ビットコインの半減期という言葉を知ってますか?
4年に1回必ず訪れるこのイベントが、ビットコインの価格と強い相関があると言われてます。
もし相関関係から一定のルールを見つけることができれば、次回の半減期におけるビットコイン価格を予想できるのでは?
ということで、今回は2024年に訪れるビットコイン半減期後のビットコイン価格を予想します!
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ビットコインの半減期とは?
2024年のビットコイン価格の予想について書く前に、そもそも半減期とは何か?について解説します。
ビットコインの発行量には上限がある!
まず大前提として、ビットコインの発行量は2100万BTCが上限であるという事実があります。
グラフのとおり、2022年7月下旬時点で1,900万枚のビットコインが発行済みであり、2040年に上限に達すると言われています。
ビットコイン半減期とは供給が半減すること
もう一度、ビットコイン発行量のグラフに注目してください。
発行量のカーブが年を追うごとにゆるやかになっていることが分かりますよね。
これは4年ごとにビットコインの発行量が半分に減る特徴を表していて、これをビットコインの半減期と言います。
過去3回のビットコイン半減期
2009年 | ビットコイン誕生! |
2012年11月 | 初回のビットコイン半減期 |
2016年7月 | 2回目のビットコイン半減期 |
2020年5月 | 3回目のビットコイン半減期 |
半減期とビットコイン価格の関係
半減期とビットコイン価格には、強い相関性があると言われています。
経済学における需要と供給の関係を考えると、その理由が分かるでしょう。
一般的に・・・
需要 > 供給の市場では物価は上がり
需要 < 供給の市場では物価が下がる
以上より半減期は物価が上がる、つまりビットコイン価格の上昇チャンスと言うことができます。
過去の半減期とビットコイン価格を振り返ってみる
本当に半減期にビットコイン価格が上がるのか?
過去のチャートを振り返って明らかにしてみまそう。
2012年 第一回半減期
2012年半減期の前後はチャートが存在しないため、数字のみで振り返ってみます。
年月 | 出来事 | 1BTCの価格 |
---|---|---|
2011年4月 | TIME誌でビットコイン特集 | 約100円→1,000円超え |
2011年6月 | Mt.Goxがハッキング被害を受ける | 約1,400円→200円台へ急落 |
2012年11月 | 初めてのビットコイン半減期 | 約1,000円 |
2012年の半減期の前年にあたる2011年はビットコインバブルが訪れました。
1BTC=100円にも満たなかった価格が、あっという間に10倍の1,000円を大きく超えたのです。
2011年6月にはMt.Goxがハッキングを受けて、投資家のビットコインが盗まれるという大事件が起きて、BTC価格は200円台まで急落しました。
しかしその後持ち直し、2012年に訪れた初の半減期においては1,000円前後の値を付けました。
2013年 ~ 2016年 第二回半減期
上図のとおり、第一回半減期の1年後の2013年後半~2014年前半にかけて、ビットコイン価格が約10,000円 → 約120,000円まで大幅に上昇していることが分かります。
短期間で10倍以上も上昇したことが分かります。
しかし2014年前半のピークを超えるとビットコインは急落し、2015年に20,000円台前半にまで落ち込みました。
2014年後半~2015年にかけては上にも下にも方向性のない相場が続きましたが、2016年に入ると、7月に迎える半減期に向けて上昇をしていきました。
2016年7月のビットコイン半減期は約60,000円で迎えることになりました。
2017年 ~ 2020年 第三回半減期
上図のとおり、2016年半減期の1年後の2017年後半~2018年前半にかけて、ビットコイン価格が約70,000円 → 2,200,000円まで大幅に上昇していることが分かります。
短期間で30倍以上も上昇したことが分かります。
しかしピークを超えるとビットコインは急落し、2018年後半には350,000円前後まで落ち込みました。
2018年後半~2019年前半にかけては上にも下にも方向性のない相場が続きましたが、2019年に中ごろ入ると、ビットコイン価格は上昇をしていきました。
2020年5月のビットコイン半減期は約100万円で迎えることになりました。
2024年半減期のビットコイン価格はどうなるか?
ここまで過去3回のビットコイン半減期を見てきましたが、筆者には共通点があるように思います。
過去の半減期から見えてくる法則
筆者が感じた法則は以下のようなものです。
- 半減期を超えると、急激な上昇カーブを描き、直近ボトムの10倍以上の価格になる
- 2013年、2017年に実際に起きた
- ビットコイン半減期の前年度は急落が起き、直近ピーク時の1/6~1/7程度になる
- 2015年、2019年に実際に起きた
- ビットコイン半減期の年は、急落から少し相場が回復する
- 2012年、2016年に実際に起きた
ずばり!2024年の半減期のビットコイン価格を予想
過去3回の法則を踏まえ、2024年の半減期のビットコイン価格を予想してみましょう。
まずは直近の半減期:2020年後半 ~ 現在2022年7月までのチャートを確認してみましょう。
そして、過去のビットコイン半減期の法則を2024年にも当てはめてみると・・
- 2020年:半減期を超えると、直近ボトムの10倍以上の価格になる
- 実際に、2020年半減期の翌2021年に7,300,0000円台まで伸びた
- 直近ボトム:2018年の約20倍も上昇
- 2023年:半減期の前年度は急落が起き、直近ピーク時の1/6~1/7程度になる
- 2022年も既に暴落しているが、2023年はもっと落ち込むかもしれない
- 2023年は1,000,000円 ~ 1,200,000円あたりに落ち込むと予想
- 2024年:ビットコイン半減期の年は、急落から少し相場が回復する
- 2024年は3,000,000円台には回復するだろう
- 2025年:半減期を超えると急な上昇カーブを描き、直近ボトムの10倍以上になる
- つまり2025年にビットコインは10,000,000円以上の価格になると予想♪
まとめ
2021年 | 第三回半減期の翌年 | 実績:7,300,000円台 |
2022~2023年 | 半減期前は暴落 | 予想:1,000,000円台 |
2024年 | 第四回半減期 | 予想:3,000,000円台 |
2025年 | 半減期の翌年は急上昇 | 予想:10,000,000円以上 |
以上、本日はここまで。
今回はビットコインの半減期と価格の関係性を過去データから紐解きつつ、次に訪れる2024年の4回目半減期にビットコインがいくらになるか?を予想しました。
それでは!
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