国内で唯一エターナルコインの取引が可能なエターナルライブが業務停止してから、あっという間に半年が経過しました。
金融庁から指摘を受けた問題を解決することができず、エターナルライブは仮想通貨交換業者から事実上の撤退となりました。
撤退の結果、国内のエターナルコイン投資家の資産は凍結され(現金を除く)、返金されないままとなってます。
みんなの資産はいったいどうなってしまうのでしょうか?
エターナルコインの最新情報と今後について改めて調査してみました!
返金方法を大捜索!その結果は?
いくつかのルートからエターナルコインを換金する方法を調べてみました。
エターナルライブのマイページから返金にチャレンジ
まずは正攻法でエターナルライブからです。
マイページにログインすると、上図の通り3つのメニューしか表示されません。
「出金依頼」メニューから出せるお金は、あくまでエターナルライブに預け入れている現金を指してます。
結論:エターナルライブからエターナルコインを現金化して出金できません |
また「全履歴」メニューを見てみると、入出金やエターナルコインの売買履歴を見ることができます。
7月25日まで毎週のように分配金が入っていたのに、突然ストップしてしまいました。
分配が止まるといった連絡は入っていません。
まさか知らぬ間にエターナルリンク社が倒産したなんて自体は起きてないですよね・・・。
「エターナルリンク 倒産」や「エターナルコイン 破産」などでググっても、そのような事件が起きたとする記事はあがってきませんでした。
運用実績の記事)エターナルコイン|仮想通貨エターナルコインの運用実績(最新版) |
アトムソリューションズから返金にチャレンジ
次に試したのが、エターナルコインを開発したアトムソリューションズからの返金です。
アトムソリューションズはエターナルコインの後継としてエターナルトークンを発行しました。
エターナルトークンは以下ようにエターナルコインと交換可能な特徴があります。
エターナルトークン(XET)とはエターナルコイン(XEC)と1対10で交換ができるトークンです。
エターナルコイン(XEC)は公認取引所でのみ売買・保管ができる仮想通貨の為、公認取引所の無い国においてはXECの売買ができないデメリットがあります。
そしてXET は世界中の取引所で取引されることによって、さまざまな仮想通貨と交換することができます。
アトムリューションズでは、XECとXETという互換性のある仮想通貨を発行する事によって、XEC のデメリットと一般的な仮想通貨のデメリットを解決しました。
引用:エターナルトークンとは
エターナルトークンは下図のような世界の仮想通貨取引所で売買できます。
つまり「エターナルコイン→エターナルトークン→日本円」で換金する可能性を秘めているわけです。
以上のことから、まずは「エターナルコイン→エターナルトークン」の交換方法を見つける必要があることが分かります。
アトムソリューションズのホームページを隅々までチェックしたところ、見つけました!
(引用:XET⇔XEC交換所)
TOKEN HUBという仮想使取引所で交換できるようです。
いよいよゴールが見えてきました!
結論:「TOKENHUB」という取引所でエターコインとエターナルトークンを交換できる |
いざTOKENHUBで交換!・・・と思ったら
TOKENHUBのホームページに進むと、上図のようなページが表示されます。
トップページの右上に「XEC⇔XET EXCHANGE」というボタンがあって、本当にエターナルコインとエターナルトークンの交換ができるようです。
最高の希望を持ってボタンをクリックしてみたところ・・・
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
やっぱり日本の投資家はエターナルコインを売却して返金を求めることができないようです。
結論:TOKENHUBであっても、やはり日本人投資家はエターナルコインの売買不可 |
日本人のエターナルコイン投資家に返金できない理由
なぜこんなに日本人投資家はいじめられているのでしょうか?
エターナルコイン投資家に返金できない一番の理由は、エターナルライブを運営するエターナルリンク社が仮想通貨交換業者として認められてないことに起因します。
みなし業者による仮想通貨交換・売買の禁止
昨年までは、金融庁による正規の許可を得なくても、みなし業者として仮想通貨の売買ができていました。
しかし2018年からルールが厳格化され、金融庁の許可なく仮想通貨取引を扱えなくなったことで、エターナルリンクがNG業者となってしまいました。
ところで、みなし業者のままだと取引不能になることは自明であるにもかかわらず、なぜ多くの投資家はエターナルコインを現金化しなかったのでしょうか?
エターナルコインから逃げ出さなかった理由は、NG業者になる直前に起きた業務停止命令によって逃げ出すタイミングがなかったというのが実情です。
エターナルリンクの業務停止命令とは?
2018年3月の金融検査の結果、関東財務局(金融庁傘下の組織)からエターナルリンク社に対して業務停止命令、及び業務改善命令が出されました。
業務停止期間は2018年4月6日~6月5日までの2か月でした。
関連記事)詐欺なのか?エターナルコインが業務停止処分!その理由とは? |
仮想通貨登録業者取り下げによって全投資家が爆死
そしてエターナルリンク社の仮想通貨登録業者の取り下げは業務停止期間中の6月1日に行われました。
つまり業務停止期間が始まる前の4月6日時点では、まさか業務停止期間中にエターナルコインの売買ができなくなるとは誰も分からなかったのです。
その結果、私のように返金されない哀れな投資家がたくさん生まれてしまったのです。
エターナルコインの今後
エターナルコインの今後について、取引所:エターナルライブや通貨開発者:アトムソリューションズの両社から何も発表がありません。
双方ともに7月頃にいくつかお知らせが出ていたものの、今後の対応は何も決まってないといった内容でした。
ホームページの「よくあるQ&A」を見ても、エターナルコインの返還が決まってないことがはっきりと書かれてました。
一方でエターナルコインの後継:エターナルトークン(XET)が登場するなど、既存投資家を放置のまま、仮想通貨業者(アトムソリューションズ)はさらなる儲けを得ています。
考えるほど腹が立ってきますが、今はひたすら待つしかないようですね。
今度、コールセンターへ電話してみよっかな。
エターナルコインの最新状況は以下の記事に随時更新しますので、ご期待ください。
以上、本日はここまで。
それでは!
Twitterアカウントをフォローしていただければ記事の投稿や更新をお知らせします。
コメント