ビットコイン|新たな仮想通貨ビットコインゴールドはいつから利用できるの?

仮想通貨

2017年10月24日にビットコインが分裂を起こし、ビットコインゴールドが誕生しました。

 

同年8月にも分裂騒動があって、ビットコインキャッシュとい新たな仮想通貨が生まれました。

8月の分裂の際は、投資家が分裂時点に保有していたビットコインと同額のビットコインキャッシュを手に入れて、多くの日本国内取引所で売買できるようになりました。

 

今回のビットコインゴールドの分裂においても、投資家はビットコインゴールドが売買できる日を楽しみにしているわけですが、ビットコインゴールド誕生から半月が過ぎようとしているのに、実は国内で対応している取引所がありません

なぜビットコインゴールドは取引できない状況が続いているのでしょうか?

【ビットコインゴールド分裂に関する記事はこちら】

Bitcoin Gold によるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応

 

【過去のビットコイン運用記事】

ビットコイン投資は儲かる?運用実績をブログで公開(2017年最新版)

ビットコイン|ついに資産10倍超え!仮想通貨の運用実績(2017年8月)

ビットコイン|仮想通貨の運用実績の公開(2017年7月)

 

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国内ビットコイン取引所のビットコインゴールド対応状況

主な国内ビットコイン取引所のビットコインゴールドの対応状況をまとめたのが下表となります。

いくつかの国内取引所はビットコインゴールドの安全性を確認のうえ付与すると表明しているものの、それが実現された取引所は存在しないというのが今の状況です。

ビットコインゴールド
付与の予定
取引所状況
ありbitFlyerビットコインゴールドの状況を見て付与と売買を開始予定

→ 現時点で付与を行った取引所なし

coincheck
GMOコイン
BITPoint
BTCBOX
なしZaif対応しない、もしくは特に何も表明していない
bitbank
BitTrade
Quoinex
みんなのビットコイン

 

bitFlyerのビットコインゴールドに対する見解は?


公式HP:国内最大の取引所bitFlyer

わたし自身も使ってる国内最大手取引所:bitFlyerですが、ビットコインゴールドに対するスタンスは以下の通りです。

  • 当社は、分岐前にお客様が bitFlyer アカウントで保有されていたビットコイン
    現物の数量と同量の ビットコインゴールドをお客様に付与します。
  • ビットコインゴールドの分岐が恒久的であり、お客様の資産保護等の観点においても問題が無いと当社が判断した場合、お客様はビットコイン、及び ビットコインゴールドの両方の資産を持つことになります。

つまり、「ビットコインゴールドを付与する予定だけど、ビットコインゴールドを使用することの安全性が認められた時のみ付与して、売買できるようにするよ」、というのがbitFlyerのスタンスです。

 

そして11月8日時点で、bitFlyerでのビットコインゴールドの付与や売買対応は開始されていない状況にあります。

 

bitFlyerの最新情報から読み解くビットコインゴールドの問題

bitFlyerの「ビットコインゴールドを付与するけど、安全性が認められたら売買できる」という見解ですが、実は今回のハードフォーク(分裂)が起きる前から公式見解として発表されていました。

つまり、分裂後に何らかの問題が生じているからこそ、bitFlyerがビットコインゴールドに対応していないということが推測できます。

 

調べたところ、11月2日時点でbitFlyerの最新の見解が発表されていました。

当社はビットコインゴールド対応を予定しておりますが、11 月 2 日時点で BTG のブロックチェーンは稼動しておらずブロックが安定的に生成されるか不明の状況です。

その為当社は、お客様への BTG の付与をまだ決定しておりません。

当社は BTG ブロックチェーンの稼働後、ブロックが安定的に生成されること等を確認し、BTG 分岐が恒久的であり、お客様の資産保護等の観点においても問題が無いと当社が判断した場合に限りお客様への BTG の付与を決定いたします。

また、BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。

~~(中略)~~

BTG は2017年11月2日時点においてリプレイアタックに向けた対策が実装され、Equihash PoW への移行が完了したと BTG 公式サイトに記載がありますが、BTG のブロックチェーンの稼動スケジュールは未確定であり、ブロックが安定的に生成されるか不明の状況です。

引用:Bitcoin Gold によるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応
(11 月2日更新)

 

つまりは、リプレイアタック ※ に向けた対策は取ったとビットコインゴールドの開発側は発表しているものの、技術的観点から、既存投資家資産の安全性確保が十分でないとbitFlyerは判断しているようです。

難しいことは分かりませんが、8月のビットコインキャッシュの時は、分裂後すぐにbitFlyerで付与と売買が開始されたため、意地悪でbitFlyerがビットコインゴールドに対応しないというわけではないのでしょう。

 

※リプレイアタックとは※

分岐後に片方のチェーンでのコインの送付において、意図せずもう片方のチェーンでもコインが送付されてしまう事象

 

まずは投資家の既存資産を守ることを優先するというbitFlyerの姿勢を支持します。

しかし分裂したことでビットコインの価値は幾分か目減りしてしまったわけですから、ビットコインゴールドの取引が開始されることを強く希望します!

 


公式HP:国内最大の取引所bitFlyer

 


以上、本日はここまで。

それでは!

 

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