【IPO投資】IPOの売り時はいつか?

IPO

前回の投稿では、楽天証券でのIPO株のブックビルディングから購入申し込みに至るまで、一連の流れを投稿しました。

今回は、幸運にもIPOに当選し株を取得した!と仮定して、IPO株の売却ベストタイミングについて投稿したいと思います。

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IPO株の取得後の行動3パターン

IPO申し込みに当選し、株式を入手すると、それ以降は通常の株と何ら変わりありません

IPOのような新規上場株式は公開価格=購入価格となり、この購入価格をある時点の株価が上回れば株式売却益を得ることができます。

もっと言うと、株価が最大の時に売ることができれば、売却利益を最大にすることができます。

では、どのタイミングで売却することが利益を最大化するのか?

まず、IPO株を入手した人が取ることができる行動を考えてみましょう。以下の3パターンが取りうる行動となります。

①初値(公開日の朝一)で売却する
②公開後、株価上昇した後に売却する
③公開後、相場が反転して株価下落した瞬間に売る

 

IPO株を売るベストタイミングは?

いかがですか?あなたなら上記①~③のいつ売却しますか?

②が利益最大に決まってる!と思う人も多いかもしれませんが、株価の上昇は③の反転下落と表裏一体の関係にあり、リスクのある考え方です。

IPO投資の王道でいくならば、初値(公開日の朝一)で売却するが正解となります。

なぜ初値で売却するのがベストタイミングなのか?

②のように、IPOで取得した株価が上がる保証はどこにもありません。ピークを過ぎているかもしれませんし、初値よりも下がる可能性さえあります。そんなリスクを負うことはIPO投資の最大の魅力を失うことになります。

IPOの最大の魅力は圧倒的な勝率にあります。

新規上場したIPO株は、基本的に初値が公募価格よりもずっと高くなる傾向にはあります。公募価格を下回るケースはごく稀です。

ですので、高確率で初値が高くなるIPOを売却すれば、リスクなく株式売却益を得ることができるというわけです。

IPO株は公開直後に売却、は正解なのか?

「本当にIPO株は高確率で初値が高くなってるの?」

こう思う人がいるかもしれません。
私もそうやって疑ってかかる人間です。

では、2015年のIPO株の公募価格と初値の実績を見てみましょう。

2015年10月末までに上場した全71銘柄中で

●初値が公募価格を上回ったのが60銘柄
●下回ったのが9銘柄
●プラスマイナス0が2銘柄。

実に、勝率87%!!こんな投資が他にありますか?

さらに、IPO株の売却ベストタイミングが初値であることを裏付ける数字もあります。

2015年10月末までに上場した全71銘柄中で、11月13日時点での株価はというと・・・

●現在の株価が初値を上回ったのが20銘柄
●下回ったのが51銘柄

実に、負け率71%!!こんな投資やだー。

ということで、もっと株価は上昇するかも!?なんて夢を見ず、確実に初値で売りましょうね。

以上、本日はここまで。

IPO株の勝率は実に87%って、すごいですよね!!
私が抽選に申し込んだベルシステム24、当選してるといいな。

それでは!

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