世界的にブームとなっているNFT投資を2021年5月から始めました。
筆者がやってるNFT
- OpenSea
- コインチェックNFT
デジタルアートが1億円とかゲームのアイテムが2千万円で売れたとか、嘘のような本当の話が話題になってますが、本当に儲かるのでしょうか?
ここは筆者が人柱になって20~30万円ほど投資してみることにしましたので、その運用実績からNFTの真実を明らかにします!
NFTとは?
まずはNFTについてわかりやすく説明します。
もう既に知っている人は読み飛ばして次の章へ進んでください。
NFTとは? ざっくり概要説明
NFTを日本語訳で非代替性トークンと呼びますが、これだけだとさっぱり分かりませんよね。
ざっくり解説すると、アーティストなどの作品(音楽、アートなど)をデジタル資産化(トークン化)したものをNFTと呼びます。
ブロックチェーン技術を活用していることもNFTの重要な要素となっています。
ブロックチェーンによって保有者情報や売買記録がしっかり残り、改ざんもできないということで、そのデジタル資産が唯一無二な存在であることを信じることができます。
つまるところNFTとはデジタル資産の総称ですが、一般的には仮想通貨で売買する行為を含めてNFTと呼ばれています。
なぜNFTは人気があるか?
2021年3~4月にかけてNFT人気が爆発しました。
きっかけとなったのは、とんでもなく高額で商品が売買されていると話題になったことでした。
例えば・・・
こんなデジタルアートに6900万ドル(75億円!)という衝撃的な値段が付き、世界中が度肝を抜かれました。
そのほかにもTwitterの創業者であるジャック・ドーシー氏の初めてのツイートが3億円、日本人のアーティスト”せきぐち あいみ”氏の作品が数千万円で売れたといったニュースが相次ぎました。
とにかく「NFT=儲かりそう」というイメージが強くなり、多くの投資家が殺到する状態になったのです。
筆者もそのブームに乗っかって、NFT投資を始めました。
NFTの運用実績
ここからは筆者のNFTの運用実績について解説していきます。
筆者はコインチェックとOpenSeaのマーケット内で1つずつNFTを所有し、売買をしています。
コインチェックNFTの運用実績
まずはコインチェックNFTの運用実績を確認しましょう。
まずコインチェックとは、日本でも最大規模の仮想通貨販売所で、ネット証券で有名なマネックスグループが運営していて、仮想通貨口座を開けば、誰でもNFTの売買が可能となります。
NFTの売買にはイーサリアムなど仮想通貨が必ず必要になるため、同じシステム内で仮想通貨とNFTの売買ができて楽ちんです♪
コインチェックNFTではSandboxというゲーム内で使えるLAND(デジタル空間内の土地)を購入し、転売を狙ってます。
購入時点の価格
2021年5月4日に0.48イーサリアム(当時の13~14万円)で購入しました。
2021年6月12日時点の販売状況
0.6イーサリアム(15~16万円)で販売中です。
当初は大儲けしてやろうと1.5イーサリアムでスタートしたのですが、現実は甘くなく、なかなか売れませんでした。
少しずつ販売価格を下げてきましたが、購入価格からわずかに上げた値段でも、全く売れる気配がありませんでした・・・が、ついに歓喜の瞬間がやってきました。
コインチェックNFTでついに売れた!
上図の取引履歴のとおり、2021年10月19日に売却できました。
購入が4月30日なので、約半年と長い期間かかっちゃったなという印象です。
売却価格は0.49ETHで、購入価格:0.48ETHと比べると0.01ETHの儲けで、日本円にして4,900円の売却益となりました。(11月20日時点のETHレートで試算)
OpenSeaの運用実績
もう一方のOpenSeaのNFTの運用実績も見ていきましょう。
先ほどのコインチェックが日本の仮想通貨販売業者でしたが、OpenSeaは世界的に有名なNFT売買マーケットで、いわばこの業界の老舗サービスです。
OpenSeaではNFTの王道と言えるデジタルアートの売買で運用しています。
購入時点の価格
上図のような緑髪のお姉さんのデジタルアートを所有しています。
このアーティストが特別有名というわけでもなかったのですが、かっこいい!という直感を頼りに2021年5月4日に0.2377イーサリアム(6~7万円)で購入しました。
現在の販売状況
2021年6月12日時点の販売状況ですが、0.3イーサリアム(7~8万円)で絶賛販売中です。
当初は0.5イーサリアムと強気の価格で売り出しましたが、全く買い手がつかず、こちらもズルズルと値下げを続けています。
OpenSeaには他の投資家からの「お気に入り」や「閲覧履歴」が把握できるのですが、どちらの数も少なく、まったく売れる気配がありません・・。
以上、本日はここまで
最高落札額:75億円で話題のNFTについて、筆者の運用実績をご紹介しました。
軽い気持ちで20~30万円ほど投資してみたのですが、儲かるどころか、まったく売れる気配がない状態に動揺しています。
話題といってもなんでも売れるわけではなく、目利き力の大切さを思い知らされました。
損切だけは避けたいな・・・と願って過ごす日々です。
それでは!
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