新型コロナウイルスの影響で株式市場が急落するなか、世界最高の投資家とも言われるウォーレン・バフェットが買いに動いたそうです。
バフェットといえば2008年の金融危機の暴落時にも、ゴールドマンサックス社の株を大量に購入し、結果的に大きな利益をあげたことがありました。
今回もおそらく大儲けを狙っての動きだと思うので気になりますよね。
いったいどの株式銘柄を購入したのか追跡調査してみました!
バフェットが購入したのはデルタ航空
バフェットが率いる投資会社:バークシャーハサウェイ社は、米国・デルタ航空の株式を2月27日に約4,530万ドル(約49億円)も買い増ししました。
株価チャートを見ると、2月の高値59.47に対して27日が48.19の値なので、約19%ほど値下がりしたのを確認したうえでの購入です。
なぜバフェットは暴落相場で買うのか?
2008年のリーマンショックの時もそうですが、バフェットが暴落相場に積極的な買い増しを行う傾向があります。
その理由は明確で、アメリカ経済の長期的な成長とともに株価の継続的な上昇をいることに他ならないからです。
以下のNYダウ平均株価を見れば一目瞭然です。
2008年前後にリーマンショックによる大きな下落を経験しても、長い目で見ればショック前をはるかに上回るところまで株価は上昇してきたのです。
平均がこうであれば一時的な暴落なんて誤差の範疇で、しっかり黒字を出せる企業を選ぶと自然と株価も上がるというわけです。
バフェットの暴落理論で購入する時の注意点
長い目で見れば平均株価は上がり続けるわけだから、暴落時は買いのチャンスであるとするバフェットの理論について1つ注意点があります。
それは日経平均株価は長期的な成長を見込めず、日本株を暴落時につかむのはリスクがあるという点です。
チャートを見てみましょう。
確かに2008年のリーマンショック前よりも株価は上がっているのですが、アメリカほど明らかな上昇を示しているわけではありません。
また過去にさかのぼって1990年代と比較すると、むしろ現在の方が株価が下がっています。
通貨の総量が年々増加するなか、本来は株価は上昇し続けなければならないのですが、日本が抱える独自の問題(低成長、高齢化など)によって、低迷が続いています。
暴落時に買うなら海外のインデックス投信一択!
今回の記事についてまとめると、バフェットが暴落時に長期成長株を購入するのは理にかなっており、筆者も大賛成です。
しかし日本にいるから安易に日本の有名企業の株を購入するのは反対です。
なぜなら日本全体の長期成長は見込めないからです。
じゃあ、何を購入すべきか?という話になりますが、先進国など海外に投資できるインデックス投資信託の一択だと思います。
極端な話をすると、アメリカの平均株価へ投資するインデックス投信でもよいかと思います。
(あくまで筆者個人の見解であり、投信購入の勧誘や株価の上昇を保証するものではありません)
もし投資信託信託の口座を持ってなければ、投資信託の取り扱い数は業界最大レベルで、楽天ポイントの還元も受けられる楽天証券が筆者のおすすめです♪
以上、本日はここまで。
それでは!
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