プレミア化すること必至のIPO株ですが、2018年は例年以上のパフォーマンスとなったことが分かりました。
利益率にして平均で+100%以上!
IPO株を買うことができれば、理論上は投資資金の2倍の株価で売却できる計算です。
そんなハイ・パフォーマンスのIPO株について、2018年の結果をまとめてみました。
参考記事)IPOスケジュール|2018年のIPO株の予定や証券会社の一覧 |
2018年のIPO勝率
IPO勝率とは、「IPO銘柄のうち初値が公募価格以上の銘柄の割合」と当ブログでは定義しています。
つまりIPO株に当選した場合、上場直後で売却すれば必ず儲かる確率が何%だったか?を表す指標です。
2018年のIPO勝率をまとめたところ以下の通りでした。
勝ち | 負け | 勝率 |
82 | 8 | 91.1% |
勝率は91.1%ということで、高確率で儲かることが分かります。
リスクが高いと言われる株式投資の中でIPO株が別格と言われる所以ですね。
過去3年間のIPO勝率の推移
ちなみに2016年~2018年の3年間の勝率推移をグラフで描してみました。
なんと!2017年と2018年は同じ勝率であったことが分かりました。
2017年は「ゴルディロックス(適温相場)」とも言われ、あらゆる場所、あらゆる金融商品が好調の年でした。
その年と同じ成績だった2018年のIPO株は、やはり絶好調であったと言えます。
【参考記事】
2018年IPO株の収益結果
もしIPO株を買うことができていたら、どれほどの収益をあげることができたのか、まとめてみました。
2018年IPO株の平均収益
IPO全銘柄を最低単元の100株購入できたと仮定し、上場直後の初値で売却した場合、総利益は約2,220万円プラス!でした。
本当にすごいですね。
またIPO全銘柄の平均収益率※は104.9%でした。
IPO株の1銘柄に投資すれば、元手の約2倍以上で戻ってくることを期待できたわけです。
※平均収益率:各銘柄の収益率((初値-公募価格)÷ 公募価格)の平均
IPO株の総利益 | 平均収益率 |
2,220万円 | 104.9% |
収益金額のトップ5
収益率に続いて、次は収益金額の切り口でIPO株の収益力を分析してみましょう
まずは収益金額が最も大きかったトップ5銘柄の結果発表です。
順位 | IPO銘柄 | 利益 |
1位 | HEROZ | ¥4,450,000 |
2位 | アジャイルメディア・ネットワーク | ¥1,247,000 |
3位 | RPAホールディングス | ¥1,071,000 |
4位 | ベストワンドットコム | ¥1,050,000 |
5位 | Kudan | ¥1,028,000 |
トップ5はすべて100万円超えの利益だったわけですが、その中でも1位のHEROZが出した収益が衝撃的でした。
わずか100株で+445万円です。
IPO株は応募し続ければいつかは当選するチャンスが訪れます。
年末ジャンボ宝くじで夢を見るくらいなら、IPO株に現実的な努力をすることをおすすめします。
上昇率トップ5
次に上昇率のトップ5を調査しました。
上昇率とは(公募価格ー初値)÷公募価格価格×100で計算される指数と定義してます。
順位 | IPO銘柄 | 上昇率 |
1位 | HEROZ | 989% |
2位 | アジャイルメディア・ネットワーク | 416% |
3位 | ビープラッツ | 355% |
4位 | Mマート | 334% |
5位 | ジェイテックコーポレーション | 331% |
トップ5全てで上昇率が300%を上回りました。
そしてこちらもHEROZが1位でした。
989%ってのは、元の価格の約10倍です。
仮想通貨ならまだしも、株式がわずか数日の出来事で10倍も上昇するなんてありえません。
IPOはやっぱりすごいですね。
損失ワースト5
2018年のIPOで公募価格割れしたのは90銘柄中8銘柄ありました
その中でワースト5を整理してみました。
ワースト順位 | IPO銘柄 | 利益 |
1位 | 自律制御システム研究所 | -¥57,000 |
2位 | ポート | -¥55,000 |
3位 | Delta-Fly Pharma | -¥38,500 |
4位 | ワールド | -¥14,500 |
5位 | キュービーネットホールディングス | -¥13,500 |
ワースト3はいずれもマイナス30,000円以上とバカにならない損失が出ています。
負ける確率は低いものの、時々、このような痛い銘柄も交じっているので、情報収集をしっかり行うことの大切さを感じます。
私のIPO当選は?
私の2018年IPO実績はと言うと、1銘柄だけ当選しました。
しかしこの1銘柄が、まさかの公募価格割れで損失を出してしまいました。(泣)
<2018年IPO株 私の当選実績>9/6上場 ナルミヤ・インターナショナル -0.6万円(騰落率:-4%) |
金額は残念ながらマイナスとなってしまいましたが、まずはIPO抽選に当たらなければ大きな利益を上げるチャンスも得られないので、これはこれで良しとしています。
実際に2017年に当選した時には、大きな利益を上げることができました。
<2017年 私の当選実績>8/9上場 トランザス +22万円(騰落率:+170%) 9/30上場 マネーフォワード +14.5万円(騰落率:+94%) |
当選しやすい証券会社は?
私が2017年に2銘柄、2018年に1銘柄当選したのは、いずれもマネックス証券でした。
他のブログ記事でもマネックス証券とIPO株の相性の良さを語る人は多いので、チャレンジする人には必須の証券口座だと思います。
公式HP:IPO投資と米国株に強いマネックス証券
また他のおすすめ証券会社としてSBI証券があげられます。
SBI証券にはチャレンジポイントという制度があり、IPO申し込みをひたすら繰り返せばポイントが貯まっていき、いつかは当選するチャンスが巡ってくるというものです。
そのいつの日かを夢見て、今日もSBIでIPOの申し込みに明け暮れるのです。
公式HP:SBI証券★業界屈指の格安手数料で 口座数はネット証券No.1! |
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以上、本日はここまで。
それでは!
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