※運用実績を2019年5月28日時点に更新しました※
数あるソーシャルレンディングの中で、OwnersBook(オーナーズブック)は「不動産特化型」という特徴のあるサービスです。
私が2017年2月にオーナーズブックを始めてから1年経過し、順調に実績を積み上げてます
ちょうど良い機会なので、私の投資実績とともにオーナーズブックの評判や口コミをまとめることで、投資を検討中の人のお役に立てる情報を提供したいと思います。
オーナーズブックとは?
(引用:※2)
オーナーズブックとはロードスターキャピタル株式会社が運営するソーシャルレンディング投資※1 のサービスです。
オーナーブックは投資家から預かった資金を不動産事業を行う会社に融資し、賃料収入や売却益から投資家への分配金や元本返済を行います。
オーナーズブックの良い評判
オーナーズブックの良い評判について見ていきましょう。
良い評判1 高い利回り
過去の返済済み案件の実績利回りは4.6%~14.5%です。
最低の4.6%であっても定期預金とは比較にならないほど高い利回りです。
また株式・投資信託と比較すると元本割れリスクが低く、リスク・リターンのバランスが良いと感じます。
<オーナーズブックの利回りに関する関連記事>
なぜ利回りに幅があるのか?
利回りが4.5%~14.6%と幅広くなっている理由は、募集時の「予定利回り」と返済時の「確定利回り」があるためです。
対象不動産の売却交渉がうまくいけば「確定利回り」が高くなる仕組みであるため、実際に10%を超える案件がいくつも出ています。
オーナーズブックの対象不動産は立地条件が良くて安全性が高いことで評判だったのですが、高利回り案件もあるという意外な一面も兼ね備えています。
良い評判2 1万円からの少額投資が可能
全案件1万円から投資することができます。
少額投資が可能であるため手軽に投資を始めることができます。
また分散投資もしやすく、リスク軽減効果も期待できます。
良い評判3 管理の手間が不要
投資家はオーナーズブックを介して不動産投資を行うわけですが、不動産投資につきものの管理の手間が不要です。
一般的な不動産投資は売買契約、賃貸の募集、入退去時の手続き、物件メンテナンスなどなど管理の煩雑さがデメリットですが、全てオーナーズブックにお任せできます。
良い評判4 不動産のプロによる目利き
運営会社のロードスターキャピタル社は、もともと2012年4月に総合不動産会社として開業し事業を行ってきました。
同社の主要メンバーを見ると、世界トップクラスの投資銀行:ゴールドマンサックス系の不動産企業出身者が多く、不動産のプロ集団であることが分かります。
オーナーズブックの投資案件は、同社の不動産投資・運営・アセットマネジメント等に関する豊富な知識・経験をもとに厳選された案件です。
<オーナーズブック運営会社にはゴールドマンサックス系の経歴を持つ人がズラリ>
(引用:※2)
良い評判5 業界初の上場企業が運営
オーナーズブックの評判を最も上げたのは、ソーシャルレンディング事業者で初の株式上場(マザーズ市場)を達成した点でしょう。
厳しい上場審査をクリアした企業なので、詐欺に合うなどの変な投資商品をつかまされるリスクは低いと言えるでしょう。
私も安心して資金を預けて投資しています。
良い評判6 運営会社の決算情報が開示される
ロードスターキャピタル社は上場企業であるため、決算情報を開示することを義務付けられてます。
ソーシャルレンディングの主なリスクの1つに運営会社の業績悪化があるため、投資家はロードスターキャピタル社の業績を見ながら投資資金の増減を決めることができるのは大きなメリットでしょう。
なお直近の決算の推移は下グラフの通り増収を続けており、順調に業績を伸ばしているようです。
【純資産が順調に伸びているため財務面が健全♪】 |
【売上高、営業利益が右肩上がりなため本業が絶好調♪】 |
【主要決算項目の推移表】
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 2,992 | 4,659 | 8,794 | 9,670 |
営業利益(百万円) | 728 | 750 | 1,364 | 2,392 |
経常利益(百万円) | 688 | 703 | 1,189 | 2,117 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 442 | 468 | 794 | 1,359 |
純資産(百万円) | 1,610 | 2,180 | 4,557 | 5,880 |
総資産(百万円) | 6,218 | 14,286 | 21,979 | 33,028 |
自己資本当期純利益率(%) | 38.9 | 24.7 | 23.6 | 26.0 |
(引用:※2)
良い評判7 多数のメディアに掲載
(引用:※2)
オーナーズブックは有名な雑誌、専門誌、Webメディア等で数多く取り上げられ、業界内・外での存在感が日に日に増しています。
良い評判8 延滞も貸倒れも無し(ゼロ)
これまでオーナーズブックのファンドで延滞や貸倒れ(デフォルト)が起きたことはありません。
2018年に多くのソーシャルレンディング事業者で延滞や貸倒れによる元本割れが起きました。
しかし、オーナーズブックでは1件の問題も起きることなく安定しています。
参考記事 ▶ ソーシャルレンディング比較|遅延・元本損失・業務停止など問題まとめ |
良い評判9 投資したくても投資できないほどの人気
オーナーズブックのファンドは募集開始から瞬時に売り切れてしまう状態が続いてました。
最近はマシになったのですが、少し以前は投資したくてもできない人が多数出てしまうほどの人気っぷりでした。
人気が高いのはそれだけ良いファンドの証拠でしょうが、投資できなければ分配金をもらえないので、一投資家としては微妙なところです。
Twitterでは投資家の嘆きの声が続出してました。
わずか1分で完敗…
10分前からスタンばっていたのに…無念。全然出資できない!!#オーナーズブック#ソーシャルレンディング pic.twitter.com/JB90uY1yaF— はなこ@子育て&副業&投資チャレンジママ (@875Invest) September 20, 2018
オーナーズブックに30万ぐらい入れてるけど案件になかなか応募できないから今度は他のソーシャルレンディングにもやってみよう!
おすすめありましたら教えてください!#ソーシャルレンディング— うえまさ (@FXueda) April 17, 2018
最近は大型案件も増えてきたことで当日中に完売しないケースも散見されるので、全投資家に十分チャンスがあります。
オーナーズブックが珍しく11億円のファンドを募集していますね。
まだ、資金が50%くらいしか集まっていないから余裕で投資できます。この業者は大人気だから、クリック合戦になって投資できないファンドが多いのが欠点なんですけど。1万円から投資できるのでリスクを下げて投資が可能です。 pic.twitter.com/syqRCEtrv7— mako@派遣社員*投資*ブログ (@KomaEpic) December 23, 2018
オーナーズブックのリスクと対策
次に投資家が気を付けるべきリスクについて解説するとともに、私が考えるリスク軽減のための対策を解説します。
リスク1 途中解約できない
オーナーズブックの案件に投資を実行すると運用期間が終了するまで現金化できません。
流動性リスクが高い投資であることに注意が必要です。
【リスク軽減策】
|
リスク2 融資した事業や企業が不調
オーナーズブックを通じて融資した不動産事業がうまく進まない場合、当初の想定利回りを下回ることがあります。
融資先企業が倒産する最悪のケースが生じた場合、元本割れのリスクもあります。
【リスク軽減策】
|
リスク3 情報開示が限定的
ソーシャルレンディングのような融資業務は、貸金業法に則った運営が求められます。
貸金業法では貸付先の匿名化が必須であり開示可能な情報が限定的となるため、投資家は少ない情報から投資判断する必要があります。
【リスク軽減策】
|
リスク4 ロードスターキャピタル社の倒産リスク
オーナーズブックの運営資金と投資家からの預かり金は分別管理されるものの、運営会社:ロードスターキャピタル社が倒産すると、投資家が預けている資金にもリスクが及ぶ可能性は0ではないかもしれません。
【リスク軽減策】
|
ここまでご紹介した通りで多数のリスクがありますが、それぞれ軽減策もあるので、投資する際はしっかりと検討されることをおすすめします!
私のオーナーズブックの運用実績
ここからは私の投資・運用実績をご紹介します。
保有ファンドの一覧
投資案件 | 投資総額 | 匿名組合出資 | 配当総額 | ||
---|---|---|---|---|---|
期間 | 利回り | 償還完了日 | |||
¥50,000 | 25ヶ月 | 4.5% (予定) | 2021/01/20 (予定) | ¥4,687 (予定) | |
¥100,000 | 19ヶ月 | 5.0% (予定) | 2020/08/20 (予定) | ¥7,916 (予定) |
2019年5月29日時点の保有中のファンドは上表のとおりです。
合計15万円で運用しています。
東京23区という好立地な不動産案件ばかりで、オーナーズブックの特徴がよく表れてます。
返済済みファンドの一覧
投資案件 | 投資総額 | 匿名組合出資 | 配当総額 | ||
---|---|---|---|---|---|
期間 | 利回り | 償還完了日 | |||
¥50,000 | 6ヶ月 | 5.2% (確定) | 2018/09/28 (確定) | ¥1,269 (確定) | |
¥50,000 | 6ヶ月 | 4.4% (確定) | 2019/04/11 (確定) | ¥896 (確定) | |
¥100,000 | 5ヶ月 | 6.4% (確定) | 2017/09/20 (確定) | ¥2,533 (確定) | |
¥100,000 | 3ヶ月 | 5.7% (確定) | 2018/01/12 (確定) | ¥1,291 (確定) | |
¥100,000 | 13ヶ月 | 5.1% (確定) | 2019/03/19 (確定) | ¥4,998 (確定) | |
¥150,000 | 3ヶ月 | 5.8% (確定) | 2018/05/29 (確定) | ¥2,282 (確定) |
私が投資した中で2019年5月28日時点の満期返済済みのファンドは上表の通りです。
いずれの案件も「確定利回り」が「当初利回り」より高くなるという素晴らしい結果でした。
ちなみに投資開始から返済までのキャッシュフローの流れは、例えば「世田谷区マンション用地第1号ファンド第1回」であれば下表の通りでした。
日付 | 項目 | 金額 |
---|---|---|
2017/09/27 | 投資 | ¥-100,000 |
2018/01/12 | 配当(利益相当分・源泉徴収前) | ¥1,291 |
2018/01/12 | 源泉徴収分 | ¥-263 |
2018/01/12 | 配当(元本相当分) | ¥100,000 |
オーナーズブックを始める方法は?
ここまでの開設でオーナーズブックへの関心が高まってきましたか?
最後に投資を始めるまでの手続き等を解説します。
大きな流れ
投資を始めるまでの大きな流れは以下の通りです。
|
1~6に要する期間ですが、私の実体験でおおよそ1週間程度でした。
一つづつ詳しく見ていきましょう。
1.仮会員登録
まずはオフィシャルHPへアクセスします。
「無料で投資家登録する」のボタンをクリックします。
FacebookやYahooのID連携を使えば、簡単に登録することが可能です。
もしFacebookやYahooのアカウントをお持ちでなければ、お持ちのメールアドレスを使って登録しましょう。
2.本会員登録
先ほど登録したメールアドレスに本会員登録のURL付きメールが届きます。
URLをクリックし本会員登録を済ませます。
本会員登録時の入力事項は簡単な内容ばかりなので、わずか数分で完了します。
3.投資家登録と口座開設
会員登録が済むと、オーナーズブックのマイページにログインできるようになります。
マイページログイン後に表示される案内に沿って、「投資家登録」と「口座開設」を済ませましょう。
両手続きを終えるとオーナーズブック側で審査が行われます。
4.本人確認ハガキの受領
無事、審査に通過するとオーナーズブックからハガキが到着します。
ハガキを受領した後、オーナーズブックからメールが届くのを待ちましょう。
メールが届いたら無事投資家登録が完了し、投資口座の準備が整ったことになります。
5.入金
マイページにログイン後、「口座情報」メニューの「入金する」ボタンをクリックすると入金先口座情報が表示されます。
オーナーズブックの最低投資金額は1万円からなので、1万円以上で投資したい金額を入金しましょう。
6.オーナーズブック投資のスタート
入金を済ませれば、案件一覧から選んで投資を始めることができます。
不動産特化型ソーシャルレンディングを楽しみましょう!
まとめ
今回はオーナーズブック(OwnersBook)の評判や口コミを私の投資実績とともにまとめました。
オーナーズブックの評判は良いものが多く、私自身も投資をしていて安心感のあるソーシャルレンディング事業者だと感じてます。
ファンドは安全性が中心の印象を受けますが、実は「確定利回り」が10%を超える案件もあったりと、掘り出し物の高利回りファンドに出会える意外性もあります。
数あるソーシャルレンディングの中で、私がおすすめの1社です。
以上、本日はここまで。
それでは!
引用
※1,ソーシャルレンディングとはインターネットを通じて不特定多数の投資家から集めた資金を個人や企業に融資し、元本と利子を受け取って投資家に還元する金融サービス
※2,オーナーズブックオフィシャルHPから引用
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