※2019年11月18日時点のデータにアップデートしました。
日本初のテーマ型投資オンライン証券:FOLIO(フォリオ)の投資・運用実績をブログで報告します!
まずは10万円を元手に筆者は「九州地方」の運用を2017年10月から始めました。
その後、順調に利益を伸ばしていたようですが、最新の運用実績はどのような推移となっているのか?注目です!
【FOLIO(フォリオ)に関する記事はこちら】 |
フォリオ(FOLIO)の概要
FOLIO(フォリオ)のことを知らない人のために、簡単にご紹介しておきます。
FOLIOは日本初の「テーマ投資型のオンライン証券会社」です。
「成長期待企業」とか「スイーツ」とか「人工知能」といったテーマ設定された投資信託に特化したネット証券会社です。
下の動画を見ると、「FOLIOとは何か?」がもっと理解できるかと思います。
この動画のすごいところは、超短時間で大切なエッセンスを全て説明できているところです。
きっと働く人たちのこだわりなんでしょうね。
FOLIO(フォリオ)のテーマ型の投資信託とは?
投資家は好きなテーマを選べば、FOLIOが自動的に株式の組み入れを行って、投資信託の運用を行ってくれます。
なお投資対象の資産は日本株式です。
2019年2月時点で80種類以上ものテーマが設定され、投資家の資金が募集されています。
また用意されたテーマはいずれも興味深く、分かりやすい内容ばかりです。
従来の証券会社になかった使いやすさや楽しさも体験できます。
FOLIO投資の運用実績を公開!
さて、ここからは本題の運用実績について公開します。
投資中のテーマ
私が現在投資しているテーマは「九州地方」です。
九州地方を選んだ理由
「九州地方」を選んだ理由は、以下の3点があげられます。
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最後の出身地の件は完全に感情の問題ですが、、、
このテーマの投資対象として安川電機、九電工といった地元ならではの企業が含まれていたのも、私の気持ちを後押ししました。
運用実績の推移
(引用:マイページ 2019年11月18日時点)
最新の運用実績を見ると、約-16.2%の運用損失が出ています。
残念ですが、私が投資している数十種類もの投資商品の中でFOLIOは最悪のリターン(損失)となっています。
これまでの経緯を詳しく追ってみましょう。
2019年10月~11月
いくぶんか運用実績に改善が見られ、5%程度の値戻しがありました。
日経平均株価が23,000円台に回復するなか、私のフォリオの実績値は寂しいものです。
2019年7月~9月
2019年初頭から続く下落の波から引き続き脱することができません。
日経平均株価も20,000円に迫ろうかという下落具合なので、日本株式で構成されるFOLIOでは致し方ない気もします。
2019年4月~6月
2019年初頭から続く下落の波から脱することができません。
日経平均株価は22,000円付近で上下動を繰り替えしているのに、テーマ:九州の株式は軟調が続いています。
2019年1月~3月
12月の最悪の下落トレンドからは抜け出したのですが、日経平均株価のようにリバウンドすることはなく、横滑りの展開となっています。
ここから以前の評価額まで戻すことができるのでしょうか。
2018年10月~12月
米国を中心とした世界的な株安により、投資環境は冷え込みました。
日本株もそれにつられて一時20,000円を切るまで下落したことで、日本株から構成されるFOLIOのポートフォリオにも大きな損失が出ました。
私が投資した「九州」も例外ではなく、12月16日時点で-5%以上と損失が拡大しています。
残念ではありますが、長期投資することを決めてますので、ここは静かに見守りたいと思います。
2018年7月~9月
5月以降はほぼ横ばいで推移していましたが、6月後半から9月にかけて「九州地方」の株価指数は下落傾向です。
もうしばらくするとマイナスの運用実績に突入するリスクも出てきました。
2018年1月~6月
しかし2018年1月の世界的な株価下落とともに大きく評価額を落とし、2月も非常に苦しい運用状況でした。
しかし3月になって株式相場の混乱も落ち着いたことからV字回復を遂げ、4月16日時点では+15,183円の運用益が出ており、以降は横ばいが続きました。
2017年10月~12月
「九州地方」は2017年10月の投資開始から順調に右肩上がりで評価を上げていました。
実績のグラフ
下図は月末の運用実績の推移をグラフ化したものです。
やはり2018年から続く大暴落の様がよく分かりますね。
運用始めはいい感じの推移だったのですが、2018年の秋から2019年にかけて・・・。
FOLIOのリバランス機能
(引用:FOLIOマイページ 2018年9月15日時点のグラフ)
ちなみに上のグラフを見ると、1月上旬あたりで真っ逆さまに急落してますよね?
これはFOLIOからのリバランスの提案を受けて実施した結果、「久光製薬」の株式を1株売却したためです。
取引履歴を見ると・・・
1月12日受け渡しで久光製薬を7,056円で売却したことが分かりますね。
【FOLIO(フォリオ)のリバランス機能に関する記事はこちら】 |
上のグラフの含み益は、リバランスによる7,056円を売却益も含めて計算しているようです。
九州地方のポートフォリオ内訳
私が投資している「九州地方(ディフェンシブ)」の株式内訳は下表の通りです。
(上図は2019年11月18日時点)
TOTO、久光製薬、九電工といった銘柄の割合が大きく、いかにもディフェンシブなポートフォリオです。
ロボットで評判が上がった安川電機もポートフォリオに組み入れられています。
ということで、FOLIOは投資開始から24ヶ月(2年)が経過して約-23%の運用利回り(損失)というパフォーマンスです。
これからの上昇を期待してます!
最も良い/悪い実績を出しているテーマは?
私が投資中のテーマ:九州は非常に残念な成績となってますが、では、良い成績を残しているテーマとは何なのか?
逆に最悪のテーマはどれなのか?
そこでリターントップ5とワースト5について調べたところ、直近1カ月の成績は下図のようになっているようです。
(下図は2019年5月時点のベスト & ワースト)
【トップパフォーマンス】 | 【ワーストパフォーマンス】 |
なお最新のランキングを知りたい人は、フォリオのHPの「テーマ投資」のページをご確認ください
FOLIO投資を考える人に伝えたい大切なこと
これからFOLIO(フォリオ)で投資しようか迷っている人、検討中の人がいれば、ぜひ伝えたいいくつかの大切なことがあります。
それは私の投資体験から生まれた反省によるものです。
反省点1. 利回りが高い=高値掴みだったかもしれない
今回、「九州地方」テーマに投資した理由の1つに「過去の利回りが高い」がありました。
利回りが高いということは確かに好調のバロメーターにはなります。
一方で投資先の中には一時的にホットな話題がある企業が含まれている可能性があり、高値掴みとなるリスクもあるわけです。
例えば、九州地方の中に安川電気 社の株式も含まれているのですが、2017年~2018年のAIやロボットブームで同社は話題の企業となりました。
2018年1月には株価が6,000円を付けましたが、ブームが沈静化するに従い同社の株価は急落してしまい、2019年2月時点では半値の3,000円台前半です。
このように利回りの高い企業=買い!ではなく、利回りの高い=反落リスクも高いかも・・・といった警戒感を持ち、ちゃんと内訳まで調査すべきでした。
反省点2. 「おまかせ投資」も検討すべきだった
2018年11月からFOLIOに『おまかせ投資』機能が追加されました。
反省点1にも書いた通り、テーマ「九州地方」を選んだことが間違いだったかもしれないという後悔がある一方で、何を選ぶべきだったか正解も分かりません。
THEOやWealthNaviのように、いっそのこと全ての銘柄選定をロボアドバイザーにお任せした方が良かったかもと思っています。
FOLIOのお任せ運用を使えば、「年齢」、「年収」、「預貯金」を入力するだけで診断結果を出すことができます。
診断の結果、可愛らしいロボが選ばれ、投資スタンスが決定します。
シミュレーション結果をグラフ表示もしてくれます。
反省点3. リバランスは手数料に注意が必要!
FOLIOのリバランスはあっという間にポートフォリオを最適にしてくれる優れた機能ですが、決して無料ではなく、手数料がかかる点に注意が必要です。
FOLIOの手数料形態は銘柄の売買代金×0.5%です。
リバランス時には必ず買い or 売りが生じるわけですから、その銘柄数×0.5%を支払わなければならないのです。
詳細は過去のリバランスに関する記事をご参照ください。
他のロボアドバイザーと比較すると?
FOLIOはロボ(AI)に投資判断をゆだねるという点で、広義の意味でロボアドバイザーであると私は考えてます。
興味があれば、FOLIO以外のロボアドバイザーの比較記事もご覧になってください。
関連記事 ▶ ロボアドバイザー比較|THEO vs WealthNavi vs 楽ラップを運用実績付きで比較! |
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以上、本日はここまで。
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