クラウドファンディング事業へ手を広げたわけですね。

 

分譲住宅業界のメガ企業:飯田グループ!

リビングコーポレーションについて調べていくと、なんと!飯田グループの企業であったことが判明しました。

 

飯田ってなんやねん・・と思う人がいるかもしれませんが、不動産業を知っている人なら誰でも知ってる有名・優良企業です。

 

飯田グループとは?

1年間で約46,000戸以上の家を提供しており、日本全国で分譲戸建住宅のうち約30%のシェアをほこる東証プライム市場上場企業

 

property+の運営がやばくなったら親会社の飯田グループホールディングスが助けてくれる保証はありませんが、後ろ盾があるのは、やはり安心感が違います。

 

上場企業でもあるので、グループ子会社を厳しく管理するでしょうから、property+が投資詐欺をおこすようなリスクはほぼないと見てよいでしょう。

 

property+の始め方

最後にproperty+で投資を始める方法について説明します。

 

まずはホームページから登録開始

property+のホームページへ進む

property+のホームページに進むと、いたるところに「無料会員登録はこちら」というボタンがあります。

 

このボタンをクリックすると「会員仮登録」の画面が表示されるため、入力項目をたんたんと埋めながら進めていきます。

 

申込みは3ステップ

上図のとおり、property+で投資を始めるためには3つのステップをこなす必要があります。

 

  1. 会員「仮」登録・・・メールアドレスの入力
  2. 会員「本」登録・・・氏名、住所、本人確認資料等の登録
  3. 投資開始   ・・・登録完了メールの受領後、さっそく投資開始

なお全ての手続きが、オンラインで行うことができます。

ハガキの受け取りが難しい人であっても、簡単に始めることができるのは、働く世代にとってありがたいですね。

 


以上、本日はここまで。

 

不動産投資型クラウドファンディングのproperty+について取り上げてみました。

 

東証プライム上場の飯田グループホールディングスのグループ企業が運営していて、利回り3~4%のクラウドファンディングということで、そこそこ安心して投資できるように筆者は思いました。

 

わずか1万円から始められるので、けんとうしてみてはいかがでしょうか。

それでは!

property+のホームページへ進む

 

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