アメリカの株式市場が絶好調です。
2021年現在、アメリカ株式の平均価格指数であるS&P500は常に史上最高値を更新しています。
1990年代の最高値を今も超えられない日本株式に比べても、利益を求めるならアメリカ株のほうが断然おすすめです。
そこで今回はそんなアメリカ株をお得に買う方法をご紹介します。
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米国株の魅力
「アメリカ株式は絶好調」なんていきなり言われても信じられない人がいるでしょうから、少しだけその魅力について解説します。
まず直近40年のS&P500の値動きを見てみましょう。
下落することも短期間ではあるようですが、基本的に右肩上がりで上昇していることが分かりますし、2010年を超えたあたりから上昇速度が増していることも分かります。
直近5年のチャートを見てみましょう。
2020年の前半に大きな落ち込みがありますが、これは新型コロナウイルスが蔓延し始めたころで、一時的にパニック売りが生じたためです。
それ以外は基本的にきれいな右肩上がりで、アメリカ株式の歴史上の高値を超えてもなお上昇し続けています。
米国株のお得な買い方3選
「さっそく、自分が持っている証券会社で購入しよう!」と思った方へ、米国株のお得な買い方をご紹介します。
数千円~数万円単位で違いが出てきますので、知っていて損はありません。
1.わずか4銭で為替手数料を済ませる方法
米国株を購入する際、どの証券会社であってもまずは 日本円 → 米ドル へ両替する必要があります。
この際に為替手数料がかかるのですが、一般的なネット証券の相場では日本円 → 米ドルの両替に1ドルあたり片道で25銭、売却まで想定すればその倍の50銭が必要になります。
25銭=0.25円と少額のように思えますが、まとまった額となると、意外にバカになりません。
為替手数料のシミュレーション(1ドル100円の単純換算)
- 10万円購入の場合 ・・・ 片道250円、往復500円
- 100万円購入の場合 ・・・ 片道2,500円、往復5,000円
- 1000万円購入の場合 ・・・ 片道25,00円、往復50,000円
1,000万円くらいの規模になったら、為替手数料だけでも1株買えそうですね。
これをお得にする方法がSBI証券にはあります。
SBIグループの住信SBIネット銀行に銀行口座を持っておき、そこで両替したものをSBI証券に振り込めば、為替手数料は4銭で済みます。
シミュレーションし直してみると・・・
為替手数料のシミュレーション(1ドル100円の単純換算)
- 10万円購入の場合 ・・・ 片道40円、往復80円
- 100万円購入の場合 ・・・ 片道400円、往復800円
- 1000万円購入の場合 ・・・ 片道4,00円、往復8,000円
為替手数料が1/6以下になりますね!!
特に米国株投資をどんどん増やそうと考えているなら為替手数料の積み上がっていきます。
塵も積もれば山となるを意識して、最初からSBIネット銀行+SBI証券で始めることをおすすめします。
2.「米国銘柄スカウター」で業績優秀な高配当株を見つけよう!
米国株が好調といっても、何でもOKというわけではありません。
業績が良く株価上昇が期待でき、配当で株主に還元してくれる企業を選びたいですよね。
そこで筆者がおすすめしたいのがマネックス証券が提供する「米国銘柄スカウター」です。
マネックス証券は米国株に力を入れており、取り扱い銘柄数はネット証券の中でもトップクラスです。
そしてマネックス証券が提供する米国銘柄スカウターを使えば、簡単に高成長・高配当な株式銘柄を見つけることができます。
例えば下図のようなおすすめスクリーニング機能を使えば、一発で連続増配や高成長株のスクリーニングをかけることができます。
スクリーニングで絞り込んだ銘柄から1つ選ぶと、下図のコカ・コーラの例のように時価総額・PER・PBRといった一般的な指数が並びます。
マネックス証券の米国銘柄スカウターはここからがすごいんです。
下図のように業績を過去10年以上の期間も見ることができたり、
1株あたり配当金の過去からの推移や、
配当利回りが、市場全体で高いのか安いのか相対的な確認もできます。
銘柄スカウターを使えるのは、マネックス証券の口座をもっている人に限られます。
口座開設や維持費は無料なので、ひとまず持っておいてはどうでしょうか。
3.脱・ダブル納税!アメリカの税金を取り戻す方法
配当金で利益を得ると、税金を支払う必要があります。
日本株であれば所得税と住民税合わせて約20%だけで済みますが、米国株だとアメリカ内でも課税対象となってしまい、さらに10%の税金を徴収されます。
日本とアメリカの二重徴税は泣き寝入りするしかないかと言うと、実はアメリカの10%分は確定申告の外国税額控除を受ければ取り戻すことが可能です。
自分で確定申告するのは面倒かもしれませんが、一度やってしまえば次年度以降は簡単にできるようになるので、新しいことを勉強する気概で頑張ってみましょう。
以上、本日はここまで。
今回は普通預金の金利ランキングについてご紹介しました!
それでは!
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