2017年IPO株の予定と実績について、定例報告を始めます。
IPO株と言えば、高確率で購入価格より高値で上場初日を迎え、しかもその値幅が大きいという高勝率・高収益のプレミア株です。
今年2017年のIPO実績を見ても、4月下旬時点のIPO勝率は87.5%!平均騰落率は約+105.8%!!となっており、IPO株の抽せんにさえ当たれば、単純平均で株価が2倍になるんです!
それでは、5月29日までに新規上場を迎えたIPO銘柄の実績、及び今後上場を予定しているIPO銘柄について見ていきましょう。
【最新のIPO予定と実績を確認したい人はこちら】 |
2017年IPO予定一覧(2017年4月17日以降)
前回2017年4月下旬の投稿と比較して6銘柄がIPO予定として追加され、下表に入っているのがその全てです。
わたしの独自評価となりますが、6銘柄中、最高評価のAが4つもあり、期待できると思ってます。
※「評価」は、初値が公募価格を上回る可能性をA氏自身の独断・偏見による評価したものです。投資を推奨・勧誘するものではありません。
評価A:初値が公募価格を大きく上回る可能性が高い、ぜひIPOの権利を得たい
評価B:初値が公募価格を上回る可能性が高い、IPOの権利を得たい
評価C:初値が公募価格を下回る可能性もある、IPOの権利獲得は慎重に検討
評価D:初値が公募価格を下回る可能性が高く、IPOの見送り推奨
上場日 | 市場 | 銘柄名 | BB 期間 | 想定 価格 | 公募 価格 | 証券会社 | 評価 |
6月30日 | JQスタンダード | SYSホールディングス | 6/14~6/20 | 2,560円 | 大和 SMBC マネックス SBI | B | |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | BB 期間 | 想定 価格 | 公募 価格 | 証券会社 | 評価 |
6月30日 | 東証 マザーズ | ツナグ・ソリューションズ | 6/14~6/20 | ¥1,970 | 大和 SMBC マネックス SBI | B | |
6月27日 | 東証 マザーズ | Fringe81 | 6/8~6/14 | ¥2,070 | SMBC マネックス 岩井 カブコム | A | |
6月21日 | 札幌アンビシャス | エコモット | 6/2~6/8 | ¥2,500 | SMBC SBI 松井 | A | |
6月20日 | JQスタンダード | ディーエムソリューションズ | 6/1~6/7 | ¥2,170 | SBI 岩井 岡三オンライン | A | |
6月15日 | 東証 マザーズ | ビーブレイクシステムズ | 5/29~6/2 | ¥1,380 | SBI SMBC 岩井 | A |
IPO実績表(2017年1月1日~5月29日)
5月29日(月)までに新規上場を果たしたIPO実績は下表の通りです。
今回の対象期間:4/29~5/29のIPO実績の銘柄は0でした。
ここ1カ月、IPOの新規上場は空白期間になりました。
<2017/4/29~5/29のIPO公開株>
なし
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
4月25日 | 東証 マザーズ | アセンテック | ¥2,000 | ¥5,950 | ¥3,950 | A |
4月18日 | 東証 マザーズ | 旅工房 | ¥1,370 | ¥3,750 | ¥2,380 | A |
4月12日 | 東証 | LIXILビバ | ¥2,050 | ¥1,947 | -¥103 | C |
4月10日 | 東証2部 | ウェーブロックホールディングス | ¥750 | ¥721 | -¥29 | D |
4月6日 | 東証 マザーズ | テモナ | ¥2,550 | ¥8,050 | ¥5,500 | A |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
3月31日 | JQ スタンダード | ネットマーケティング | ¥1,140 | ¥1,552 | ¥412 | B |
3月30日 | 東証 マザーズ | ユーザーローカル | ¥2,940 | ¥12,500 | ¥9,560 | A |
3月30日 | 東証 | スシローグローバルホールディングス | ¥3,600 | ¥3,430 | -¥170 | C |
3月29日 | 東証 | オークネット | ¥1,100 | ¥1,300 | ¥200 | C |
3月28日 | JQ スタンダード | No.1 | ¥1,570 | ¥3,460 | ¥1,890 | B |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
3月28日 | JQ スタンダード | ズーム | ¥1,520 | ¥2,278 | ¥758 | D |
3月27日 | 東証 マザーズ | ティーケーピー | ¥6,060 | ¥10,560 | ¥4,500 | C |
3月24日 | 東証 マザーズ | ソレイジア・ファーマ | ¥185 | ¥234 | ¥49 | D |
3月24日 | 東証 マザーズ | オロ | ¥2,070 | ¥4,750 | ¥2,680 | B |
3月23日 | 東証 2部 | グリーンズ | ¥1,400 | ¥1,521 | ¥121 | D |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
3月22日 | 東証 | マクロミル | ¥1,950 | ¥1,867 | -¥83 | D |
3月22日 | 東証 2部 | フルテック | ¥600 | ¥1,230 | ¥630 | D |
3月22日 | 東証 マザーズ | エスキュービズム (中止) | – | – | – | A |
3月21日 | 東証 マザーズ | 力の源ホールディングス | ¥600 | ¥2,230 | ¥1,630 | C |
3月21日 | 東証 マザーズ | インターネットインフィニティー | ¥1,320 | ¥5,040 | ¥3,720 | B |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
3月17日 | 東証 マザーズ | ビーグリー | ¥1,880 | ¥1,881 | ¥1 | C |
3月17日 | 東証 マザーズ | ジャパンエレベーターサービスHD | ¥550 | ¥890 | ¥340 | C |
3月16日 | JQ スタンダード | ほぼ日 | ¥2,350 | ¥5,360 | ¥3,010 | B |
3月16日 | 東証 マザーズ | うるる | ¥3,000 | ¥3,330 | ¥330 | C |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
3月15日 | 東証 マザーズ | ファイズ | ¥1,250 | ¥4,010 | ¥2,760 | C |
3月9日 | 東証 マザーズ | ピーバンドットコム | ¥1,650 | ¥3,530 | ¥1,880 | C |
3月7日 | 東証 マザーズ | ロコンド | ¥1,850 | ¥2,625 | ¥775 | D |
2月23日 | 東証 マザーズ | ユナイテッド& コレクティブ | ¥1,620 | ¥4,500 | ¥2,880 | C |
2月23日 | 東証 マザーズ | レノバ | ¥750 | ¥1,125 | ¥375 | C |
上場日 | 市場 | 銘柄名 | 公募 価格 | 初値 | 損益 | 評価 |
2月23日 | 札証アンビシャス | フュージョン | ¥1,140 | ¥2,872 | ¥1,732 | C |
2月16日 | JQスタンダード | 日宣 (6543) | ¥1,600 | ¥3,000 | ¥1,400 | B |
2月10日 | JQスタンダード | 安江工務店 (1439) | ¥1,250 | ¥1,300 | ¥50 | C |
1月27日 | 東証 マザーズ | シャノン | ¥1,500 | ¥6,310 | ¥4,810 | A |
2017年度IPOの勝率(5月29日まで)
前回の投稿からIPOの新規上場が0のため、勝率も変更ありません。
2017年度のIPO勝率※は87.5%!(32銘中28銘柄が勝ち)、平均騰落率も105.8%!!と、圧倒的な高パフォーマンスです。
※IPO勝率とは、2017年の全IPOのうち初値が公募価格を上回った割合
私の2017年度のIPO実績は?
2017年のIPO申込み、当選の状況はというと、27社中27社すべてハズレとなってます。
IPO株はまったく当たりません。
しかし、次回の応募からIPO株に強いマネックス証券の口座も活用する準備が整いました。
今後はSBI証券とマネックス証券の2方向からIPO株の当選を狙っていきたいと思います。
IPOに当選しなくても利益を出せる?
これまでは、IPOの抽選を当てて新規上場前にプラチナチケット購入する方法に焦点を当ててきました。
IPOで利益を出す方法を調べていたところ、セカンダリー戦略で利益を上げている人たちがいることを最近知りました。
IPOのセカンダリー戦略とは?
セカンダリー戦略とは、IPO銘柄の上場直後の需給を利用して利益を上げる方法です。
上場後ということは、市場で誰もが売買できる状況にあるため、利益を出すチャンスは全員平等にあります。
例えば IPO銘柄で超小型の成長株の場合、上場初値が大幅高だった場合であったとしても、その後続けて株価が大幅高することがあるそうです。
IPO銘柄の上場直後の大幅高を狙って買い付け、短期で売り抜けるという戦略です。
でも。IPOのセカンダリー戦略は実際に儲かるのでしょうか?
ちょっと半信半疑な部分が残るので、後日、詳しく調べてみたいと思います。
以上、本日はここまで。
それでは!
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