ソーシャルレンディング|リスクや貸倒れなどの問題点をまとめました!

ソーシャルレンディング

先日の投稿でクラウドクレジットのカメルーンファンドのいくつかにおいて、一部の元本残高が返済遅延を起こしていることをご紹介しました。

日本のソーシャルレンディングって、これまで異常なくらい安定運用がされ過ぎていて、元本保証されているような錯覚に陥るほどでしたが、年間利回り5%以上の金融商品でリスクが低いわけがありません

クラウドクレジットの一件でふと我に返ったわけですが、これを機に改めてソーシャルレンディングのリスクについて再確認したいと思いました。


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ソーシャルレンディングはリスク商品である!

ソーシャルレンディングとは、金融機関が企業に対して行う「融資」について、金融機関の代わりに個人投資家が参加できるようにアレンジされたファンド商品です。

通常の投資と違って「融資」なので、返済義務が高く、場合によっては設定された担保を取り崩して返済することもありえます。

返済義務が高いという点で、案件をちゃんと選別すれば株式投資よりも元本保全性を高めることも可能でしょう。

しかし、ソーシャルレンディングの案件は年換算金利が5%を超える案件ばかりで、高金利が設定されるだけのリスクを背負う覚悟が必要です。

リスクと一言で表現しても様々なものが内在していますので、主なリスクについて詳細を見ていきましょう。

融資先の貸倒れリスク

まずはソーシャルレンディング企業を通じてファンド資金を融資している企業の経営が悪化し、デフォルト(貸倒れ)となるリスクがあげられます。

貸倒れが発生すると当初予定していた返済ができなくなってしまい、最悪のケースでは、投資家資金が全部 or 一部毀損してしまうことになります。

日本企業の貸倒れリスク

日本リスク・データ・バンク社の独自調査によると、2016年12月の全業種の平均貸倒れ率は1.07%という結果が出ています。

100件貸出をすると、1件はデフォルトが生じる計算になります。

参照:RDB企業デフォルト率

http://www.riskdatabank.co.jp/rdb/wp-content/uploads/201612Rep_RDBEDR_pub.pdf

ソーシャルレンディングの貸倒れ率の正確な情報はありませんが、銀行と比べれば高利回りであることから、少なくとも平均:1.07%以上と考えるのが妥当でしょう。

しかし、日本のソーシャルレンディングのファンドにおいて、返済の遅延はときどき耳にしますが、貸倒れの発生はほとんど聞きませんよね。(冒頭のクラウドクレジットの貸倒れはカメルーンの企業であり、日本ではない)

数多くのソーシャルレンディング企業が台頭して多数のファンドが組成されているにも関わらず、ほとんど貸倒れがおきてない状況は、異常というか、運が良いだけというか。。。

いずれにして、長い目で見ればソーシャルレンディングファンディングでも貸倒率は平均の1.07%以上に寄っていくはずで、貸倒れが生じることを頭に入れて、慎重に投資すべきであると思います。

金融検査で処分を受けるリスク

昨年2016年12月の「みんなのクレジット」に続き、今年2017年2月は「ラッキーバンク」と「トラストレンディング」に金融庁(正確には証券取引等監視委員会)による金融検査が行われました。

金融検査は実態把握と管理・監督をするために行ういたってニュートラルな検査なので、それ自体が悪いものではありません。

上記3社も検査の結果、何も影響を受けることはありませんでした。

しかし金融検査の結果、ソーシャルレンディング企業の融資審査や資金管理がずさんだった場合、何かしらの処分が下されるリスクがあります。

過去に処分を受けた事例

ソーシャルレンディングにおいても、2015年7月にクラウドバンクを運営する日本クラウド証券が3カ月の業務停止命令を受け、新規の勧誘を伴う業務がストップしました。

処分の理由として、資金分別管理を適切に行っていなかったことや、顧客への通知が適切でなかったこと等があげられました。

幸いクラウドバンクは現在も営業を継続していますが、処分を受ければ顧客が逃げ出し、最悪の場合、ソーシャルレンディング企業の経営が困難となって倒産するリスクさえあります。

そうなると預け入れている投資家資金もリスクにさらされることになり、投資資金の滅失も起こりうるでしょう。

クラウドバンクの評判や運用実績の記事はこちら

クラウドバンク|評判や口コミは?実際の運用実績とともに徹底分析
※運用実績を2020年5月1日時点のデータに更新しました償還の実績が豊富なソーシャルレンディングのクラウドバンクに2017年から投資を始めました。「高利回りファンドだからリスクが高くて危険?」といったネガティブな声をよく聞きます。そんな不安

 

ソーシャルレンディング企業による詐欺のリスク

ソーシャルレンディング企業が資金を募る立場を悪用して、投資家からお金をだまし取るリスクがあります。

ソーシャルレンディング以外の過去事例ですが、集めた資金を海外口座に退避させた後、意図的に経営破たんを行った企業や、投資家から募った資金を別のファンドの分配金として利用するポンジ・スキーム(自転車操業)を行った企業もあります。

ソーシャルレンディングでリスクにさらされないためには?

上記にあげたソーシャルレンディングに関わる様々なリスクを回避するためには何をすれば良いでしょうか?

わたしは一にも二にも、自力の情報収集が重要と考えてます。

自力というのがポイントで、単にWebでクチコミを調べるだけではありません。

では情報収集の具体的な方法とは?については、また後日、改めて書きたいと思います。


以上、本日はここまで。

それでは!

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