181件のmaneoファンドで延滞が発生!投資元本の損失の恐れありでヤバいかも

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディング業界シェアNo1のmaneoで返済が延滞するファンドが発生しました。

 

これまでmaneoでは何度か返済遅延が生じてきましたが、私は運良く事故ファンドにぶつかることなく過ごしてきました。

 

しかし今回は見事に2つのmaneoファンドの延滞トラブルが直撃した格好で、投資した元本が返済されるのか気が気でない状況です。

 

私のお金はいったいどうなってしまうのでしょうか?

 

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maneoの返済延滞ファンドとは?

まずは今回事故が起きたファンドについて詳細を確認してみましょう。

 

該当ファンドは?

以下の5つのシリーズ、合計181本の大量のファンドで延滞が発生しているようです。

  1. 【不動産担保付き】1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~78号、80号、82号、84号~106号
  2. 【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~15号
  3. 【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~9号
  4. 【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第3弾】1号~9号
  5. 【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~25号

 

上記の返済遅延ファンドのうち、私は「1.」と「5.」で事故にあってしまいました。

 

原因は融資先企業CU社の返済不要

今回の遅延事故の状況は以下の通りです。

事業者C社は、不動産事業者CU社に対し不動産担保融資を行いました。

2018年5月25日、不動産事業者CU社は、事業者C社に対し、約定利息の支払いを行いませんでした。

事業者C社は、担保不動産の任意売却や担保権の実行による回収をもってmaneo社に対する債務の全額を返済可能と判断しました。

 

今回の遅延ファンドは全て同じスキームで、最終融資先企業は不動産事業を営むCU社です。

 

CU社が返済不要に陥ったため(デフォルト懸念?)、分配金の支払われなくなりました。

 

私が保有するファンドの概要

私がぶちあたってしまった返済延滞ファンドの概要を見てみましょう。

 

1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】1号~78号

貸付金額¥25,000,000
運用利回り5.6 %
借入期間13 ヶ月
貸付実行日2018年02月15日
返済完了日2019年03月28日
返済方法13 ヶ月後一括返済
(利払いは毎月)
※但し、期限前返済の場合有
担保有り
保証無し

 

上記の通り、来年3月末に返済予定だったのに、満期返済まであと一歩届かず・・・。

 

私の投資元本は5万円です。

 

1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】1号~25号

貸付金額¥23,270,000
運用利回り5.5 %
借入期間13 ヶ月
貸付実行日2018年04月13日
返済完了日2019年05月28日
返済方法13 ヶ月後一括返済
(利払いは毎月)
※但し、期限前返済の場合有
担保有り
保証無し

 

こちらは5月まで返済期間があったので、返済期日を大きく残しての遅延となってしまいました。

 

私の投資元本は5万円です。

 

以上より、遅延の被害を受けたファンドに対する私の投資額は合計10万円です。

 

つまり最大損失額は「10万円ー受取済み分配金」ということになります。

 

担保による安全性は?

両ファンドとも不動産が担保に設定された融資でした。

 

返済遅延の状況が悪化し、融資先企業の倒産(デフォルト)に至った場合、担保不動産を売却することで得た資金から、投資家に返済が行われます。

 

担保となる不動産の評価額が融資額を上回っていれば、担保は安全と言えるのですが、今回のケースではどうだったのでしょうか?

 

1,000億円突破記念ローンファンド【第2弾】15号2億円の貸出しに対して10億円の評価額
※優先順位の残債差引き後の評価額

 

【不動産担保付き】1,100億円突破記念ローンファンド【第4弾】4号約3.9億円の貸出しに対して約4.7億円の評価額

 

2ファンドともに融資額 < 不動産評価額となっており、担保の安全性は大丈夫なように見えます。

 

回収の見込みはどうか?

CU社からの今後の回収見込みについて、maneoからは以下の通りコメントがありました。

 

事業者C社は、担保不動産の任意売却や担保権の実行による回収をもってmaneo社に対する債務の全額を返済可能と判断しました。

<中略>

しかしながら、事業者C社は、任意売却に向けた活動の過程において、すべての担保不動産の任意売却による売却代金をもってしてもmaneo社への元利金全額を支払うことが困難であるとの認識に至りました。

maneo社から事業者C社への融資はノンリコースローンであることから、10月29日を期日とするmaneo社への利息の支払いを履行しない意向をmaneo社に対して示しました。

事業者C社及びmaneo社は、引き続き、担保不動産の競売・任意売却による回収に尽力してまいります。

 

 

驚きの事実が発覚しました!

 

担保不動産の売却金額をもってしても融資した金額を返済できない可能性が高いということです。

 

分配金や元本返済はどうなるの?

10月以降の分配金はストップします。

 

また元本返済もいつ行われるか、どれくらいの金額が返済されるか定かではありません。

 

今分かっていることは以下の2点のみです。

  1. 11月6日を目途に、再度、状況の報告がある
  2. 回収の進捗状況等については、定期的にメールで報告が届く

maneoには全力で回収をすすめていただき、タイムリーな進捗の報告を期待しています。

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

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コメント

  1. はちまき名無しさん より:

    5%ならほかにいくらでも投資先が有ると思うが?
    胡散臭いSLで5%とかよくリスク取れるなと。
    サラ金並みの高金利じゃないとお金をリスクに晒せないわ。

    今は10万円で済んでるけどいずれはSLを語った投資詐欺かクソ業者に吸い取られて破産寸前まで追い込まれると思いますよ。

    100万とか300万とか飛んでもどうでもいい額なら遊びや趣味で良いとは思いますが1000万とかはさすがにやめたほうが良いかと。損を出すと元本まで回復するのが大変なのはわかると思います。

    • A氏 より:

      はちまき名無しさん

      コメントありがとうございます。
      いくつか論点ありそうなので分解してコメントします。

      >5%ならほかにいくらでも投資先が有ると思うが?
      株式、投資信託、不動産が頭に浮かびました。
      全て相応のリスクがあるので、リスクをどこに持つかの違いだと個人的には思います。

      >胡散臭いSLで5%とかよくリスク取れるなと。
      同感です。
      SL(ソーシャルレンディング)は業界が実績に乏しいので何が起きてもおかしくないかと。

      >サラ金並みの高金利じゃないとお金をリスクに晒せないわ。
      サラ金並みの高金利商品があれば紹介して欲しいです。

      >今は10万円で済んでるけどいずれはSLを語った投資詐欺かクソ業者に吸い取られて破産寸前まで追い込まれると思いますよ。
      リスクマネジメントはしっかりしてるので、私は破産に追い込まれることはありません。
      「みなさん余裕資金で投資しましょう」という意味であれば同感です。

      >100万とか300万とか飛んでもどうでもいい額なら遊びや趣味で良いとは思いますが1000万とかはさすがにやめたほうが良いかと。損を出すと元本まで回復するのが大変なのはわかると思います
      資産ポートフォリオ・マネジメントをしっかりすれば良い話だと思います。
      試算が10億円あれば1000万円かけてもいいじゃないですか、と個人的には思います。

      今後ともManiManiをよろしくお願いいたします。

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