IPO|SBI証券のチャレンジポイントの貯め方/使い方や、当選確率に関する考察

IPO

IPO株は最強に儲かる投資法であることを、これまで当ブログで何度も力説してきました。

2017年度の実績を見ても、IPO株の1銘柄あたり平均+110%の実績をあげてます。

当選してIPO株を購入できれば、単純平均で購入価格の2.1倍の株価になるわけです。

わたしが2017年のIPOで当選したトランザスも、結果的に購入価格の2.7倍の株価で売却できました。

<参考記事>

IPO|初当選!トランザスの株価は倍増するか!?

しかし、IPO株はパフォーマンスが高いがゆえに当然ながら投資家の人気も高く、なかなか抽選に当たらないという難題があります。

IPO当選確率をあげる手法がブログ等からいろいろ紹介されてますが、今回、SBI証券のIPO当選確率を上げるチャレンジポイントについて取り上げたいと思います。

 

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IPOチャレンジポイントとは?

IPOチャレンジポイントとは、IPOの抽選に外れ時にポイントが付与されるSBI証券の独自システムです。

投資家はIPOの抽選に外れるほどチャレンジポイントが貯まっていき、貯まったポイントを使うことで次回以降のIPO当選確率を上げることができる仕組みです。

 

IPOチャレンジポイントの貯め方

SBI証券において「ブックビルディング」と呼ばれるIPO投資の事前申し込みを行い、その後の抽選に外れることでチャレンジポイントが付与されます。

ポイントは1落選あたり1ポイントが付与されます。

SBI証券の年間IPO取扱い数が80~100くらいなので、全てのIPOに申し込めば1年あたり80~100チャレンジポイントが貯まっていくことになります。

万が一、IPOに当選した場合はチャレンジポイントは付与されません。

またSBI証券ではIPOに当選した場合に辞退することができるのですが、辞退した場合もチャレンジポイントは付与されません。(元の残高のまま)

 

IPOチャレンジポイントの使い方

IPOチャレンジポイントの使い方ですが、ブックビルディング期間中にIPO株に申し込む際、使用するチャレンジポイント数を入力するだけです。

「今回のIPO株には50ポイント使って申し込む」といった具合です。

もしIPOチャレンジポイントを使って落選した場合はポイントが戻ってきますので、お目当てのIPO株に対しては積極的にポイントを使っていくのが得策でしょう。

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ポイント使用時の当選/落選のボーダーラインは?

SBI証券にはIPO抽選のライバルが多数いますので、少量のIPOチャレンジポイントを使っても、そうそう当選することはありません。

IPOチャレンジポイントの当選/落選のボーダーラインはどこにあるのでしょうか?

 

IPO評価ランクごとのボーダーラインの検証

2017年と2016年に上場したIPO銘柄のうち、SBIチャレンジポイントを使って当選したことをWebで公開されているものをまとめみました。

 

2017年IPOの当選の目安

2017年はどれもこれも初値の上昇率は高く、必要ポイントも高いですね。

上場日企業名A氏の
独自評価
必要
ポイント※
初値
上昇率
7月19日ディーエムソリューションズA270+4,600円
(+184%)
6月15日ビーブレイクシステムズA300+6,030円
(+361.1%)
4月25日アセンテックA270+3,950円
(+197.5%)
3月31日ネットマーケティングB170+412円
(+36.1%)
3月28日No.1B200+1,890円
(+120.4%)
3月9日ピーバンドットコムC130+1,980円
(+127.7%)

上表から、わたしの独自評価ランクとIPOチャレンジポイントの当選に必要なポイント数を整理すると以下の通りです。

  • ランクA:270ポイント~300ポイント
  • ランクB:170~200
  • ランクC:130
  • ランクD:(該当なし)

 

2016年IPOの当選の目安

2016年もほとんどが初値上昇率がプラスになってますが、ipoチャレンジポイントを使っていながら「フィット」のように初値がマイナスになってしまうケースもあります。

このようなIPOの「ババ」は引き当てたくたいものです。

上場日企業名A氏の
独自評価
必要
ポイント※
初値
上昇率
12月20日リネットジャパングループA190+1,700円
(+92.9%)
11月29日エルテスA245+4,720円
(+263.7%)
11月18日フィル・カンパニーA200+2,690円
(+205.3%)
9月27日チェンジB2001,799円
(+149.9%)
7月21日デュアルタップB150+1,410円
(+127%)
6月21日AWSホールディングスA250+5,860円
(+235.3%)
4月15日エディアC210+1,535円
(+94.2%)
3月31日PRTIMESB170+790円
(+59.0%)
3月31日エボラブルアジアB105+870円
(+48.3%)
3月11日フィットB95-149円
(-7.9%)

上表から、わたしの独自評価ランクとIPOチャレンジポイントの当選に必要なポイント数を整理すると以下の通りです。

  • ランクA:200ポイント~300ポイント
  • ランクB:95~200
  • ランクC:210
  • ランクD:(該当なし)

 

まとめ IPO評価ランクごとのボーダーライン

2016年と2017年のIPOチャレンジポイントの当選ラインをまとめると、以下の通りです。

  • ランクA:200ポイント~250ポイント
  • ランクB:95~200
  • ランクC:130~210
  • ランクD:(該当なし)

ランクBとランクCの当選ボーダーラインは、市況によってかなりの差があるようです。

平均で見ればランクBは150~200、ランクCは100~150が妥当なラインのようにも見えます。

一番人気のランクAは200ポイント以上を貯める必要があることがわかりました。

SBI証券で全IPO銘柄に応募しても年間80~90ポイントほどしか貯まらないため、3年かけてIPOチャレンジポイントを貯めてやっと当選するレベルということですね。

1人でこれをやってると気の遠くなる話なので、家族ぐるみでSBI証券のチャレンジポイントを貯めていくなどの作戦が有効かもしれません。

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IPOチャレンジポイントの消失にご注意!

最後に、SBI証券のIPOチャレンジポイントを貯めていくうえで最大の注意点をお伝えします。

注意点とは、いとも簡単にIPOチャレンジポイントが消失するケースがあるというお話です。

<参考記事>

IPO投資|SBI証券のIPOチャレンジポイントを消失した悲しい話

参考記事にもあるように、IPOチャレンジポイントを使って申し込んだIPO株が当選、もしくは補欠当選した場合、必ず購入意思表示をする必要があります。

購入を希望するとした場合は、当然ですがIPO株の購入権利を得る代わりにポイントはなくなります。

抽選に当選しても、購入を希望しないとした場合は、ポイントは戻ってきます。

問題は、購入意思表示をしなかった場合ポイントは消失になってしまうという点です。

IPO株に申し込んだら、必ず当選・落選の状況をチェックするようにしましょうね。


以上、本日はここまで。

SBI証券のチャレンジポイントの当選ボーダーラインについてまとめてみました。

最近、わたしの妻の証券口座を申し込んでみました。

我が家も家族ぐるみでIPO株にチャレンジしていきたいと考えてます。

それでは!

 

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