以前、不動産投資クラウドファンディングのCREALに関する記事を書きました。
同業界ではRenosyを筆頭にCREAL、FANTAS Funding、TATERU Fundingなど多くの企業がひしめいており、激しく競争しあっています。
そこで今回は不動産投資クラウドファンディングの業者を徹底的に比較し、おすすめ度をまとめたいと思います。
この記事で分かること |
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不動産投資クラウドファンディングの比較結果
結論から始めに書くと下表の通りです。
RENOSYが他の3社を圧倒してトップ、次いでFantas Funding、CREAL、TATERU Fundingと続く結果となりました。
詳しく見ていきましょう。
比較対象の事業者
今回比較したのは以下の4つの事業者でした。
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OwnersBookが比較業者に含まれない理由
OwnersBookは、不動産投資クラウドファンディングではなく融資型クラウドファンディングとジャンルが異なるため、比較対象ではありません。
融資型クラウドファンディング=貸金業法の規制のもと事業を行うため、案件情報の匿名性を厳しく問われます。
そのためOwnersBookファンドはどれも住所等の特定できる情報が一切含まれませんので、投資家はオーナーズブックが出す情報を鵜呑みに信じて投資するしかありません。
匿名のファンドに投資できるか!と思う人もいるでしょうが、OwnersBookは業界でも数少ない上場企業が運営するサービスです。
上場するために相応の審査を通過したわけですから、私はその点を評価してOwnersBookにも投資しています。
不動産投資クラウドファンディングの比較詳細
ここからは各比較項目を詳細に見ていきましょう。
不動産の特徴
CREALはマンション以外にもホテル、Fantas Fundingは一軒家の再生といったバラエティがある点が特徴です。
しかし、どの事業者もマンションやアパートといった一般的な収益物件が中心であることに違いはないようです。
収益性
収益性はRenosy(リノシー)とFantas Fundingが圧倒しており、利回り8%となっています。
また収益の実現度という観点で償還実績を見ると、TATERU Fundingが多数の償還実績があります。
流動性
流動性(資金の拘束期間が短い)ではRenosyのすべてのファンドが3ヶ月と圧倒的に短い結果となりました。
一方で流動性の高さは再投資までの機会損失の高さにつながる側面があるため、一長一短なので注意が必要です。
安全性
安全性はRenosyが圧倒的に高いようです。
物件は都心にあり不動産価格の下落リスクが低く、優先劣後融資の適用により実質30%下落までは投資家の損失も出ません。
また運営会社がマザーズ上場企業という点で信用度が高い点も投資家にとって安心材料です。
まとめ
最後に不動産投資クラウドファンディングの比較まとめです。
Renosyが圧勝という感じですが、だからといってRenosy一択というわけにはいきません。
なぜならRenosy人気は高く、投資したくても完売で投資できない障害にぶちあたるだろうからです。
投資家はRenosyに投資できなかった時に備えて、CREALやFantas Fundingなどの選択肢も考えておく必要があります。
以上、本日はここまで。
それでは!
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