わたしが今最も注目している投資商品分類の一つはロボアドバイザーです。
実際にTHEOと楽ラップを運用していますが、もっといろんなロボアドバイザーを試してみたいと思って探していたところ、Wealth Naviというサービスを見つけました。
世界水準のアルゴリズムをうたうロボアドバイザー:Wealth Naviの実力やいかに?
WealthNavi(ウェルスナビ)とは?
Wealth Naviは国際分散投資を全自動でお任せできるロボアドバイザーサービスです。
投資アルゴリズムはノーベル賞を受賞したハリー・マーコビッツ氏の「ポートフォリオ理論」に基づき設計されており、世界水準のアルゴリズムを安価な手数料で提供しています。
運営会社
2015年4月28日に設立されたばかりのウェルスナビ株式会社(WealthNavi Inc.)が運営しています。
設立されたばかりのベンチャー企業ですが、資本金は既に21億円超もあります。
資本金が潤沢な理由は、将来性を高く評価されて、多数の大手金融機関のキャピタル会社から出資を受けているためです。
- SMBCベンチャーキャピタル
- みずほ銀行
- 三菱東京UFJキャピタル
- DBJキャピタル(日本政策投資銀行)
WealthNaviのロボ運用の特徴
Wealth Naviに預け入れた資産は、米ドル建ての海外ETFで運用されることになります。
投資対象のETFは約50カ国、11,000社以上の国際分散投資を行うことになります。
為替ヘッジは行われないため、円高が進んだ場合に資産が目減りすることになります。
また、WealthNaviは独立性を保つために、資産運用会社からの手数料や広告料を一切受け取っておらず、ロボが資産規模や流動性、コストなどの客観的な情報に基づいて銘柄を選定しています。
WealthNaviの手数料
手数料について下表の通りまとめました。
運用にかかる手数料として年率1.0%相当の費用だけとなり、それ以外の手数料はまったくかからないそうです。
預けた金額の1%の手数料のみと理解すればよいでしょう。
種類 | 手数料 |
運用手数料 | 預かり資産の1.0%(年率) |
売買手数料 | 0円 |
為替手数料 | 0円 |
入出金手数料 | 0円 |
WealthNaviのロボ運用の範囲
Wealth Naviでは資産運用に関わる全てのタスクを自動敵に行ってくれます。
- ポートフォリオの提案・構築
- 自動積立・自動発注
- 配当金の自動再投資
- 自動リバランス
(引用:Wealth Naviのホームページ https://www.wealthnavi.com/service)
口座開設の流れ
Wealth Naviの口座開設に必要なのは、ホームページからわずか3ステップです。
- 無料 運用プラン診断
- 簡単Web申込み
- 最短2日で口座開設
THEOとWealthNaviの比較
WealthNaviNaviは海外ETFで運用するということなので、同じタイプのTHEOと比較してみました。
種類 | Wealth Navi | THEO |
手数料 | 1.0%(年率)の運用手数料のみ | 1.0%(年率)の運用手数料のみ |
最低投資額 | 100万円 | 10万円 |
運用商品種類 | 50か国以上11,000以上のETF | 86の国・地域11,000位以上のETF |
入出金手数料 | 0円 | 0円 |
最も違いが出ているのが最低投資額です。
THEOが10万円以上であるのに対して、Wealth Naviは100万円以上と少々ハードルが高いように見えます。
Wealth Naviの代表の言葉を借りると「ターゲットは30代以上であり、20代は自己投資にお金を使って欲しい」とのことで、最低投資額の違いはターゲットの違いによるもののようです。
最低投資額以外はほとんど条件が変わりません。
投資アルゴリズムの違いが生むパフォーマンス:利回りの違いが気になるところです。
こればっかりは試してみないと分からないので、WealthNaviやってみるかなー。
以上、本日はここまで。
それでは!
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