マイナンバー制度のスタートにあわせて発行できるようになったマイナンバーカードですが、普及率が15%にも達しておらず、国は苦しんでしました。
公共サービスの向上を目指して始まったものの、手続きが面倒などの理由で申し込み者が少なかったためです。
そんな残念な状況を打破すべく、国主導の最大25%ポイントバック祭り!が発表されました。
●還元を受けるための事前準備や条件は?
マイナポイント制度の開始
2020年9月からマイナポイント制度がスタートします。
マイナンバーカードを使ってチャージやキャッシュレス決済を行うと、ポイントが還元されるというものです。
マイナポイントの開始とともに25%還元キャンペーンを実施
この還元キャンペーンの最大のメリットは、1人あたり最大2万円までのキャッシュレス決済や入金に対して、5,000円相当のポイントを付与するという点です。
期間は2020年9月から2021年3月までの約半年。
2020年度の予算案に2,500億円を計上する予定ということで、まさに日本全国を巻き込んだ一大キャンペーンです。
また個人的に素晴らしいと思うのが、買い物に対してのキャッシュバックではなく、入金で還元される点です。
とりあえず2万円入金しておいて5,000円をゲットしておけば、25,000円分を好きなように使えますので、ポイントバックのために無駄買いすることはなさそうです。
マイナポイントの25%還元キャンペーンを受ける方法
2020年9月に開始する今回のキャンペーンですが、事前に準備しておくことがいくつかあるので、しっかり手続きを終わらせておきましょう。
【手順】
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1.マイナンバーカードを入手する
まずは区役所や市役所などでマイナンバーカードを発行手続きを行い、手に入れる必要があります。
「わたしカード持ってるよ!」
なんて思ってる人、よくよく確認してください。
マイナンバー制度の開始とともに国民全員へ配布されたのは「通知カード」で、マイナンバーカードとは別物です。
(←は通知カード、→がマイナンバーカード・・・還元を受けるのに必要なのは→)
繰り返しになりますが、マイナンバーカードを手に入れるには、お住いの各自治体で手続きを行う必要があります。
取得する手段としては以下の4パターンがあります。
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地方公共団体情報システム機構のオフィシャルHPに分かりやすく申請方法がまとまっています。
なおカードを貰う際は必ず役所に行く必要があります。
大切な物なので本人確認を慎重に行いたいのでしょうが、平日の日中働くサラリーマンにとっては頭の痛い話ですね。
2.マイキーIDを作成する
マイナポイントをもらうためには、マイキーIDを設定する必要があります。
マイキーIDは、マイナンバーカードをカードリーダーで読み取るなどで交付されます。
詳細は総務省のホームページを参照してID作成を行ってみてください。
なおID作成にはICカードリーダーが必要で、それを持ってない人は自力でID作成ができません。
このためだけにカードリーダーを買うのはバカらしいので調べたところ、いくつかの自治体の図書館で、マイキーIDを作成できるそうです。
またiPhoneやAndroidスマートフォンをカードリーダーとして利用できるそうなので、自分のスマホが対応していれば、PC+スマホの組み合わせでマイキーIDを作ることもできます。
参考:マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧 |
3.マイナポイントに申し込む
マイナポイントを受けるためには申し込みが必要のようです。
詳細は発表されてないので、新たな情報が明らかになったらこのブログでご紹介します!
※注意※ キャンペーン開始直前で準備するのはトラブルの元!
マイナポイント制度は始まってないものの、マイナンバーカードの発行やマイキーID作成はできるので、早いうちに済ませておきましょう。
平常時でも郵便による申請では、マイナンバーカードの発行には1カ月ほどかかるそうです。
また政府や自治体が行っている取り組みなので、申込者が殺到すると対応に遅れが生じることが予想されます。
実際にマイナンバーカードが開始した時も、2~3ヶ月待ちということが平気で起きていました。
普及率10%程度でこんな状態なのに、今回の25%ポイント還元キャンペーンではさらなる混乱が予想されます。
ということで、マイナポイントの申し込み手前までは今のうちに準備を済ませることをおすすめします。
筆者も早速やろうと♪
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以上、本日はここまで。
それでは!
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