日経平均株価の先月(9月)の分析と今後(10月以降)の見通しの月例投稿を始めます。
※この投稿は筆者A氏の個人的な見解です。投資を勧誘するものではありません。投資は自己責任で行ってください。
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前回の日経平均株価の分析・予想を振り返り
上図は先月9月上旬に日経平均株価の予想の投稿で使ったローソク足チャートです。
先月の投稿では、北朝鮮問題に絡んで日経平均株価が19,000円台前半まで落ち込んだことで、2017年年末に向けて株価が暴落するのでは?と市場の声が上がっています。
しかし、私は8月~9月上旬の株価下落はあくまで短期的な調整にすぎず、日経平均株価は上昇局面にあるだろうと見解を述べました。
9月のMACDを見ると紫色の短期戦が下向きになっているため注意が必要ですが、緑色の中長期線が上向きで推移しているため、上昇基調であると考えられます
さてそんな上昇と下落の対立意見が飛び交う中、9月~10月上旬の日経平均株価はどのように推移したのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
【9月上旬時点の私の予想】
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最新の日経平均株価の分析・予想
上図は10月4日終値時点の日経平均株価のローソク足チャートです。
今回の分析対象は9月~10月ですが、該当のローソク足はずらっと並んだ中の一番右とお隣の2つです。
9月上旬は北朝鮮問題の緊迫化と米国財政の先行き懸念から19,200円台を付けましたが、月の後半に進むに伴って株価は上昇していき、9月末時点で20,300円台という高値で引けました。
10月に入ってからもやはり株価は上昇傾向にあります。
米国ダウ市場も最高値を更新し続けていることから、日経平均株価に限った話でなく、世界的に株式市場が好調であることが分かります。
私が前回予想した通り、8月~9月の日経平均株価の下落は一時的な調整にとどまり、むしろ押し目買いの絶好の買い場となったようです。
レジスタンスライン・サポートライン
日経平均株価のレジスタンスライン・サポートラインは、9月の分析・予想の投稿時点とまったく変わりなく、レジスタンスライン(上値目途)が21,000円付近、サポートライン(下値目途)が18,100円付近と考えてます。
いよいよレジスタンスラインの21,000円が目前に近づいてきました。
逆に21,000円を超えずに下落に転じてしまうと「ダブルトップ」というテクニカルチャート定番の株価下落サインが出てしまうので、注意が必要です。
MACD分析
続いてMACDチャートを用いて相場の方向性を測る分析を行います。
上図は10月4日終値時点の日経平均株価のMACDです。
昨年2016年11月頃にゴールデンクロス※1 の形成から今に至るまで短期線が上、長期線が下の平行を保っており、上昇局面であることがはっきりとわかります。
結果的に2016年11月から2017年10月まで確かに日経平均株価も上昇を続けているので、MACDのゴールデンクロスが示唆した通りの動きとなってます。
※1, ゴールデンクロスとは、短期線(紫色)が中長期線(緑色)を下から上へ突破する
日経平均株価の見通し まとめ
最後に最新の日経平均株価の分析と予想をまとめます。
【今回、10月上旬時点の私の予想】
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以上、本日はここまで。
それでは!
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