投資中のソーシャルレンディング:アメリカンファンディングの運用状況に関して運用実績をブログで公開します。
※運用実績を2017年12月7日時点に更新しました。
2018年以降の最新の運用実績はこちら↓の記事をご参照ください。

アメリカンファンディングとは?
アメリカンファンディングとは、ソーシャルレンディング最大手:maneoグループの1つです。
アメリカンファンディングは融資対象がアメリカの不動産事業者であることが特徴のソーシャルレンディングです。
基本的に全ファンドに対してアメリカ不動産が担保設定されていることが特徴的であり、魅力でもあります。
しかも大半のファンドにおいて貸出金額を超える担保評価がなされており、安全性への配慮もぬかりありません。
ソーシャルレンディング業界の中で、ひそかに利回りと安全性が一番安定しているサービスでは?と思っているのですが、会員数は1,000人ちょっとという不思議に不人気なソーシャルレンディングです。
【アメリカンファンディングの安全性に関する参考記事】 |
アメリカンファンディングの運用状況
それでは、アメリカンファンディングの運用実績の報告を始めます。
【アメリカンファンディングの運用実績に関する過去の記事】 アメリカンファンディング|運用実績をブログで公開(2017年5月) 2017/5/1 アメリカンファンディング|運用実績をブログで公開(2017年4月版) 2017/4/1 米国株|アメリカ株式の高配当や連続増配中の銘柄をご紹介 2016/10/3 |
アメリカンファンディングの分配金通知
ファンドを保有していると、毎月アメリカンファンディングから分配金に関するメールが届くようになります。
例えば以下のような内容です。
───────────────────────────────────
◆分配のお知らせ◆
───────────────────────────────────A氏様
平素よりアメリカンファンディングをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
お客様にご投資頂いておりますローンファンドの元利金分配を行いましたので、お知らせ致します。
今回の分配は 4件、金額の合計は1,762円となります。
ローン毎の分配額は、My Pageの異動明細にてご確認頂けます。
https://www.americanfunding.jp/login/indexアメリカンファンディングでは、お客様に魅力的な案件をご紹介できるよう努めて参ります。
今後ともアメリカンファンディングをよろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────
maneoマーケット株式会社
東京都千代田区内幸町1-1-7 NBF日比谷ビル24階アメリカンファンディング株式会社
東京都中央区銀座一丁目16番7号
これは2017年5月の分配金通知の例ですが、この時は1,762円の分配金が支払われました。
投資元本は30万円ですので、年換算利回り:約7.0%(税引き後)で運用していることになります。
同じく私が投資中のmaneoの利回り(税引後)が5%前後なので、アメリカンファンディングの利回りの高さがよく分かります。
アメリカンファンディングのマイページ
マイページ画面を使ってアメリカンファンディングの資産運用の状況を見ていきましょう。
My Pageにログインすると、下図のようなタブメニューが表示されます。
主要なメニューをいくつかピックアップしてご紹介します。
口座情報
アメリカンファンディング内の口座残高等が確認できます。
貸出元本金額が現在運用中のファンドで、口座残高が運用せずに手元に残っている金額です。
つまり口座残高は運用できずに機会損失を出しているお金となるため、本当は手元に残さず投資しておきたいところです。
しかし、アメリカンファンディング案件の最低投資金額が2万円 ※ であるため、投資できない場合があるので、2万円が貯まるまでは再投資を我慢せざるをえません。
※公式案内では最低投資金額は1万円となってるが、募集されている案件が全て2万円以上なので実質2万円から投資可能
【参考ーアメリカンファンディング口座の全資産の推移】
※10月末の分配金は0円だったため、10月→11月の資産額に変更なし |
運用予定
「運用予定表」のタブを押すと保有中、もしくは過去に保有していたファンドが一覧で表示されます。
この一覧画面で様々な情報を確認することができますが、投資家にとって最も気になるのは返済遅延や貸倒れが起きてないか?を示す運用ステータスの情報でしょう。
ファンドの運用ステータスが「正常」となっていれば、返済遅延や貸倒れのリスクは生じてない状況なので、ひと安心です。
【2017年12月7日時点 アメリカンファンディング保有ファンドのステータス】
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分配予定額明細
「運用予定表」の一覧画面で「明細」ボタンを押すと、上図のような特定ファンドの月別分配金額が表示されます。
上図は既に完済された「インディアナポリスローンファンド」の例ですが、15万円の投資元本に対して、毎月900円の分配金(税引き後)が出ています。
わずか15万円の投資で年間約1万円も貰える計算になり、ソーシャルレンディングの高利回りを実感できますね。
分配予定明細
「運用予定表」の一覧画面で「分配予定明細」ボタンを押すと、下表のような月別の分配予定・実績を表形式で確認することができます。
この表は年度ごとの分配予定や実績を示すもので、もし年末までの分配予定日がなければ、年内にファンドが完済される予定であることが分かります。
分配予定日 | 分配合計額 | 内、投資元本 | 内、税引前利益 | (差引)源泉徴収税 | ステータス |
---|---|---|---|---|---|
2017/01/25 | ¥1,918 | ¥0 | ¥2,409 | ¥491 | 分配済 |
2017/02/24 | ¥151,891 | ¥150,000 | ¥2,374 | ¥483 | 分配済 |
2017/03/27 | ¥821 | ¥0 | ¥1,030 | ¥209 | 分配済 |
2017/04/26 | ¥1,557 | ¥0 | ¥1,954 | ¥397 | 分配済 |
2017/05/24 | ¥1,762 | ¥0 | ¥2,213 | ¥451 | 分配済 |
2017/06/26 | ¥1,821 | ¥0 | ¥2,287 | ¥466 | 分配済 |
2017/07/27 | ¥1,762 | ¥0 | ¥2,213 | ¥451 | 分配済 |
2017/08/24 | ¥1,821 | ¥0 | ¥2,287 | ¥466 | 分配済 |
2017/09/27 | ¥301,762 | ¥300,000 | ¥2,213 | ¥451 | 分配済 |
2017/11/27 | ¥885 | ¥0 | ¥1,107 | ¥222 | 分配済 |
2017/12/26 | ¥1,792 | ¥0 | ¥2,242 | ¥450 | — |
合計 | ¥467,792 | ¥450,000 | ¥22,329 | ¥4,537 |
(※上表は2017年12月7日時点)
(※10月の分配金は0円だったため、10月の行はありません)
9月で全ファンドがいったん完済されたため10月以降の分配予定は表示されていません。
再投資の手続きをバンバン行って、11月から分配金が再スタートとなります。
総合収益
最後に「運用実績」タブをクリックすると、上図のような「総合収益」というタイトルの運用サマリが表示されます。
元本返済額はアメリカンファンディングで満期を迎えて返済された投資元本額、、収益分配額は税引き前の分配金実績を指します。
【参考ーアメリカンファンディング口座の総合収益の推移】
※10月末の分配金は0円だったため、10月→11月の収益分配額に変更なし |
アメリカンファンディングの案件分析 (2017年5月時点)
アメリカンファンディングで募集されたファンドについて、情報収集してみました。
大きくは下表の4種類のファンドが募集されました。
ファンド名 | 利回り | 運用期間 |
ニューヨーク ローンファンド | 7% | 12カ月 |
シカゴ ローンファンド | 8% | 12カ月 |
オハイオ ローンファンド | 8% | 12カ月 |
テキサス ローンファンド | 9.5% | 8カ月 |
※2017年5月にアメリカンファンディングで募集されたファンドの分析です
利回りは?
ファンド分類ごとに若干利回りが異なり、利回り7%~9.5%となっています。
アメリカンファンディングがサービス開始した頃のように10%超え案件は出ていません ※2が、それでも他のソーシャルレンディングと比較すれば、高い利回り水準にあります。
※2017年5月にアメリカンファンディングで募集されたファンドの分析です
※2, 2017年10月上旬は利回り10%超え案件が多数出ています
安全性は?
まず運用期間が7カ月 or 12カ月ということで、比較的短めに設定されているのは好印象です。
ソーシャルレンディングのファンド全般に言えることですが、基本的に途中解約ができません。
万一、アメリカンファンディングで詐欺発生!なんてことが起きたら、運用期間が2年や3年だと、満期を迎えるまで夜も寝れない日が続いて辛いですし。
またアメリカンファンディングは基本的にアメリカ不動産を担保として設定しており、上記4分類のファンドも全て担保が設定されています。
シカゴ・オハイオ・テキサスファンドについては第一位抵当権であり、貸出金額よりも担保評価額の方が高いため、安全性は高いでしょう。
一方でニューヨークファンドについては第二位抵当権であり、第一位抵当権の貸出金額が明記されていないため、安全性に疑問符が残ったままです。
この記事を書いている6月3日時点では、全ファンド満額達成により売り切れになっています。
安全性に疑問が残るニューヨークファンド以外は魅力的だな~と個人的には思いましたので、ぜひ案件の再組成をお願いしたいものです。
※2017年5月にアメリカンファンディングで募集されたファンドの分析です
以上、本日はここまで。
それでは!
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