お金の融資と聞くと、銀行や金融公庫のような団体が企業や個人に対して貸し付け、金利を得るイメージが強いと思いますが、近年、そのイメージを覆す新たな金融サービスが生まれました。
それがソーシャルレンディングです。
ソーシャルレンディングの概要
ソーシャルレンディングとは、個人や小規模事業主へのローンの一種ですが、貸し手が金融機関ではなく、個人投資家になった形式のローンです。
とはいえ、ソーシャルレンディングは個人が直接、金融取引を行うわけではなく、一般的には運営会社が間に入り、借り手の信用情報や、貸付金やローン金利の回収を担当します。
お金を借りたい企業や個人が、融資希望額や理由(用途)をソーシャルレンディング運営会社に申し出ます。
ソーシャルレンディング運営会社はその情報を公開し、借り手の希望理由や貸し付け金利等の条件に賛同した個人投資家が、自分のお金を好きな額だけ融資します。
投資家からすれば、貸付というよりも、投資信託にイメージは近いかもしれません。
【ソーシャルレンディングの概要】
ソーシャルレンディング運営会社
日本で運営されているソーシャルレンディングとして業界立ち上げ当初(2010年前後)からあるのはAQUSH、Maneo、SBIの3社、近年では2013年に日本クラウド証券の「クラウドバンク」がサービスを開始しました。
代表的な運営会社は、実質、上記の4社です。
【クラウドバンクの評判や実績の記事はこちら】

ソーシャルレンディングの利回り
AQUSH、Maneo、SBIの三社の投資商品ラインナップを見る限りでは、利回り4%~8%といったところのようです。
利回りの幅があるのは、その投資商品のリスクにも関係します。例えば、、、
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ソーシャルレンディングのリスク
金銭の貸し借りである以上、貸し倒れのリスクが当然ながら発生します。
返済の遅延や回収不能等のトラブルが生じた場合、そのリスクは全面的に投資家が負うことになります。
遅延などのトラブルが生じると、運営会社が督促・回収、保険等の法的手続きを行いますが、元本の保証はされません。
強いて言うならば、不動産担保型のソーシャルレンディング商品であれば、その担保の時価相当までが保証となります。
投資家のリスクを軽減するために、ソーシャルレンディング運営会社は審査や格付けなどを行い、投資家に情報提供します。その情報を元に、リスク・利回りを考慮し、投資を行うわけです。
つまり、ソーシャルレンディング運営会社の情報精度も、投資先決定の重要な選定基準となってきます。
なお個人や企業がお金が必要な時にはソーシャルレンディング以外にもいろんな手段があります。
別のブロガーさんが書いたお金調達手段の記事がよくまとまってるので、参考にしてみてください。
以上、
本日はここまで、ソーシャルレンディングについて概要をご説明しました
実は筆者もソーシャルレンディングは興味がありながらも、未経験の領域です。
次回より、自分がソーシャルレンディング運営会社に登録し、出資をする様子をレポートしたいと思います。
それでは!
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