日経平均株価|テクニカル指標を用いた実績分析と今後の予想(2018年6月)

株式

毎月の月初に行っている日経平均株価の分析と予想について投稿します。

2017年までの絶好調相場から一転して、2018年は日経平均株価は軟調が続いてます。

暴落を懸念するアナリストの声が多数聞かれるほどです。

 

この投稿では、日経平均株価の先月(2018年5月)の分析、及び今後(2018年6月以降)の予想について書きます。

 

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(前回)2018年5月の株価分析・予想を振り返り

(図:楽天証券のアプリ:Market Speed)

上図は5月上旬に日経平均株価の予想で使ったローソク足チャートです。

チャートの一番右から2番目が2018年4月のローソク足ですが、2月~3月と続いた下落相場から一転、上昇へと転じました。

4月初めに21,400円台でスタートし、4月末には1,000円も上昇して22,4000円で取引を終えました。

相変わらず20,000円台の前半から25,000円台のボックス圏にいるようです。

【2018年5月上旬時点の予想】

レジスタンスライン
(上値目途)
25,200円
サポートライン
(下値目途)
20,400円
日経平均株価の方向性中立、暴落リスクを懸念

 

2018年6月上旬時点のローソク足チャート

(図:楽天証券のアプリ:Market Speed)

上図は6月4日の日経平均株価のローソク足チャートです。

上図の一番右から2番目が2018年5月のローソク足ですが、非常に小さな値幅の動きであったことが分かります。

5月初めに21,400円台でスタートし、一時、23,000円台まで上昇しました。

しかし月の後半は下落してしまい、5月末には22,200円台ということで、月初に比べて-200円ほどで取引を終えました。

 

レジスタンスライン・サポートライン

(図:楽天証券のアプリ:Market Speed)

もう一度同じ図を使ってレジスタンスライン(上値目途)とサポートライン(下値目途)を確認しましょう。

レジスタンスラインは先月時点と変わらず青色→の25,200円付近です。

サポートライン黄色→も、やはり先月と同様に20,400円付近にあると予想しています。

 

MACD分析

(図:楽天証券のアプリ::Market Speed)

続いて、6月4日時点の日経平均株価MACDを使ってテクニカル分析をしてみましょう。

MACDは相場の方向性(トレンド)を測るために用いられ、世界的にもメジャーなテクニカル指標です

昨年2016年11月頃にゴールデンクロス※1 が生じて以来、ずっと紫色の短期線が上、緑色の長期線が下の形が保たれてきました。

典型的な株価上昇局面のMACDチャートが1年以上に渡って続いたわけですが、2018年2月以降に株式市況が急変し、MACDの短期線が急降下を始めました。

そして2018年5月-6月には、短期線が長期線を上から下へ突き抜けるデッドクロスが生じた模様です。

デッドクロスは相場が下落トレンドに入ることを示唆するシグナルと言われます。

MACDの長期線は上向き気味なので短期的な下落調整で終わってくれる可能性もありますが、いずれにしても、今の状況で「買い」エントリーすることはおすすめできません。

 

日経平均株価の見通し まとめ

今回の投稿のまとめです。

【2018年5月上旬時点の予想】

レジスタンライン
(上値目途)
25,200円
サポートライン
(下値目途)
20,400円
日経平均株価の方向性下落、MACDのデッドクロスに伴い下落リスクが高まる

先月からの変更点はありません。

以上、日経平均株価の予想と分析でした。

 

株価の暴落が怖い人へおすすめの投資商品

「日経平均株価は下落するかもしれない」というのが現在の私の予想です。

株を始めるなら、誰もが下落した後に投資を始めたいですよね。

そんな株価下落を不安に思いながらも、お金を遊ばせておくのはもったいないので資産運用をしたいと考える人に対して、ソーシャルレンディングをご紹介します。

 

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディング概要

ソーシャルレンディングとは、個人投資家が企業や個人へ融資を可能にするプラットフォームです。

融資と言えば金融機関だけが行うものと思われがちですが、ソーシャルレンディングが仲介することでし、個人投資家と融資を求める企業に新たなチャンスが生まれました。

 

日本のソーシャルレンディング市場は急拡大中


(矢野経済研究所の「国内クラウドファンディング市場の調査」から筆者が作成)

上のグラフは日本のクラウドファンディング市場の投資額推移を表してますが、市場が右肩上がりで急拡大していることが分かります。

 

そしてクラウドファンディング市場の内訳は融資型クラウドファンディング別名:ソーシャルレンディング約90%と圧倒的な割合を占めています。

ソーシャルレンディングは多くの投資家が参入する注目の投資商品です。


(矢野経済研究所の「国内クラウドファンディング市場の調査」から筆者が作成)

 

ソーシャルレンディングの利回りは?

ソーシャルレンディング事業者ごと、融資案件ごとに利回りは異なりますが、業界平均利回りは8~9%※と言われています。

定期預金であれば、利回りが高い銀行でも0.1~0.2%と言われる世の中で、ソーシャルレンディングの利回りの高さは魅力的で、どんどん投資家の数が伸びています。

株式投資のように元本が1.5倍や2倍に増えるような派手な利回りはないものの、選択さえ間違えなければ、安定的に平均8%の利回りが出る魅力的な投資商品です。

(※参考調査 https://www.crowdport.jp/statistics)

 

ソーシャルレンディングのリスク

ソーシャルレンディングは投資商品ですので、もちろんリスクもあります。

特に注意が必要なのは、以下の2点です。

  • 融資先企業に貸倒れが出るリスク
  • ソーシャルレンディング事業者自体の経営が立ち行かなくなるリスク

投資家は、融資案件の内容やソーシャルレンディング事業者をしっかり分析したうえで投資する必要があります。

 

代表的なソーシャルレンディング事業者

ソーシャルレンディング事業者は20を超えるとも言われますが、私も実際に投資している代表的な事業者を3つご紹介します。

 

1つ目のmaneoは業界の老舗であり、実績NO1のソーシャルレンディング事業者です。maneoの活躍は1事業者にとどまらず、GMOクリック証券と業務提携したり、他の事業者にソーシャルレンディングシステムを提供したりと、プラットフォームビジネスにも力を入れています。


公式HP:maneo

 

2つ目のクラウドクレジットは、海外事業者への融資に特化したソーシャルレンディングであり、海外ならではの高利回り案件が魅力です。また伊藤忠商事やマネックスグループなどの優良企業から出資を受けるなど、業界内・外からの評判も高い事業者です。


公式HP:ソーシャルレンディングCrowdcredit

 

3つ目のOwnersBookは不動産専門のソーシャルレンディング事業者であり、2017年9月には運営会社のロードスターキャピタル社が東証マザーズ市場に上場しました。


公式サイト:OwnersBook

 

ソーシャルレンディングは新興の投資商品ではありますが、初期からビジネスをしている会社は5年以上も実績を出していますし、私のような投資経験者も増えてきました。

世界のソーシャルレンディング市場はもっと盛り上がっていて、日本も今後勢いが増していくと見られている業界ですから、投資を検討してみてはいかがでしょうか。

 

※この投稿は筆者A氏の個人的な見解です、投資は自己責任で行ってください。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

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