THEOの運用実績をブログで公開:+15.3%(2017年9月)

お金のデザイン

ロボアドバイザー:THEOの運用実績について、月次報告をさせていただきます。

今回の報告は2017年9月15日時点の評価額で行います。

8月は北朝鮮問題やアメリカの政治混乱に起因して、米国や日本の株式市場は軟調となっていましたが、9月になってようやく落ち着きを取り戻したようにも見えます。

こういった世間の動向がTHEOの投資パフォーマンスにどのように影響をもたらしたのでしょうか?

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THEOとは?

THEOは日本でロボアドバイザーを広めた代表的なサービスです。

投資家は投資方針の決定とお金の振込をするだけ。

商品の選定や売買はTHEOのロボアドバイザーが行ってくれます。

THEOが運用に用いる投資商品は海外ETFで、投資家の嗜好に応じてキャピタルゲイン・インカムゲイン・インフレの3要素を組み合わせたポートフォリオを組んでくれます。

これまでのTHEO運用成績は?

私がTHEOを始めたのは2016年2月頃で、運用開始から1年半を経過しました。

開始当初は世界的な株安に伴ってマイナス運用になる時期もありましたが、数か月後からはずっとプラス運用を続けています。

【参考記事】

THEO by お金のデザイン|ロボアドバイザー投資の結果をブログで公開(2017年5月)

THEO|運用実績の公開:+15.89% (2017年7月) | ManiMani

運用実績の公開 (THEOを含む資産運用商品全般)

THEOの運用成績(2017年9月15日時点)

THEOは米ドル建て海外ETFを用いた資産運用が行われます。

そのため、マイページからも円ベース・米ドルベースの両方で評価額を確認できます。

まずは円ベースの評価額のサマリーからTHEO運用成績を見てみましょう。

日本円換算のTHEO評価(+15.33%)

円ベースの現在評価額は115,331円となりました。

前回のTHEO運用報告と比較すると、約3,000円ほど評価額が上昇した計算になります。

私の投資元本は100,000円なので、15.3%のプラス運用ができていることになります。

上昇要因は、冒頭にも書いた通りで8月に北朝鮮問題の緊迫度が高まり、地政学リスクが意識されたことで円高・株安が進んだのですが、9月になって緩和されたことがあげられます。

北朝鮮からのミサイルは一向に止まることはありませんが、北朝鮮起因の地政学リスクにマーケットが慣れてしまったのか、日に日にミサイル発射に対する市場の反応が鈍くなっているようにも感じます。

米ドル換算の評価額(+17.02%)

つづいてUSD(米ドル)換算の評価額は1043.81$となりました。

前回のTHEO運用報告と比較すると、約16$ほど評価額が上昇した計算になり、+17.02%の運用益で推移しています。

ということで、THEOは円建て・ドル建てどちらでも見ても15%以上の運用益が出てます!

 

THEO
公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

THEOの資産運用の詳細

THEOの運用実績について、詳細情報も確認してみましょう。

THEOのポートフォリオメニューから

まずは「資産運用方針」を見てみましょう。

資産運用方針

「資産運用方針」とは、ポートフォリオの基準となる投資戦略に該当するものです。

上図の通り、わたしの「資産運用方針」はグロース(株式系)を中心に構成されており、リスク選好のキャピタルゲインを重視した運用方針となってます。

保有銘柄

「保有銘柄」ボタンをクリックすると、現在保有中の海外ETFが一覧表示されます。

わたしが保有中の海外ETF銘柄は下表のとおりです。

グロース 低成長リスク対策

略称連動指標時価評価額/損益
 VOT米国の中型の成長株13,368円+873円
 VOE米国の中型の割安株11,541円+2,018円
 VTV米国の大型の割安株10,915円+1,823円
 VPLアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株7,530円+950円
 EWJ日本株6,094円+9円
 EPP日本を除くアジア太平洋地域の先進国の大型・中型株5,189円+81円
 EWGドイツの大型・中型株3,522円+820円

インカム 低金利リスク対策

略称連動指標時価評価額/損益
 LQD米ドル建ての投資適格の社債13,327円+688円
 IEF残存期間7-10年の米国債11,882円-29円
 VMBS米国政府機関が発行・保証した投資適格のモーゲージ・パススルー証券(住宅ローン担保証券)5,848円-149円
 SRLN米ドル建てのバンクローン(シニア・ローン、担保付債務)5,222円-180円
 IHY米国を除く世界各国の企業のハイイールド社債2,838円+38円

インフレヘッジ インフレリスク対策

略称連動指標時価評価額/損益
 IGFインフラ関連株5,086円+398円
 DBCコモディティの先物3,372円+148円
 IAU金(現物)2,809円+206円
 DBA農作物の先物2,083円-121円
 SLV銀(現物)1,852円+4円

先月の海外ETF銘柄と比較したところ、まったく銘柄に入れ替えがありませんでした。

  • グロース 低成長リスク対策・・・変動なし
  • インカム 低金利リスク対策・・・変動なし
  • インフレヘッジ インフレリスク対策・・・変動なし

収益率

「収益率」タブを押すと、3分類の資産別の損益が表示されます。

3分類のうち、今回はインカムがわずか-0.1%とマイナスになってしまいましたが、グロースが約+35%、インフレリスクが約+13.5%と収益を大きく伸ばしました。

グロース 低成長リスク対策 +34.93%

インカム 低金利リスク対策 -0.10%

インフレ インフレリスク対策 13.48%

 

ロボアドバイザーTHEOでの投資に興味を持った人は、まずは専用口座が必要となりますので、以下の公式HPのリンクから口座開設を行いましょう。

 

THEO
公式HP:ロボアドバイザーTHEO

 

THEOと楽ラップのパフォーマンス比較

最後にTHEOと楽ラップのロボアドバイザーの比較を行います。

下図は、2016年7月時点を基準:1とみなし、2017年9月15日までのパフォーマンス推移をグラフ化したものです。

上下動するTHEO(青色折れ線)と安定的に右肩上がりの楽ラップ(赤色折れ線)で対照的な動きになっています。

これはリスク許容度の大きさによる差ですが、今のところ、より大きなリスクを許容しているTHEOの方が優れたパフォーマンスを記録してます。


以上、本日はここまで。

それでは!

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