今回は月例のロボアドバイザー:THEOの運用実績について投稿します。
THEOは人工知能を活用したロボアドバイザーサービスです。
わたしがTHEOを始めたのが2016年2月下旬でしたので、次回の定例の投稿で運用開始からちょうど1年になりますが、1年でどういったパフォーマンスを見せているでしょうか。
今回の投稿では2016年12月中旬~2017年1月中旬におけるTHEOの運用状況について書くことになります。
それでは見ていきましょう。
投資パフォーマンス(2017年1月中旬時点)
JPY(日本円)換算
上図はTHEOのマイページトップ画面にあたり、運用サマリーのグラフを表しています。
投資元本:100,000円に対して現在残高:113,038(+13,038円)となっており、先月の投稿時と比較して約+1,000円も残高が増えました!
実質年間利回りが13%を超えるほど高利回りな運用状況です。(利回りはTHEOの手数料控除後)
つづいて、USD(米ドル)換算の資産状況も見てみましょう。
USD(米ドル)換算
USD(米ドル)にすれば上図の通りプラス87.47ドル(9.81%増)ということで、前回より約22ドルも運用益が上がりました!
しかし日本円換算よりも3~4%ほど運用益が下回ることが分かります。
これはTHEOの実際の運用はドル建てETFで行われるため、昨今の円安進行によって円換算の評価の方が高く見えているためです。
純粋なETF利回りという意味ではUSD表示を信じるのが正です。
THEO運用状況の確認
ここからはTHEOの運用状況を詳細に確認していきます。
マイページ右上の「一」ボタンを押すと全メニューが標示され、その中から「ポートフォリオ」ボタンを押すと、詳細情報を見ることができます。
”資産運用方針”
上記で「ポートフォリオ」ボタンをクリックした後、「資産運用方針」タブを押すと、上図の通り資産種類ごとの投資配分が表示されます。
これはTHEOが私とのQ&Aから自動的に算出したポートフォリオです。
私はTHEOからリスク嗜好の高い投資家と判断されてしまったようで、高リスクのグロースがおおよそ半分を占める構成となっています。
”保有銘柄”
「保有銘柄」タブをクリックすると、運用中の海外ETFが一覧表示されます。
THEOの資産運用は全て海外ETFで行うことになるのですが、ETFの全売買をTHEOが自動的に行います。
私が保有する海外ETF銘柄を下表にまとめました。
グロース 低成長リスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
VBR | 米国の小型の割安株 | 14,153円+2,810円 |
VOE | 米国の中型の割安株 | 11,385円+1,862円 |
VTV | 米国の大型の割安株 | 10,814円+1,722円 |
VPL | アジア太平洋地域の先進国の大型・中型株 | 7,011円+831円 |
EWY | 韓国の大型株・中型株 | 6,462円+955円 |
EWT | 台湾の大型株・中型株 | 3,530円+33円 |
EWG | ドイツの大型・中型株 | 3,125円+423円 |
インカム 低金利リスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
TLT | 残存期間20年超の米国債 | 14,098円-422円 |
LQD | 米ドル建ての投資適格の社債 | 13,622円+983円 |
VGIT | 残存期間3-10年の米国債 | 7,417円-103円 |
IHY | 米国を除く世界各国の企業のハイイールド社債 | 2,793円+254円 |
インフレヘッジ インフレリスク対策
略称 | 連動指標 | 時価評価額/損益 |
RWX | 米国を除く世界各国のリート・不動産株 | 4,253円-26円 |
DBC | コモディティの先物 | 3,622円+398円 |
IAU | 金(現物) | 2,645円+42円 |
EMLC | 現地通貨建ての新興国債券 | 2,021円+33円 |
SLV | 銀(現物) | 1,832円-16円 |
※先月から海外ETFの増減はありませんが、インカムで1銘柄入れ替えがありました。
収益率
「収益率」タブを押すと、分類別の損益を見ることができます。
グロース 低成長リスク対策
インカム 低金利リスク対策
インフレ インフレリスク対策
【ETF分類別の損益】
グロース 低成長リスク対策 :+28.51%
インカム 低金利リスク対策 :-1.85%
インフレ インフレリスク対策:+6.91%
グロースとインフレが大きくプラス、インカムが若干のマイナスです。
株式や現物資産の価格が上昇していることが分かります。
インカムのマイナスも先月は約-3%だったのですが、-2%を切っており、プラス転換も見えてきました。。
以上、本日はここまで。
トランプ大統領誕生後、米国・日本を含む世界各国・地域の金融商品の価格が上昇しています。
THEOの運用はしっかりプラスになってますが、世界的な株高の中なので、本当にTHEOが優れているかどうか判断できません。
全世界的に投資するインデックス投信やETFのパフォーマンスと比較すれば、THEOの本当の能力が分かるかもしれませんね、検討してみます。
それでは!
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