毎月報告しているTHEOの運用実績について投稿します。
THEOは人工知能(AI)を活用したロボアドバイザーサービスです。
THEOの資産運用を始めたのが2016年2月下旬でしたので、運用開始からちょうど1年経過後の投稿となります。
今回は2017年1月中旬~2017年2月中旬におけるTHEOの運用状況について報告します。
それではロボアドバイザー:THEOの運用実績を見ていきましょう。
投資パフォーマンス(2017年2月中旬時点)
JPY(日本円)換算
上図はTHEOのマイページトップ画面にあたり、運用サマリーのグラフを表しています。
投資元本:100,000円に対して現在残高:112,034円(+12,034円)となっており、先月の投稿時と比較して約-1,000円ほど評価額が減ってしまいました。
前月比で損失が出たといっても、年間利回りが12%を超えるほど高利回りな運用状況で、順調に運用できていると見ています。(利回りはTHEOの手数料控除後)
つづいて、USD(米ドル)換算の現在評価額も見てみましょう。
USD(米ドル)換算
USD(米ドル)にすれば上図の通りプラス97.63ドル(10.95%増)ということで、前回より約10ドルも運用益が上がりました!
利回りも日本円換算とほぼ同じ水準になってきたので、THEOのETFを購入時の平均為替レートが1ドル110円台前半にあることが推測できます。
純粋なETF利回りという意味ではUSD表示を信じるのが正ですので、米ドル換算でも利回り10%を超えて本当に嬉しいです。
THEO運用状況の確認
ここからはTHEOの運用状況を詳細に確認していきます。
マイページ右上の「一」ボタンを押すと全メニューが表示され、その中から「ポートフォリオ」ボタンを押すと、詳細情報を見ることができます。
余談ですが、最近メニューボタンとして「三」←な感じのボタンを配置しているWebサイトをよく見かけますよね。
「三」はその形状からハンバーガーメニューと呼ぶそうなのですが、THEOのメニューボタン「一」はなんと呼べばいいのでしょうか?
近々、THEO@お金のデザイン社の社員さんとお話しする機会を頂いたので、なぜ「一」にしたのか聞いてみようかな。
すみません、余談でした。
資産運用方針
「一」ボタンから表示されたメニューから「ポートフォリオ」ボタンをクリックした後、「資産運用方針」タブを押すと、上図の通り資産種類ごとの投資配分が表示されます。
これは投資前に行われたQ&Aから、THEOが自動的に算出したポートフォリオです。
私はTHEOからリスク嗜好の高い投資家と判断されてしまったようで、株式中心のグロースが51%とおおよそ半分を占める構成となっています。
保有銘柄
「保有銘柄」タブをクリックすると、運用中の海外ETFが一覧表示されます。
さすが海外ETFだけあって、知らないETF銘柄ばかりです。。。
THEOの資産運用は全て海外ETFで行っており、ETFの全売買をTHEOが自動的に行っています。
私が保有する海外ETF銘柄を下表にまとめました。
グロース 低成長リスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
VPL | アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 14,047円+888円 |
VOT | 米国の中型の成長株 | 12,682円+187円 |
VOE | 米国の中型の割安株 | 11,461円+1,938円 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 10,716円+1,624円 |
EWT | 台湾の大型株・中型株 | 3,654円+157円 |
EWG | ドイツの大型・中型株 | 3,092円+390円 |
インカム 低金利リスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
LQD | 米ドル建ての投資適格の社債 | 13,306円+667円 |
IEF | 残存期間7-10年の米国債 | 11,913円+2円 |
HYG | 米ドル建てのハイイールド社債 | 9,909円-15円 |
IHY | 米国を除く世界各国の企業のハイイールド社債 | 2,768円+229円 |
インフレヘッジ インフレリスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
RWX | 米国を除く世界各国のリート・不動産株 | 4,245円-34円 |
DBC | コモディティの先物 | 3,634円+410円 |
IAU | 金(現物) | 2,692円+89円 |
EMLC | 現地通貨建ての新興国債券 | 2,058円+70円 |
SLV | 銀(現物) | 1,927円+79円 |
先月から海外ETFの増減はありませんが、グロースで1銘柄の減少(In:1, Out:2)、インカムで2銘柄入れ替えがありました。
インカムの2銘柄入れ替えは米国債からハイイールド債への乗り換えのようなので、THEOは債券市場でリスクを冒すべき!と判断したんでしょうね。
収益率
「収益率」タブを押すと、資産3分類別の損益を見ることができます。
グロース 低成長リスク対策
インカム 低金利リスク対策
インフレ インフレリスク対策
【ETF分類別の損益】
グロース 低成長リスク対策 :+24.05%
インカム 低金利リスク対策 :-4.08%
インフレ インフレリスク対策:+8.26%
先月までと傾向は同じで、グロースとインフレが大きくプラス、インカムが若干のマイナスです。
株式や現物資産の価格の上昇が明らかですね。
以上、本日はここまで。
それでは!
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コメント
いつも見させて参考にさせて頂いております。
Theoについてなんですが、
この運用利益は雑所得で総合課税になるのでしょうか??
名波さん
いつもコメントありがとうございます!
この質問への回答は、口座開設時の選択肢にもよります。
THEOを運営するお金のデザイン社のブログ記事が参考になると思います。
https://blog.money-design.com/tax-and-theo-2-b2a71fe31dfa#.1xi6l6v3f
特定口座で源泉徴収ありにしていれば、運用利益は雑所得で源泉分離課税となります。
わたしも源泉のパターンです。