先日、日本のAPJ Media社が運営するオックスフォードインカムレターという無料レポートを紹介しました。
もともと世界中に購読者が7万人以上いる有料レポートの一部を抜粋して、 「永久に持っておきたい6つの高配当米国株」を紹介する内容です。
公式HPから筆者が実際にレポートを受け取って読んだところ、確かに米国株の6銘柄について詳しく解説が書かれていました。
しかし本当にこれらの銘柄に投資したからと言って儲かるかどうかはわかりませんでした。
そこで今回はオックスフォードインカムレターで紹介する米国高配当株の6銘柄の過去実績を調べて、本当に儲かることができる素敵なレポートなのか調査してみました!
Twitterアカウントをフォローしていただければ記事の投稿や更新をお知らせします。
米国株6銘柄のチャートの運用実績(過去5年分)
銘柄名までオープンにするとレポートの運営会社:APJ Media社に怒られそうなので、具体名は伏せながら運用実績を確認していきます。
銘柄① 学校関連
1つ目は学校関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:48.4ドル
- 現在 :51.9ドル
- 配当利回り:3.6%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りで運用できたことになります。
銘柄② 投資銀行
2つ目は投資銀行関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:41.8ドル
- 現在 :41.8ドル
- 配当利回り:4.5%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りを得ることができたはずです。
銘柄③ 航空・宇宙関連
3つ目は航空・宇宙関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:69.0ドル
- 現在 :87.2ドル
- 配当利回り:2.3%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りを得ることができたはずです。
銘柄④ 医療・ヘルスケア関連
4つ目は医療・ヘルスケア関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:60.0ドル
- 現在 :132.0ドル
- 配当利回り:4.3%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りを得ることができたはずです。
銘柄⑤ 情報通信関連
5つ目は情報通信関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:42.0ドル
- 現在 :26.6ドル
- 配当利回り:7.8%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りを得ることができたはずです。
銘柄⑥ 産業機器関連
5つ目は情報通信関連銘柄で、5年間の運用実績に関わる情報は以下のとおりです。
- 5年前:71.0ドル
- 現在 :160.5ドル
- 配当利回り:1.9%(直近)
福利などを無視して単純計算すると、5年間で以下の利回りを得ることができたはずです。
まとめ オックスフォードインカムレター銘柄に投資すると儲かる?
ここまで、オックスフォードインカムレターに書かれている6銘柄の過去5年実績を調べた結果を共有しました。
最後にまとめると・・
こうやって見ると100%超え、つまり購入時に比べて倍以上の価値になっている銘柄もあれば、2.3%と増減がほとんどない銘柄もありました。
これらのパフォーマンスが良いか悪いか判断するために、アメリカ株の平均指数:S&P500と比較してみましょう。
- 5年前:2294.7
- 現 在 :4356.5
→ 利回り:89.9%
S&P500の5年実績は+89.9%ということで、オックスフォードインカムレターの6銘柄と比べると第3位に位置づけられることになります。
意外にも6銘柄中4銘柄が平均株価よりパフォーマンスが低いんですね(;^ω^)
シンプルにS&P500に投資してもいいですし、5年後に倍以上の価値になることを夢見てオックスフォードインカムレターの銘柄に投資してもいいのかなと。
ご自身の投資ポリシーに基づいて、どちらが自分の投資思想に合うのか考えて投資しましょう。
以上、本日はここまで。
それでは!
コメント