2019年度初頭にビットコイン貸付をスタートしたことで話題になったCoinOn(コインオン)が、突然のサービス終了を宣言しました。
魅力的な貸付条件だったので残念であるとともに、早急に出金手続きをしないとビットコインを引き出せなくなってしまうリスクがあるので、このアナウンスには焦りました。
結果的に出金できたのですが、引き出せなくなるようなトラブルもあり、大変な思いをしました。。。
CoinOnのサービス終了の概要
まずは今回の経緯を解説します。
CoinOnとは?
そもそもCoinOn(コインオン)が何たるかというと、仮想通貨:ビットコインを貸付するサービスです。
投資家は自分が保有するビットコインをCoinOnに貸付けることで、決済には使えなくなるものの、毎日一定の配当金を受け取ることができます。
配当金がサービス開始当初の3ヶ月は利回り約10%、3カ月が経過した後も5~6%で推移したため、利回りの高い魅力的な投資商品でした。
【CoinOnのサービス内容に関する詳しい記事】
本当に利益が出てたの?
サービス開始当初から私も投資を始め、実際に利益がでていました。
10月初旬が最後の配当金の受け取りだったのですが、サービス開始当初からCoinOnに1ビットコイン預けていた私は0.05ビットコインの配当金が積みあがりました。
最近のビットコインレート:90万円を基準にすれば、4~5万円の配当金(厳密にはビットコイン)を苦も無く得られていました。
【CoinOnの運用実績の記事】
CoinOnから突然のサービス終了のお知らせ
美味しい投資商品だと思って重宝していたのですが、突然、CoinOnの運営企業であるカウンティアバンク社からサービスの終了の案内が届きました。
いつもCoinOnをご利用いただきありがとうございます。
この度、CoinOnはサービスを終了することになりました。
ご利用いただいておりましたお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
お客様にご返却する資産は確保されておりますので、期限までにビットコインの出金申請をお願い致します。
サービス開始から多くのお客様のご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。
【リターンの付与期限】
「2019年10月2日」を最後に、リターンの付与を停止致します。
【ビットコイン出金申請期限】
「2019年10月31日」までに、ビットコインの出金申請をしていただきますよう、ご協力をお願い致します。
期限までの間、出金手数料は無料とさせていただきます。
【サービス終了予定日】
「2019年11月8日」を目処に、CoinOnはサービスを終了致します。
リリース文によると、以下の流れでサービスは終焉を迎えるようです。
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ビットコイン出金時の注意点
CoinOnから出金手続きを進めるうえで1つ注意点があります。
私もそれにはまって、あやうく出金不可能になるようなトラブルに見舞われました。
出金時は二段階認証コードが必要
CoinOnからの出金手続きには二段階認証コードが必要となります。
要するにログインパスワード以外でもう1つパスワードが存在するということです。
二段階認証コード設定をCoinOnの口座開設時にスマホの専用アプリで行っているはずなのですが、スマホを買い替えたなどコードが分からないと、出金できなくなってしまいます。
私もそのトラブルに見舞われ、出金できずに立ち往生してしまったのです。
解決方法はいたってシンプルで、CoinOnのサポートへメールで連絡すれば二段階認証を再設定できるようにガイドしてくれます。
サポートへのメールはマイページの右下にある「?サポート」をクリックすると送ることができます。(下図参照)
無事にCoinOnから私が主に利用するbitFlyerのアカウントに引き出すことができました!(下図のBTC 1.0526…)
以上、本日はここまで。
繰り返しにはなりますが、10月31日までの出金を推奨されているので、CoinOnユーザーはお忘れなく!
それでは!
CoinOnはサービス終了となりましたが、貸付金利:10%と高利回りなサービス:BitLendingが2022年からスタートしました。
以下の記事内でBitLendingについて詳しく紹介してますので、興味がある人はぜひ読んでみてください。筆者も投資してますよ!
利回り5%の安定的な配当を受け取る方法
CoinOnは残念ながら終了してしまいましたが、同じように5%前後の安定的な配当を受け取ることができる投資商品としてソーシャルレンディングがあります。
ソーシャルレンディングは最低投資額が1円や1万円で設定されているサービスが多いので、誰でも気軽に始めることができます。
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは、個人投資家が企業や個人へ融資を可能にするプラットフォームです。
個人投資家も間接的に企業に融資を行うことを可能としてくれます。
日本のソーシャルレンディング市場は急拡大中
(矢野経済研究所の「国内クラウドファンディング市場の調査」から筆者が作成)
上のグラフは日本のクラウドファンディング市場の投資額推移を表しており、明らかに右肩上がりで成長していることが分かります。
市場の内訳は融資型クラウドファンディング、別名:ソーシャルレンディングが約90%と圧倒的な割合を占めています。
ソーシャルレンディングは日本でも既に多くの投資家が参入する注目の投資商品です。
利回りは?
ソーシャルレンディングを提供するサービスが様々ある中で、業界平均利回りは6~8%※と言われています。
(※参考:ZUU fundingの調査)
定期預金であれば、利回りが高い銀行でも0.1~0.2%であることを考えるとソーシャルレンディングの利回りの高さは魅力的です。
おすすめのソーシャルレンディング事業者
事業者は20を超えるとも言われているので、初めての人はどこのソーシャルレンディングを使えばいいのか迷いますよね。
ソーシャルレンディング投資歴3年を超える筆者が、実際に投資して分かったおすすめの事業者を3つご紹介します。
1つ目はFunds(ファンズ)です。 2019年1月にサービスリリースしたばかりの新しいソーシャルレンディングですが、総額7,000万円超第一号ファンドが約15分で完売するなど業界で話題沸騰中の事業者です。 Fundsを運営するファンズ社はみずほフィナンシャルグループから出資を受けるなど、業界内・外から高い評判を得ています。 |
2つ目のクラウドクレジットは、海外事業者への融資に特化したソーシャルレンディングであり、海外ならではの高利回り案件が魅力です。 また伊藤忠商事やマネックスグループなどの優良企業から出資を受けるなど、業界内・外からの評判も高い事業者です。 |
3つ目のOwnersBookは不動産専門のソーシャルレンディング事業者であり、2017年9月には運営会社のロードスターキャピタル社が東証マザーズ市場に上場しました。 |
世界のソーシャルレンディングは日本より圧倒的に盛り上がっています。
日本でも数年後はみんなが知る存在となってくれると信じてます。
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