投資に対して圧倒的なリターンを期待できるIPO投資。
2017年のIPO実績はというと、勝率※1が90%以上、騰落率※2が110%以上というハイパフォーマンスです。
単純平均で10銘柄申し込めば9銘柄で利益が出て、その利益も投資額の2.1倍になるということです。
【2017年のIPO実績を詳しく知りたい人はこちら】 IPO|2017年上場予定と実績(2017年5月版) 2017年5月30日 |
そんな魅力たっぷりのIPO株を手に入れようと様々な証券会社から申し込んでいます。
先日、SMBC日興証券から初めてIPOに申し込んだ結果、「補欠当選」という通知がきました。
当選した人が辞退したりで繰り上げ当選の可能性がある!?と期待しましたが、実はSMBC日興証券の補欠当選は「ほぼ落選」という悲しい事実が分かりました。
※1, 勝率とは初値がIPO公募価格を上回った価格
※2,騰落率とは、IPO公募価格に対する初値株価の上昇率
SMBC日興証券でIPOに申し込む理由
そもそも、なぜSMBC日興証券でIPOに申し込むかというと、以前、インターネットからIPO株に申し込める証券会社を調べた結果、SMBC日興証券がIPOに非常に強いことがわかりました。
下表の通り、SBI証券と並んでIPO取扱数や主幹事数で2トップと言える存在です。
証券会社名 | IPO取扱数 (2016年) | 主幹事数 | 口座数 | 配分 | 抽選方法 |
SBI証券 | 75社 ◎ | 13社 ◎ | 350万 △ | 50% 抽選 50% 店頭配分 ○ | 資金力 △ |
SMBC日興証券 | 64社 ◎ | 13社 ◎ | 276万 ○ | 10% 抽選 90% 店頭配分 △ | 公平 ◎ |
マネックス証券 | 46社 ○ | 0社 △ | 167万 ◎ | 100% 抽選 ◎ | 公平 ◎ |
大和証券 | 34社 ○ | 15社 ◎ | 308万 △ | 20% 抽選 80% 店頭配分 △ | 公平 ◎ |
カブドットコム証券 | 19社 △ | 0社 △ | 104万 ◎ | 100% 抽選 ○ | 公平 ◎ |
以上の比較から、わたしはSBI、SMBC日興証券、マネックス証券の3つを中心にIPO投資を行っています。
こうやって比較表を見ると、大和証券も取り込んでいかないとまずいな~と気が付きますね。
近いうちに申し込もっと。
【IPOに強い証券会社の比較を詳しく知りたい方はこちら】 |
SMBC日興証券のIPOの補欠当選とは?
さて本題に戻ります。
SMBC日興証券からIPOを申し込んだところ、「補欠当選」という結果が返ってきました。
補欠ではあるものの、「当選」というキーワードに誰もが期待するでしょう。
マイページでは下図のように抽選結果が「補欠」となってます。
(引用:初心者の株式投資道場 http://kabusyo.net/blog/ipo/9358/)
実はSMBC日興証券のIPOには落選がない
IPO投資ブロガーのいろんな記事を見たところ、実は、SMBC日興証券のIPO申込み結果には「落選」がなく、「当選」か「補欠当選」のどちらかしかないそうです。
(ただし、補欠が繰り上がらなかった場合は「落選」扱いになるとか・・・)
ということで、補欠待ちの候補者は当選しなかった申込者全員です。
おそらく繰り上げ当選するのは、通常のIPO抽選以上に難易度が高いと予想されます。
「補欠当選」に申し込む場合の注意点
ここまでの内容で、SMBC日興証券のIPOにおける「補欠当選」は絶望的な補欠当選ということがご理解いただけたかと思います。
繰り上げ当選に望みをかけたい方は、以下の点に注意して申込を行いましょう。
- 当選者以外の全員が「補欠当選」であり、繰り上げ当選の確率は極めて低い
- 「補欠当選」からの繰り上げ抽選に別途申し込む必要がある
- 補欠申し込みには資金拘束が発生する
ちなみにわたしはSMBC日興証券のIPO繰り上げ抽選には申し込んでいません。
繰り上げ抽選向けに資金拘束が生じてしまうと、その他の新規IPO銘柄に申し込むことができなくなるためです。
SMBC日興証券口座に数百万円以上のIPO資金を用意できる人であれば、繰り上げ当選にチャレンジしても良いかとは思いますが、それほど資金がない人は見送るのが無難では?と思います。
マネックス証券のIPOの「補欠当選」は可能性あり
ちなみにわたしがIPO証券口座として重宝しているマネックス証券の場合、「補欠当選」から繰り上げ当選になる事例が多数あるようです。
このように証券会社によって、「補欠当選」の取り扱いが異なるのですね。
「補欠当選」となった場合、その確率が高いのか低いのか証券会社ごとの特性を調べたうえで申し込むことをおすすめします。
それでもSMBC日興証券のIPOには期待!
「補欠当選」ばかりになっても、決してめげないでください。
SMBC日興証券はIPO銘柄の取扱数や主幹事数が多いうえ、1人1票制であるため資金力を問われることがなく、やはり誰でも当選のチャンスがある証券口座だと思います。
IPOブロガーの諸先輩方も、年に1回以上はSMBC日興証券で当選している人を多くみかけます。
このブログで★☆★IPOに当選★☆★の嬉しいお知らせができるように、わたしも地道にIPOに申し込み続けたいと思います。
以上、本日はここまで。
それでは!
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