超円安が直撃!2022年度中に150円になるって噂は本当か?を検証する

FX

ドル・円の為替レートが135円台を付けました。

 

2022年に入ってわずか半年で20円も円安が進んでおり、輸入品やガソリンの価格が上がるなど、実態経済にも大きなダメージを与えています。

この円安が今後いくらまで進むのか?筆者の予想をまとめたいと思います。

 

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前回(2022年4月下旬)の筆者の予想をおさらい

実は2022年4月下旬に130円台を突破した時も、ドル・円の今後の予想に関する記事を出していました。

 

 

記事内の重要な部分だけ抜粋すると・・

ドル円の方向性としては、基本的には円安ドル高の方向で動くと考えています。

130円という目安に到達したことで、一時的な調整で円高へ振れることもあるでしょう。

そうであっても一定のところで円高は止まり、ドルが買い戻されると予想されます。

 

直近で円安が進んだ2015年においては、1ドル125円台を付けることがありました。

さらにもう1世代さかのぼると、2007年に1ドル124円台を付けていました。

つまり過去15年で見ても、最大の円安局面を迎えていることが分かります。

 

さらにもう1世代さかのぼると、2002年に1ドル135円台の時期がありました。

135円から130円の間には上値や下値となった期間が見当たりません。

以上より今後の予想は、1ドル135円を目途に円安が進むと考えています。

 

一時的に円高に振れたとしても、その後は135円を目指して円安が進むと予想していました。

これって100点満点の予想ですよね♪(自画自賛ww)

 

なぜ筆者の予想は当たったのか?

筆者の予想が的中した理由は単純明快です。

その時点の為替動向の方向性と、過去のサポートライン(下値支持)やレジスタンスライン(上値支持)からシンプルに導いただけです。

過去15年のFX投資経験から思うに、為替は株価以上に過去のチャートに影響を受けやすいと感じています。

過去のチャートをしっかり分析すれば、10日後のような短期予想は難しくても、数か月後などの中長期の方向性はだいたい分かります。




 

2022年度内に1ドル=150円になるという噂

6月17日に1ドル=135円台を付けた後から、1ドル150円にまで下落すると言い放つエコノミストがたくさん現れています。

 

さすがに135円台になったばかりだし、いきなり150円台なんて起きないでしょう(腹の内は不安・・)

 

こういったエコノミストたちの予想は本当に当たるのでしょうか?

 

為替予想をするエセ専門家はデタラメばかり・・

筆者も長年FX投資をしてきましたが、チャート以外の要素を用いて、感情的に1ドル=●円になる!と予想する人たちは、エセ専門家であることがほとんどです。

例えば・・

 

『ドルの復活円の失速 1ドル200円、長期円安時代の到来』 1997年 若林栄四

ドルの復活 円の失速―1ドル200円、長期円安時代の到来
今後10~15年間は相当な円安が続く!?前著で95年4月の1ドル80円を見事に予測。さらにその後の展開までズバリ的中させた為替相場のプロ中のプロが、三年間の沈黙を破り、アメリカ経済復活の秘密と日本経済失速の原因、そして今後の円ドル為替相場の動きを大胆に分析。すべてのビジネスマン必読の書。

 

この本は1997年に発売されたものです。

本書内では、向こう10年は円安が進み、200円台に突入だ!と高らかに宣言しています。

 

しかし翌1998年に円安はピークアウトして、2007年のリーマンショック前夜までは円高が徐々に進んでいき、2008年には超円高が進みました。

つまり逆行したわけです。

もう1つエコノミストが激しく為替動向の予想を外した例をご紹介すると・・

 

『1ドル50円時代を生き抜く日本経済』2011年 浜 矩子 (著)

1ドル50円時代を生き抜く日本経済
現在の円高は急速なドル安が原因であるが、2011年にはさらなるドル暴落が予想される。“超円高ニッポン”によるデフレ化、産業の空洞化、地方経済の停滞などを改善する施策を、今最も注目されるエコノミストが鋭く説く。

 

2011年に1ドル50円時代がくる!と宣言しましたが、実際はアベノミクスも影響して、2012年から円安がずっと進んでます・・。

とまあ、こんな感じで為替エコノミストたちは派手に予想を外すのが常です。

2022年中に1ドル150円になるとする予想についても、鵜呑みにしないように注意が必要です。




 

2022年6月以降のドル円レートの予想

ここからは筆者の独自予想について書きます。

まず為替の大きな方向性について考えてみましょう。

 

135円に到達したものの、そこからは上に行くか下に行くか、トレンドは出てない状況です。

135円をはっきり突破したわけではないので、現在が円安のピークの可能性もあります。

一方、今後もさらに円安が進む可能性もあるため、136円をはっきりと超えるか否かが当面の見どころになります。

 

136円を突破した後の上値予想は?

136円をとっぱしたら、はっきりとした上昇トレンドが出たと判断してよいと考えています。

その際には、次の上値目途を探す必要があります。

過去のチャートから、上値目途について考えてみましょう。

 

2002年の1ドル=135円からさらにさかのぼると、次の円安目途は1998年につけていた140円であることが分かります。

もし140円も突破してしまったら、次の上値目途は147円です。

 

米ドル・円の今後はどうなる?筆者の予想は●円

ここまで書いてきた内容より、筆者の予想を整理するとこんな感じです。

 

  • 1ドル136円を上抜けられるか否かが、円安に進むか否かの分かれ目となる
  • 136円を突破したら、次の上値目途は140円となる
  • 140円も突破したら、さらに次の上値目途は147円となる




 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

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