不動産関連ファンドを専門に扱うソーシャルレンディング:オーナーズブック(OwnersBook)にて、投資していたファンドの元本返済がなされました。
オーナーズブック(OwnersBook)は投資時点の予定利回りと返済時の確定利回りが異なることがあるという特徴があります。
この案件も予定利回り5.0%だったのが、返済時の確定利回りが●%と予想外の結果になりました。
詳細を解説します。
元本返済のあったファンドとは?
今回元本返済のあったファンドは「板橋区レジデンス用地第1号ファンド」でした。
ファンドの概要
ファンドの概要は下表の通りです。
募集総額 | 115,500,000円 | |
---|---|---|
運用タイプ | 貸付( シニア/メザニン ) | |
貸付先数 | 2(板橋区と文京区) | |
利息の利率(予定・年換算) | 5.0% | |
投資実行日 | 2018/02/09 | |
匿名組合の償還予定日 | 2018/11/20 | |
償還方法 | 元本 | 10ヶ月後一括返済 |
利益配当 | 毎四半期 | |
早期償還 | 可 | |
担保 | 有り(抵当権/根抵当権) |
大切なポイントだけ書きだすと・・・
- 板橋区と文京区の不動産関連ファンドへの投資
- 利回り:5.0%
- 貸付期間:10カ月
- 担保:有
ということです。
オーナーズブック(OwnersBook)で利回り5%、貸付期間が10カ月というのは平均的な案件だと思います。
ファンドの予定と結果の差異
この「板橋区レジデンス用地第1号ファンド」は5月に元本返済されました。
予定と結果でいくつかの差異が生じました。
繰り上げ返済による返済期間の短縮
上の案件概要で書いた通り、貸付期間は2018年2月~10月でした。
しかし結果的に5月に元本返済がなされたので、運用期間はわずか3ヶ月に短縮されてしまったのです。
繰り上げ返済されるのはリスクの観点で喜ばしいですが、収益の観点では機会損失になってしまうので、メリット・デメリットがあって悩ましいですね。
本ファンドの確定利回りは?
返済期間が繰り上げられたように、利回りも募集時点と異なる結果になりました。
募集時点の利回りは5%だったのですが、返済時の確定利回りは下図の右から3列目に記載の通り5.8%となりました。
【OwnersBookの他のファンドの予定利回りと確定利回りは?】
本ファンドから得た配当は?
上図の通り、2回の配当で合計2,280円を得ました。
15万円投資してわずか3カ月で2,200円程お金が増えたので、嬉しいですね♪
もし貸付期間の繰り上げが起きなかったら?
今回は貸付期間が10カ月→3カ月に短縮されてしまいましたが、もし期間短縮がなければ上図の通り6,250円の配当(税引き前)を得ることができてました。
オーナーズブック(OwnersBook)のように運用が安定しているソーシャルレンディングであれば、期日前返済はおきてほしくないというのが個人的に率直な思いです。
現在の運用実績は?
最後に自分の運用実績(2018年5月31日時点)を公開します。
上図の通り、30万円の元本に対して配当を約4,800円ほど得てきました。
オーナーズブック(OwnersBook)は運営会社のロードスターキャピタル社が上場企業だけあって、安全性の高いファンドを募集してくれています。
OwnersBookは高いリスクを負いたくない人や、投資初心者におすすめのソーシャルレンディングです。
【OwnersBookの特徴や評判を詳しく知りたい方はこちら】
以上、本日はここまで。
それでは!
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