【ミャンマー投資】株式投資と不動産投資のインフラ整備はどうなった?

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これまでも何度か投稿してきたミャンマー投資についてです。

以前よりこのブログでもご紹介の通り、ミャンマーは投資に関する法や組織の整備が不十分で、諸外国からは閉ざされた国です。外国人投資家は株式投資もできなければ、不動産の所有もできません。(一部例外を除いて、詳細は過去の投稿を参照ください)

投資関連のインフラや法整備について、今年が大きな転機を迎えると言われてきましたが、もう11月下旬ですよ、あれ、、、?

海外の投資家から期待されているポイントは、証券取引所の開設と不動産コンドミニアム法の成立です。最新の動向について見ていきます。

最近のミャンマー

11月に行われたミャンマー総選挙で、アウン・サン・スーチー氏が率いる野党の国民民主連盟(NLD)が勝利を収めました。

この政治的な変化はミャンマー投資に対してどのような影響を与えるか?

一般的には、民主化の促進と同時に経済発展も期待され、投資環境の整備に対してもプラス効果であると見られています。

証券取引所の開設

もともとは2015年10月にミャンマー初の証券取引所:ヤンゴン証券取引所(YSX)が開設される予定でした。しかし、11月の総選挙の影響で延期されてしまいました。

ヤンゴン証券取引所の開設準備には、日本の金融庁、東京証券取引所、大和証券なども支援を行っています。

そして、ついに開設の日が発表されたようです。

ヤンゴン証券取引所の開設日は?

ミャンマーの財務副大臣であり証券取引監督委員会の議長でもあるマウンマウンテイン氏は、「ヤンゴン証券取引所」を2015年12月9日に始動する予定という発言が報じられています。

マウンマウンテイン副大臣によると、上場時点では5つ以上の上場企業が名を連ねるとも発言しています。その候補というのは、以下のような企業です。

■上場意向を正式表明
・アジア・グリーン・デベロップメント銀行:ミャンマーの財閥傘下
・MAPCO:コメ商社
・FMIグループ:不動産開発中心の複合企業

■上場が期待される企業
・ロイへイン:清涼飲料水企業
・シティマート:小売業の最大手
・レッドリンク・コミュニケーション:ネット接続業(ISP)の最大手

ヤンゴン証券取引所は、開設後しばらくは日本の東京証券取引所と大和証券グループとの協働で、ミャンマー経済銀行が運営します。日本がこういった形で外国の経済発展に貢献できるのは誇らしいですね。

すべての取引は現地通貨で行われ、株式の購入金額は無制限ですが、大規模な投資に対しては財務省が精査するそうです。

外国人も株式を購入できるか?

ヤンゴン証券取引所が開設しても、しばらく外国人は、ミャンマー株に投資することはできないそうです。ミャンマーでは、法律により外国人によるミャンマー企業の株の取引が制限されているためです。

しかし今後、外国人による株取引に向けての市場開放も準備されていくそうなので、ミャンマー株のお勉強でもしながら待ってましょう。

ミャンマーの株式がどれだけの潜在能力を持っているかは未知数ですが、例えば他の東南アジア諸国を見ると、マレーシア、インドネシアの株価は2009年から2014年までで、およそ3倍に膨れ上がっています。

ミャンマーの株式も、これらの諸先輩国のように成長していくことが予想されています。本当に楽しみですね。

不動産コンドミニアム法の成立

現在、外国人はミャンマーの不動産を購入できないのですが、これを可能にするコンドミニアム法の成立が数年前から期待されています。

ずーっと、ずーっと期待のまま時が過ぎてきましたが、今度こそは本当のようです。

ミャンマーのチョウ・ルイン建設大臣はとあるインタビューで、「コンドミニアム法の今年度内の成立を目指す」との方針を明らかにしたそうです。

同法が成立すれば、現在は不動産を購入できない外国人もコンドミニアムを購入できることになります。ミャンマーにとっても外国人の不動産投資を活性化することで建設を後押しし、経済発展につなげようというのが狙いです。

ただし無制限の不動産投資になるわけでなく、建物の階数などいくつか条件もつくようです。

ミャンマー株式投資、不動産投資のまとめ

①株式投資

2015年12月に初の証券取引所が設立されます。最初の上場企業は5~10社と見られています。しばらくは外国人投資家は株式を購入することができませんが、そのうち解放される模様です。

②不動産投資

コンドミニアム法の成立を年内目標で動いています。この法律ができれば、外国人投資家は条件付きながら、ミャンマー不動産を購入することができます。

以上、本日はここまで。

外国人投資家に門戸が開く雰囲気が高まってきているように感じます。私は特に証券取引ができる日が来るのを本当に待ち遠しく思います。

巷では、ミャンマー投資をうたった詐欺も横行しているようです。今回の投稿の通り、まだ外国人は投資する権利がありませんので、ミャンマー投資で儲けようという甘い話には乗らないよう気を付けてください。

それでは!

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