ソーシャルレンディング業界最大手のmaneoについて、私の運用実績を公開します。
今回は2018年1月の実績報告で、満期を迎えて元本が返済されたファンドもありました。
それでは始めます。
公式HP:maneo
分配金のメールが到着
毎月10日前後にmaneoから分配金のお知らせメールが届きます。
直近では2018年1月12日に分配金通知がきました。
A氏様
平素よりmaneoをご愛顧いただきありがとうございます。
投資していただいている案件の元利金の分配を行いましたので、お知らせ申し上げます。
今回の分配金額は以下の通りです。
件数:28件
合計:42,553円ローン毎の分配額は異動明細でご確認いただけます。
[url]今後ともよろしくお願い申し上げます。
ソーシャルレンディング|maneo をご利用いただきありがとうございます。
通常の月の分配金は2,000円強ですから、今回の40,000円台というのは通常分配以外に元本返済分が含まれていることが分かります。
調べてみたところ、以下のファンドが満期を迎えて元本返済されたことが分かりました。
当初の返済期日は2018年5月であったため、繰り上げ返済されたようです。
【2018年1月に元本返済のあったファンド】
案件名 | 利回り | 担保 | 当初の返済期間 | |
ガイアファンディングセレクトファンド74号 | 9.5% | あり(安全域) 約1億6,450万円の貸出しに対して2億2,500万円の評価額 | 8か月 | 2017/9 ~2018/5 |
それではマイページで運用実績の詳細を見ていきましょう。
【maneoの2017年の運用実績に関する記事はこちら】 maneo|利回り約7%!口コミで評判のソーシャルレンディングの運用実績を公開(2017年最新版)
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maneoの資産運用の実績
マイページを使ってmaneoファンドの運用実績を確認していきます。
マイページ – 口座情報
まずマイページにログインした直後に表示される「口座情報」を見てみましょう。
このページでは運用中ファンドや口座内の現金残高等、自分の全資産を確認できます。
「貸出元本金額」が現在ファンドで運用している金額、「口座残高」は現金で保有している金額、両者を足せばmaneo内の全資産が計算できます。
上でも書きましたが、1月の分配で元本返済が行われたため、口座残高が48,000円もありますので、再投資を検討中です。
マイページ –運用予定表
次に「運用予定表」のページを見てみましょう。
このページでは運用中・返済済み含め、自分が過去に投資したファンド全てが一覧表示されます。
この画面で大切なのが、上図の「正常」と書かれたステータスの部分です。
遅延や損失が起きるとこのステータスが変わるので注意が必要です。
ちなみに私の運用中ファンドのステータスを見ると、全て緑色の「正常」と記載されているため、返済金の延滞や元本損失のリスクは生じていません。
保有中のmaneoファンド
2018年1月12日時点で、私が運用中のmaneoファンドは下表のとおりで、10ファンド運用中、平均利回り6.7%(税引き前)となってます。
最近募集中のmaneoファンドを見ていると、平均利回りは6%~7%ほどでしょうね。
案件名 | 利回り | 担保 | 当初の返済期間 | |
不動産担保付きローンファンド945号 | 6.0% | あり(安全域) 約6.1億円の貸出しに対して約7.9億円の評価額 | 8か月 | 2017/11 ~2018/7 |
事業性資金支援ローンファンド412号 | 7.5% | なし | 2か月 | 2017/11 ~2018/1 |
不動産担保付きローンファンド894号 | 7.0% | あり(安全域) 約3,000万円の貸出しに対して3,600万円の評価額 ※優先順位の残債差引き後の評価額 | 23か月 | 2017/11 ~2019/10 |
事業性資金支援ローンファンド390号 | 8.0% | なし | 4か月 | 2017/10 ~2018/2 |
【第2弾】2017年 秋のキャンペーンローンファンド60号 | 6.5% | あり(安全域) 1.5億円の貸出しに対して約14億円の評価額 ※優先順位の残債差引き後の評価額 | 20か月 | 2017/10 ~2019/6 |
【不動産担保付】9周年記念ローンファンド14号 | 6.5% | あり(安全域) 3.5億円の貸出しに対して約9億円の評価額 ※優先順位の残債差引き後の評価額 | 24か月 | 2017/10 ~2019/10 |
【第2弾】2017年 秋のキャンペーンローンファンド58号 | 6.5% | あり(安全域) 1.5億円の貸出しに対して約14億円の評価額 ※優先順位の残債差引き後の評価額 | 20か月 | 2017/10 ~2019/6 |
クラウドリースセレクトファンド136号 | 8.0% | あり(安全域) 3億円の貸出しに対して約4億2,000万円の評価額 ※優先順位の残債差引き後の評価額 | 7か月 | 2017/7 ~2018/2 |
2017 GW(ゴールデンウィーク)キャンペーンローンファンド29号 | 6.0% | なし | 6か月 | 2017/6 ~2017/12 |
【LCホールディングス保証】LCレンディングセレクトファンド56号 | 5.0% | JASDAQ上場のLCホールディングス社の連帯保証 | 12か月 | 2017/3 ~2018/3 |
参考までにファンド選定時のポイントを書くと・・・
- 利回りが高いこと
- なるべく担保付き案件を選び、担保評価額が貸付金額を上回ること
- 担保がなくても返済期間が短ければ、利回りの高さと案件内容によっては投資する
ざっくりこんな感じでファンドを評価して選定しています。
私も保有する「事業性資金支援ローンファンド」のシリーズは「担保なし」ファンドです。
担保なしということは、万一の際に大きな損失が出るリスクがあるため、ドキドキしながら挑戦してます。
担保なしファンドに投資する際は貸付期間が短いものを選び、流動性リスクを軽減するように気を付けてます。
maneoで返済遅延やデフォルトは起きてる?
(引用:1月13日時点 https://www.maneo.jp/apl/information/marketplace)
現在、maneoファンドで延滞やデフォルトは起きてません。
過去のファンドの延滞やデフォルトの実績を見てみたところ・・・
(引用:1月13日時点 https://www.maneo.jp/apl/fund/repayment/delayhistory)
過去に3つのファンドで延滞が生じたことがありました。
その結果、借り手は「法的整理」となり、借り手企業はデフォルトとなってしまいました。
しかしmaneoは担保を設定していたこともあって「元本回収率」は100%、つまりmaneoの投資家は一切損失を被らなかったようです。
maneo投資家から見れば、デフォルトはいまだに0件と見て良いかと思います。
【maneoの返済遅延案件の関連記事はこちら】 |
マイページ -運用予定表(詳細)
「運用予定表」から「明細」ボタンを押すと、上図のような各ファンドの返済予定(詳細)を確認することができます。
上図は「クラウドリースセレクトファンド136号」の運用予定詳細の画面の例ですが、各月ごとに得られる分配金や投資元本を確認できることが分かりますね。
マイページ -2018年の分配予定明細
「運用予定表」から「分配予定明細」ボタンを押すと、全ファンドの分配金額の合計が年度別に表示されます。
わたしの2018年の分配金額の実績と予定は下表の通りです。
分配予定日 | 分配合計額 | 内、投資元本 | 内、税引前利益 | (差引)源泉徴収税 | ステータス |
---|---|---|---|---|---|
2018/01/12 | ¥42,553 | ¥39,816 | ¥3,426 | ¥689 | 分配済 |
2018/02/07 | ¥42,714 | ¥40,389 | ¥2,912 | ¥587 | — |
2018/03/09 | ¥112,423 | ¥110,510 | ¥2,398 | ¥485 | — |
2018/04/06 | ¥71,376 | ¥69,860 | ¥1,898 | ¥382 | — |
2018/05/14 | ¥1,266 | ¥0 | ¥1,586 | ¥320 | — |
2018/06/06 | ¥31,249 | ¥29,963 | ¥1,609 | ¥323 | — |
2018/07/09 | ¥1,080 | ¥0 | ¥1,353 | ¥273 | — |
2018/08/08 | ¥50,554 | ¥49,448 | ¥1,383 | ¥277 | — |
2018/09/06 | ¥918 | ¥0 | ¥1,148 | ¥230 | — |
2018/10/10 | ¥886 | ¥0 | ¥1,110 | ¥224 | — |
2018/11/07 | ¥918 | ¥0 | ¥1,148 | ¥230 | — |
2018/12/07 | ¥886 | ¥0 | ¥1,110 | ¥224 | — |
合計 | ¥356,823 | ¥339,986 | ¥21,081 | ¥4,244 |
1月に続いて2月と3月も大きな分配金が予定されており、返済期日を迎えるファンドがあることが分かります。
機会損失が生じないように、しっかりと再投資していきたいと思います。
マイページ –運用実績
最後に「運用実績」画面から実績サマリーを確認します。
元本返済額:950,311円は満期を迎えたファンドから返済された元本金額、収益分配額:59,062円は累積の分配金(税引き前)を指します。
元本返済がいよいよ100万円の大台に突入しようとしています。
そして△元本損失額は堂々の0!です。
相変わらず安定運用中のmaneoの実績報告でした。
公式HP:maneo
maneoとは?
最後にmaneoの概要説明を簡単にしておきます。
maneoは個人投資家が企業へ融資を可能にするソーシャルレンディング提供事業者です。
ソーシャルレンディング事業者の数もかなり多くなってきましたが、maneoは業界の老舗で且つ案件実績NO1の事業者であるため、言わばソーシャルレンディング業界の顔とも言える存在です。
maneoの口コミや評判は?
口コミや評判を調べると、事実に沿った悪い話は見当たりません。
業界NO1の案件実績がありながら、融資先企業のデフォルトなどで投資家が損失を被ったことは一度もなく、最近になってようやく初めて返済遅延のファンドが1つ出たくらいです。
案件数から考えると奇跡的なほど問題なく返済実績を積み上げています。
あえて悪い評判を取り上げるなら・・・
口コミや評判の中であえて悪い評判を取り上げるなら、以下のような声が聞こえてきます。
- 以前よりも案件利回りが低い
- 以前よりも案件の貸付け期間が長い
1点目は、最近の案件利回りが5%~7%くらいが主流なので、かつて10%近い案件もたびたび見かけた光景と確かに違ってきているかもしれません。
2点目は、貸付け期間が1年を大幅に超えて2~3年の案件もザラに見られるので、安全性や流動性の面で懸念を持つ人もいるのでしょう。
しかし、いずれの批判も安全な運用が行われて分配金と元本が支払われれば良いわけで、現状、maneoに問題があるとは到底言えないでしょう。
わたしも業界NO1である点、過去に事故案件がほとんどない点を評価して、ソーシャルレンディングの中では最も多くの金額をmaneoに投資してます。
まだmaneoに投資しておらず、今回の投稿を通じてmaneoへ興味を持った方は、下のリンクから公式HPに進み、投資を検討してみてはいかがでしょうか。
公式HP:maneo
以上、本日はここまで。
それでは!
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