人生100年時代、年金制度崩壊など、長生きすることのリスクが最近は話題になってます。
そして長生きリスクの対策は「備えること」が大切であり、特にお金は行政(金融庁)が老後に向けて2,000万円の取り崩しが必要と見解を出すほど深刻な問題です。
金融庁レポート 「高齢社会における資産形成・管理」
そこで今回はお金の貯蓄方法の代表格でもある「投資信託」について、初心者向けに始める方法と、安定的に運用するためのコツをまとめます。
投資信託概論
今回の記事は初心者向きなので、そもそも投資信託とは何たるか?から始めましょう。
投資信託とは?
投資信託は、運用のプロ(ファンドマネージャー)が個人/法人の投資家から集めたお金を株式や債券等に投資/運用してくれる金融商品です。
自分の資産を運用のプロに任せることができるという大きなメリットがあります。
しかしプロといっても必ず儲けられるとは限らず、損が出た時は投資家が負担する必要があるうえ、利益が出なくてもファンドマネージャーへの手数料を払わなければなりません。
投資信託が貯蓄に向いている理由
投資信託は個別株と違って様々な株式・債券の組み合わせで購入することができるため、リスクを分散しながら投資できます。
株式のように1年で元本の2~3倍になる!!というサプライズの可能性は低いのですが、リスクを低減しながら長期的に資産を増やしたい人向きの金融商品です。
今から始める投資信託
投資初級者が、今から投資信託を始めるなら?をテーマに、投資歴15年以上の筆者の経験をもとに精魂を込めて書きたいと思います。
おすすめの証券口座は?
ずばり楽天証券がおすすめです。
筆者は目的に合わせて10前後の証券口座を使い分けてるのですが、投資信託用に楽天証券をおすすめする理由は、
|
といった点があげられます。
投資信託の豊富さはSBI証券と並んで業界最多規模を誇ります。
また投資に必要な最低金額は100円からで、1,000円でお買い物した時のおつりで投資することが可能です。
また楽天と言えば楽天ポイントを重宝する人が多いのですが、クレジットカードで投資信託を買うとポイントが付きますし、貯まったポイントを使って投資信託を購入することも可能です。
迷わずインデックスファンドを買え!
投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドがあります。
前者はファンドマネージャーが積極的に売買を行い、ベンチマークを上回ることを目指す投資信託です。
後者は米国ダウ平均株価や日経平均などの指数に連動することを目指して指数と同等の銘柄で構成するため、ファンドマネージャーが積極的に関与することはありません。
どちらを選ぶべきか?と言えば、迷うことなく後者のインデックス投信を選ぶべきです。
アクティブファンドは購入時に1~3%台の手数料と、運用中にも1~2%台の手数料がかかることが珍しくありません。
インデックスファンドは購入時手数料が無料で、運用中の手数料も1%未満が多くを占めており、低コストで運用できます。
コストをかけたからといって儲けが出るか?というと実際はそうでなく、世の中の大半のアクティブファンドがインデックスファンドの運用成績を下回ると言われています。
コストもパフォーマンスもインデックスの方が優れているのなら、迷う必要ないですよね♪
楽天証券の投信スーパーサーチが秀逸♪
何百~何千もある投信から銘柄選定を行う時に力を発揮するのが楽天証券の「投信スーパーサーチ」という機能です。
(引用:楽天証券の投信スーパーサーチの画面より)
様々な切り口で検索できるので、きっとお気に入りの投信銘柄が見つかりますよ。
【投信スーパーサーチで設定可能な検索キー】
|
こだわりなければ筆者のおすすめポートフォリオをどうぞ
投信スーパーサーチの機能は秀逸ですが、自分で調べるのが面倒という人向けに筆者のおすすめポートフォリオをご紹介します。
|
海外と国内の株式、債券、REITで構成する分散ポートフォリオです。
これを上から順に5:2:2:1の割合で投資することで、安定して利回りを確保しています。
【上記の銘柄を選んだ理由の記事はこちら↓】

筆者の運用実績は+●●%の運用利益
筆者のおすすめポートフォリオの運用実績はというと、だいたい利回り5%前後でフラフラと飛行中です。
【おすすめポートフォリオの運用実績の記事はこちら↓】

この利回りを高いと見るか低いと見るかは人それぞれだと思いますが、リスクをしっかり分散しながらの長期投資なら、筆者は合格と見ています。
以上、本日はここまで。
今回はこれから始める投資信託と題して、初級者向けに基本的な考え方や、お気に入り銘柄の見つけ方について書きました。
それでは!
Twitterアカウントをフォローしていただければ記事の投稿や更新をお知らせします。
コメント