2015年からソーシャルレンディングを始めて2017年の3月に至るまで、ソーシャルレンディングに非常に熱を上げて投資してきました。
その結果、わたしのポートフォリオ全体を見るとソーシャルレンディングへの投資額が投資信託に次いで2番目にランキングされるようになりました。
ソーシャルレンディングが私にとって重要な運用資産になってきたわけですが、ふと、「ソーシャルレンディングって1年間でどれくらい利回りが出てるんだっけ?」という疑問がわいてきました。
特に「私のポートフォリオで最も大きな割合を占める投資信託と比較した時に、どっちが優れているのかしら?」と。
そこで今回は投資信託 VS ソーシャルレンディングと名を打ちまして、利回り比較を行いたいと思います。
自分のポートフォリオの内訳を公開
自分の金融資産のポートフォリオの内訳は下図のようになっています。(現預金や保険を除く)
投資信託が最大で64%を占めており、次いでソーシャルレンディング、仮想通貨、ロボアドバイザーとなっています。
投資信託とソーシャルレンディングで約90%を占めているので、私の金融資産の増減はこの2つの金融商品の変動に大きく影響を受けることが分かります。
では、それぞれの金融商品の2016年度の利回りはいったい何%だったでしょうか?
2016年度 投資信託 VS ソーシャルレンディング!利回りが高いのは?
まずは比較する投資信託、及びソーシャルレンディングについての補足説明です。
投資信託のポートフォリオ
私が保有する投資信託は、以下4つのアセットクラスで分散投資しており、先進国株式が50%と最大の割合を占めるポートフォリオとなっています。
- 先進国株式:50%
- 日本株式:20%
- 先進国債券:20%
- 海外REIT:10%
ソーシャルレンディング:maneo
2016年の1年を通じて運用し続けたソーシャルレンディングはmaneoしかありませんでした。
maneo以外にもみんなのクレジット ※1 やCrowdreditなどのソーシャルレンディングもありますが、maneo以外は全て2016年の年度途中から運用を開始していました。
そこで今回の投資信託 VS ソーシャルレンディングでは、maneoに絞って比較したいと思います。
※みんなのクレジットは2017年の途中から新規ファンドの募集は行っておりません。
いざ、投資信託 VS ソーシャルレンディング!
2016年の1年を通じてどちらが利回りが高かったでしょうか?
その結果を表すグラフが下図の通りです。
2016年12月末時点では、どっちが上回っているのか超ビミョーです(笑)
判定の結果、投資信託の方が0.4%利回りが高いことが分かりました。(投資信託は年換算利回り4.5%、ソーシャルレンディングは4.1%)
投資信託とソーシャルレンディングを比較して気が付いたこと
今回の比較を通じて、2016年の利回りはほぼ同じだったことがお分かりいただけたと思いますが、以下のような特徴も明らかになったと思います。
- 投資信託は株式、債券、不動産などの価格変動に応じて、大きくプラスになることもあれば、マイナスになることもある(実際に2016年は長くマイナス期間だった)
- ソーシャルレンディング:maneoは安定的に年換算利回り5%前後で推移する
安定的に5%を狙いたい!であればmaneoで、多少リスクを取ってでも5%を超える利回りを目指したい!ということであれば投資信託という使い分けができるのかもしれませんね。
以上、本日はここまで。
それでは!
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