不動産投資型クラウドファンディングのクラウドリアルティに投資しました。
投資したのはクラウドリアルティで定番の「京町家再生」の第6号ファンドです。
今後、投資を検討する人のために体験談を公開します!
ファンドの概要
まずは今回投資したファンドの概要を解説していきます。
そもそも京町家ファンドとは?
京町家ファンドとは、クラウドリアルティで集めた資金を使って、京都の古くなった町家を購入・リノベーションし、宿泊施設として再生するプロジェクトです。
宿泊施設の管理・運営は、町家プロデュースカンパニーの株式会社トマルバが行います。
トマルバ社は町家・古民家を「泊まる場」にリデザインし付加価値をつけて運営した実績が多数あります。
クラウドファンディングの資金の運用期間は2~3年で、最終的には外部の投資家への売却を含めたリファイナンスが実施される予定です。
リファイナンスによって出資金の返還・分配金の支払いが行われた後も、対象の京町家はトマルバ社により宿泊施設として継続運営されます。
京都壬生坊城町町家再生プロジェクトとは?
(引用:https://www.crowd-realty.com/project/JP-0007/summary/)
今回、私が投資した「京都壬生坊城町町家再生プロジェクト」の概要は下表の通りです。
物件の場所は?
(引用:https://www.crowd-realty.com/project/JP-0007/property/)
京町家6号ファンドの投資対象物件は、京都市でも新選組に縁の深い中京区壬生地区に立地してます。
観光名所である二条城が近くにあったり、本能寺の跡地があったりと、長い京都の歴史の中で幾多の変遷を経た歴史的エリアとも言える場所です。
また嵐電「四条大宮駅」や阪急「大宮駅」が近くにあり、観光名所の「嵐山」や繁華街の「阪急河原町駅」へも移動しやすいため、宿泊地として優位性のある立地にあります。
投資スキームは?
投資スキームは期初→期中→期末の3段階に分かれて変化していきます。
期初
期初は、クラウドリアルティを通じて集めた資金を使い、対象物件の購入とリノベーションを行います。
また運営会社:トマルバ社との業務委託契約も締結されます。
期中
期中は宿泊を通じて得た利益が投資家に分配されます。
期末
期末は対象物件を外部の投資家に売却し、売却で得た資金でクラウドリアルティの投資家への元本返済が行われます。
利回りは?
京町家6号ファンドの期待利回りは6.0%です。
あえて「期待」というワードが入っている理由は、変動する可能性があるためです。
期中の宿泊施設の稼働率や、期末の売却価格といった変動要因によって、利回りは高くも低くもなる可能性があります。
トマルバ社がいかに魅力ある宿泊施設にするか、そしてクラウドリアルティ社がいかにリファイナンス(売却)交渉をうまく進めるかにかかってます。
リスクは?
京町家6号ファンドは投資ですのでリスクはもちろんあります。
主なリスクを上げると以下の通りです。
- 元本割れリスク
- クレジットリスク
- 流動性リスク
- 本営業者*及び関係者の倒産に伴うリスク
- 収益が宿泊業界等の収益に依存していることのリスク
- 不動産に係るリスク
投資スケジュール
本ファンドの投資スケジュールは上図の通りで、まとめると・・・
- 募集期間:2018年2月23日~2018年3月4日
- 運用期間:原則2021年3月末までの36か月を想定
※但し、物件の運用・売買等の状況により、運用期間は前後する可能性あり
運用期間が3年というのは、私が投資するクラウドファンディングの中では最長です。
運用期間の長さは賛否両論でしょうが、流動性リスクを低減するためにもう少し短くなった方が個人的には嬉しいですね。
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