仮想通貨:エターナルコインについて、2020年度の最新状況をアップデートしたいと思います。
2018年4月に取引停止状態になってから、2年が経過しました。
「もうダメだ、1円も戻ってこない」と思っていた筆者に、最近になって1通の希望のメッセージが届いたのです。
TTTコインという新しい仮想通貨へ換金されることで、数十倍の価値になるという驚きの内容でした。
目次
エターナルコインの黒歴史
まずエターナルコインのことをあまり知らない人のために、残念な歴史について説明します。
下図の年表をごらんください。
2015年、アトムソリューションズという会社が日本発の仮想通貨としてエターナルコインを誕生させ、順調にウォレット数を伸ばし、あっという間に10倍の価値を付けました。
それからもウォレット数を伸ばして順調そうに見えたのですが、投資家を奈落の底に落とす大事件が起こりました。
2018年4月に金融庁から業務停止命令が下ったのです。
ちょうど仮想通貨取引所の法的規制が厳しくなる前後のことで、その管理体制に不備があることを指摘されたのです。
エターナルコインの専用取引所であったエターナルライブはあえなく閉鎖され、投資家は資金の引き上げが不可能となりました。
2019年7月に奇跡の復活!?しかしその結果は・・・
アトムソリューションズは海外に取引所とウォレットを開設し、それを経由して投資家へ返金する方法を模索してきました。
2019年6月に入って、エターナルコインを管理するアトムソリューションズから1通のEメールが届きました。
その中には「ウォレットのリニューアルを行うことで、エターナルウォレット内でXECをビットコインに交換することが可能となります」と記載がありました。

しかしウォレットの開発遅れによって、あえなく投資家の期待は裏切られる結果となりました。
エターナルウォレットのリニューアルに向けた開発作業は、弊社ならびにフィリピンのトークンハブ社の共同にて行っておりますが、完成に遅れを来たしておりますため、現在弊社スタッフ3名がフィリピンに赴き、従来よりもさらに急ピッチで開発にあたっております。
皆様にご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
今後、リニューアルおよびサービス再開日時が確定致しましたら、速やかにメール及び弊社ホームページ上にてあらためてお知らせいたします。
結局のところ、2020年7月現在も投資家への返金は達成できていません。
2020年7月時点の最新状況
2020年6月になって、アトムソリューションズから久々に1通のメールが届きました。
エターナルコインの保有者におかれましては、エターナルコインがどうなっているのか?そして換金ができるのはいつになるのかと、不安な日々を過ごされている事と思います。
そこで、現状の報告と今後の展開についてご説明させて頂きます。
その内容をご紹介します。
エターナルウォレットの開発はどうなったのか?
2019年7月にリリース予定で延期となったエターナルウォレットはどうなったのか?
エターナルウォレットの開発においては、当初は、フィリピンの会社に依頼しておりましたが、思ったような物が出来ず、別のフィリピンのシステム会社にアウトソーシングにて依頼していましたが、これにおいても、納期が何度も延長になり、最終的にはどうしようもないものが納品され、時間とお金だけが無駄になりました。
そして、現在はインドの会社にアウトソーシングを行い、そこの会社の社長に弊社に毎日来てもらい、二人三脚で制作しております。
ウォレットは ”どうしようもないもの” となった模様です。(笑)
フィリピンの2つの会社に発注してうまくいかなかったのに、次はインド人に開発してもらおう・・・確実にうまくいかない発想だと思うのですが。
望み薄ですね。
期待せずに待ちましょう。
XETはどうなった?
エターナルウォレットの開発が完了しても、エターナルコイン → ビットコイン or 現金と直接交換する方法がありません。
そこでアトムソリューションズ社はXETという新仮想通貨を発行し、それ経由でビットコイン等へ交換のうえ換金させる作戦を立ててました。
XETはどうなったのでしょうか?
弊社で発行する「XET」においては、ICOを行わずスタートしたことで、基本的に売却を行う人はいない為、価格を上げる事は出来ました。
また、価格を上げる道中に、いくつかの取引所にも上場しました。
しかし、その上場先の3社ほどと連絡がとれなくなっており、弊社が取引所に預けていた「XET」は取られた事になっています。
XETは盗まれました・・・って、おい!
軽く言ってますが、国内の取引所だったら大騒ぎになってますよ。
どうすんのよXET!と思ってたら、次なる展開を考えていました。
新仮想通貨を発表!
そこで、弊社では「XET」の名称を変更して「TTT」を発行する事となりました。
新しい仮想通貨:TTTコインを発行することになりました。(名目は名称変更)
TTT?
そんな芸人いましたよね。(過去形)
もちろんお笑いではなく、TTTコインは仮想通貨で実際はこんな↓↓感じ。
TTT:The Transfer Tokenの略称です。
ネーミングから推測すると、送金に力を入れた仮想通貨であることが分かりますね。
ホワイトペーパーも公開されています。
そんなことより、私たち投資家はいつ・いくらで換金されるのかが一番大事なんですけど!
その点も言及がありました。
「TTT」においては、6月の中旬に新たに新規取引所への上場を行い、これにより2社で取引が可能となります。
そして、エターナルウォレットの完成時期は8月を予定しております。
6月にTTTが上場、8月にエターナルウォレットが完成して、投資家がTTTを扱えるようになるようです。
この記事執筆時点で既に7月なので、TTTコインは本当に上場されてるのか調べてみました。
(引用:Coin Market Cap)
確かにありました!
価格は1TTT=435$です。(日本円で450円くらい)
嘘じゃなかった・・・が、このチャートを見るといろいろ疑問が残りますね。
【TTTコインへの疑問】
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1TTT=450円は高いか?安いか?
エターナルコインとTTTは等価交換できることが発表されています。
つまりエターナルコインが売買停止になった時点の価格と比べて、現在のTTTが割高か割安かが最大の焦点となります。
エターナルコインは閉鎖時に1エターナルコイン110円程度を推移していました。
(上図:エターナルコインの最終レートを筆者が記録として残したもの)
その後10分の1に分割が行われたので、実質1エターナルコイン=11円だったわけです。
おや??
1エターナルコイン=11円 → 1TTT=450円
40倍に爆上げじゃないか!!!
8月にウォレットが使えるようになったら、即売ります!断言します。
ロックアップ!そうは問屋が卸さないとはよく言うもので
エターナルウォレットが完成したのと同時にエターナルコインの保有者が全員売却を行うと価格が下落することになり、全員が損をすることになります。
エターナルウォレットが完成した際には、ロックアップをかけさせていただき、価格が下がらないようにロックアップを解除していく事となります。
ウォレットが完成したとしても、TTTコインの暴落を防ぐために売却に制限をかけるそうです。
これまで失い続けてきた信頼のことを考慮すると、そりゃみんな売却に動くでしょうから、大暴落するでしょうね。
換金までの道のりはまだまだ遠そうです。
投資家様におかれましては、エターナルコインやエターナルウォレットが海外送金革命を行うという未来に対して投資を行ってくれたと思いますが、時間がかかっておりますが、あと一歩で海外送金の世界を変える所まできております。
筆者は元本5万円だけだから諦めつくけど、1,000万円くらいの人もSNSで知ってるので、塩漬け状態に耐えた人たちが報われてほしい。
頑張ってください!!
【関連記事】

換金詐欺にご注意を!
将来の売却益を見越して、エターナルコインホルダーから共同購入しましょう!という持ち掛けのメールが届くことがあるようです。
私はエターナルトークンからの保有者なのですが、知り合った方がエターナルコインをもう手放したいらしく1枚70円で譲りたいとのことなのですが7000枚から希望されているので1人では買えない金額なので、まだ前向きに見てるかたと共同で購入出来たならなと思いましてメッセさせて頂きました。
実際に換金できるのは先でしょうが順調に進んでいるので期待してます!
悪意があるのか、本当にエターナルコインの将来性を期待してるのか真意は定かでありませんが、今はエターナルコイン投資に乗ってはいけません。
これまで何度も「換金できる」といった連絡を真に受けて喜んでは → ガッカリを繰り返しており、ビットコインや現金に両替できるか否か、確実な状態ではありません。
筆者の感覚では価値が0になるリスクが高いと思ってるので、このような追加投資の誘いは乗らないよう注意しましょう。
結局、仮想通貨やるならビットコイン一択
TTTコインがしばらく売買できないなか、なお仮想通貨に投資したいと思うならビットコイン一択だと筆者は考えます。
下図の通り、誕生以来からビットコイン価格は上昇を続けてきました。(-84%といった数字が語るように急落した時期もありましたが)
ビットコインを投資したり、残高を預けておく先としておすすめしたいのがコインチェックです。
コインチェックはネット証券大手のマネックスグループ傘下の日本を代表する仮想通貨取引所の1つです。
取引所なんてどこも同じと思われがちですが、コインチェックの特徴の1つとして、仮想通貨の貸し付けができる点があげられます。
空売りなどを目的に仮想通貨を借りたい人に対してコインチェック経由で貸し付けを行い、安定的に金利手数料を得ることができます。
貸付で利回り5%の配当を狙うことも可能
下図は貸し付け用のマイページ画面ですが、期間を延ばせば利率も上がっていき、最大で年率5%を狙うことができます。
実際に筆者も注文を出してみました。
↓↓注文した結果↓↓
約1.8 BTC(486万円)の利回り5%なので、年間0.09 BTC(約24.3万円)の配当を狙った投資となります、すごぃ!!
ただし日本円の換算額は現在2020年12月下旬のレートを参考にしているため、ビットコイン価格が下落すると、期待した利子を得ることはできないのでご了承ください。
以上、本日はここまで。
今回はエターナルコインの2020年時点の状況をアップデートしました。
それでは!
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