インデックス投資信託|ドルコスト平均法の積立実績をブログで公開(2017年6月)

インデックスファンド

インデックス投資信託ドルコスト平均法積立てています。

最新の運用実績をブログで公開します

インデックス投資信託とは、国内や海外の株価指数(=インデックス)と同じ値動きを目指すものです。

代表的な指数としては、日経平均株価やNYダウ株価のインデックスがあげられます。

インデックス投資信託は、普通の投資信託で行われるポートフォリオ管理の手間がかからないため、販売手数料や信託報酬といった諸経費が安い傾向にあります。

参考記事:投資や副業、お金10万円を簡単に稼ぐ方法【投資信託、インデックスファンド】

この投稿では、わたし自身が行うインデックス投信の積立投資の実績をブログで公開します。


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インデックス投信のポートフォリオ

まずは積立を行っているインデックス投信の銘柄をご紹介します。

コストとパフォーマンスを比較した結果、おすすめのインデックス投信が4銘柄あり、ポートフォリオを組んで運用しています。

参考記事:投資信託|インデックス投信のおすすめ銘柄を再検討

ポートフォリオの銘柄は?

積立中のおすすめインデックス投信は以下の4銘柄です。

  • 海外株式:ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 日本株式:日経225インデックスe
  • 海外債券:EXE‐i 先進国債券ファンド
  • 海外REIT:EXE‐i グローバルREITファンド

投資割合は?

おすすめインデックス投信の4銘柄を用いて、以下の割合でポートフォリオを組んでいます。

  • 50% 海外株式:ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 20% 日本株式:日経225インデックスe
  • 20% 海外債券:EXE‐i 先進国債券ファンド
  • 10% 海外REIT:EXE‐i グローバルREITファンド

この割合で投資する理由は、日本よりも海外先進国に投資した方が利回りが高い点、海外先進国の方がGDP成長率が高い点を評価したためです。

これまでの利回り実績と将来性を評価し、海外先進国中心のポートフォリオとしているわけです。

インデックス投信の収益パフォーマンス

上図はおすすめインデックス投信の銘柄別・月別の評価推移をまとめたものです。

2月上旬の積立開始時点を0として、月末の評価額を%で表示したものです。

5月末時点では、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」のパフォーマンスが一番良く、+1.8%ほどの評価益でした。。

ニッセイ外国株式インデックス以外では、日経225インデックスeが+1.46%、EXE-i先進国債券ファンドが+0.99%とプラス圏内で推移しました。

EXE-i グローバルREITファンドは唯一マイナスパフォーマンスとなりました。

日経平均株価やNYダウと比較

おすすめポートフォリオと主要ベンチマークとの比較をご紹介します。

ベンチマークは有名どころが分かりやすいでしょうから、日本の株式指標:日経平均株価とアメリカ市場のNYダウを使います。

両指数とも2月1日の始値を±0%とみなし、月末時点の株価で騰落率を計算しました。

おすすめインデックス投信と主要2指数の比較を行った結果、下図の通りとなりました。

  • NYダウ平均 +5.76%
  • 日経平均株価 +3.83%
  • おすすめポートフォリオ +1.39%

おすすめポートフォリオの完敗です(;´・ω・)

負けた理由として考えられることは2つあります。

1つ目の理由

株式市場が好調な中、おすすめポートフォリオの20%は債券やREITに投資している点です。

債券やREITへの投資はリスクヘッジの意味合いがあるため、株価が軟調な場合には、また違った結果となったでしょう。

2つ目の理由

ドルコスト平均法の特性によるものです。

上図の通り、2017年2月から株価はおおむね上昇一辺倒になっています。

このように上昇相場が続く場面では、ドルコスト平均法のように分割投資するよりも、1度に投資してしまった方がパフォーマンスが高いことが往々にしてあります。

ドルコスト平均法の特性について、もう少し詳しく見てみましょう。

ドルコスト平均法のメリット・デメリット

ドルコスト平均法は別名「定額積立て」とも呼ばれ、投資信託などを定期的に一定金額で購入します。

メリット

ドルコスト平均法のメリットは以下の点が上げられます。

  • 小口資金で投資を始められる
  • 時間分散することで損失リスクを軽減できる。

小口で始められ、リスクを低減できるということで、初心者向きな投資手法とも言うことができます。

しかし、ドルコスト平均法が常に他の投資法に勝るというわけではありません。

デメリット

ドルコスト平均法のデメリットは以下の点が上げられます。

  • 安値圏の時に収益を増やせるチャンスを逸する
  • 一本調子で株価が上がる場合、最初に一度に投資する方法より必ず劣る

ドルコスト平均法のケーススタディ

ドルコスト平均法のメリットとデメリットを実感するために、ケーススタディをしてみましょう。

株価が上下するケース

上図は株価が上下する架空の株式チャート(5か月間)です。

青色の折れ線:シナリオAは1M~3Mまでしばらく株価が落ち込んで、3M~5Mで株価が持ち直すシナリオです。

毎月1,000円分を購入するドルコスト平均法を採用した場合、平均購入価格は810円、最終株価は800円となってますので、株価:10円分の損が出ました。

一方で開始時点:1,000円で一度に投資した場合、5M時点で売却すると損失は株価:200円分となるため、ドルコスト平均法の方が優れていることが分かります。

オレンジ色の折れ線:シナリオBは1M~2Mは株価が上昇するものの、2M~4Mでいったん下落し、4M~5Mで再度上昇するという複雑なシナリオです。

毎月1,000円分を購入するドルコスト平均法を採用した場合、平均購入価格は990円、最終株価は1,000円となってますので、株価:10円分の利益が出ました。

一方で開始時点:1,000円で一度に投資した場合、5M終了時点でも±0ということで、このケースでもドルコスト平均法の方が優れていることが分かります。

株価が一本調子で上がるケース

次に株価が一本調子であがるケースを考えてみましょう。

灰色の折れ線:シナリオCは1M~5Mまで連続して株価が上昇し続けるシナリオです。

毎月1,000円分を購入するドルコスト平均法を採用した場合、平均購入価格は1,130円、最終株価は1,300円となってますので、株価:170円分の利益が出ました。

一方で開始時点:1,000円で一度に投資した場合、5M時点で売却すれば株価:300円分の利益が出るため、ドルコスト平均法よりも一度に投資した方が優位であることが分かります。

まとめ ドルコスト平均法のメリット・デメリット

ドルコスト平均法のメリット、デメリットが概ね理解できましたか?

最後にまとめです。

  • ドルコスト平均法は投資信託などの投資商品を定額で積立てる手法である
  • 時間の分散によって、リスクを低減する効力を持つ
  • 相場の状況によっては、一度に投資するよりパフォーマンスに劣る場合もある
  • 特に今年のように株価上昇が続く相場では、ドルコスト平均法のリスク低減効果が足かせになって収益パフォーマンスが伸びない

以上、本日はここまで。

それでは!

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