IPO|2017年度IPO予定表と2016年IPO投資のパフォーマンス分析結果

IPO

定例のIPO投資に関して、2017年度最初の投稿となります。

高勝率・高収益で有名なIPO投資、今年も非常に期待しつつ、今後の新規上場銘柄をいち早くご紹介します。

また今回の投稿では、2016年度のIPOを振り返り、様々な角度で分析を行いたいと思います。

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2017年IPO予定一覧

1月16日以降に新規上場を迎える銘柄をご紹介します。

1月に1銘柄、2月に3銘柄が新規上場を予定しています。

<評価の参考>
評価A:初値が公募価格を大きく上回る可能性が高く、ぜひIPOの権利を得たい
評価B:初値が公募価格を上回る可能性が高く、IPOの権利を得たい
評価C:初値が公募価格を下回る可能性もある、IPOの権利獲得は慎重に検討
評価D:初値が公募価格を下回る可能性が高く、IPOの見送り推奨
※評価は独自ロジックで判定してますので、いかなる結果になっても責任は負いかねますので、予めご了承ください。

上場日市場銘柄名BB
期間
想定
価格
証券会社評価
2月16日JQスタンダード日宣2/1~2/7\1,540大和
SMBC
岩井
SBI
B
2月10日JQスタンダード安江工務店1/25~1/31\1,130東海東京
SBI
SMBC
安藤
C
2月7日東証
REIT
森トラスト・ホテルリート投資法人1/23~1/26\158,000SMBC
カブコム
D
1月27日東証
マザーズ
シャノン1/11~1/17\1,500SBI証券
マネックス安藤
A

2017年度IPO実績表(1月15日まで)

2017年度はまだ新規上場を迎えた銘柄はありませんので割愛します。

2016年IPO投資のパフォーマンス分析

ここからは、2016年のIPO投資を振り返り、様々な角度で分析してみます。

IPO株は儲かる!というのは誰もが知っている定説ですが、本当に儲かるのか?

儲かるならばいくら?何%の利益があがるのか?

あらためて2016年IPOのパフォーマンスを分析してみましょう。

2016年 IPO勝率

IPO勝率とは、「全IPO銘柄のうち初値が公募価格を上回った銘柄の割合」とこのブログでは定義しています。

つまり初値をつけた瞬間に売れば必ず儲かる(もしくは損をしない)IPO銘柄が全体のうち何割を占めるか?を表す指標です。

2017年度IPO勝率は、全IPO82銘柄のうち68銘柄が勝ちに該当するため、勝率は約83%ということになります。

10回IPOの権利を得れば8回は儲かるため、非常に高確率で儲けを出すことができると言えます。

2016年 IPO収益分析

次に収益性の分析をいくつかの切り口で行いたいと思います。

2016年度IPOの収支

2016年度IPO全銘柄の購入権利を得ることができ、最低単元で購入したと仮定すると収支はいかほどになったのでしょうか?

計算した結果、8,155,300円のプラス!!

IPOの権利を得て単純に最低限の単位で購入すれば800万円以上も儲かったわけです。

本当にすごいですね。

またIPO全銘柄の平均高騰率※を計算すると1.7倍なので、IPO投資すると元手の1.7倍で戻ってくることを期待できます。

※平均高騰率:各銘柄の高騰率(初値/公募価格)の平均

収益力トップ3

ここからはいくつかの切り口でIPO投資の儲かる具合を分析していきます。

まずは収益金額が最も大きかったトップ3銘柄から、ご紹介したいと思います。

1位グローバルウェイ¥1,104,000
2位アトラエ¥730,000
3位イノベーション¥593,000

すごいですね!

100株持っただけで、この収益金額です!

1位のグローバルウェイに至っては100万円超えです。

グローバルウェイのIPOに当選した人が羨ましいです。

高騰率トップ3

次に高騰率のトップ3を見てみたいと思います。

高騰率とは初値÷公募価格で計算される指数で、収益の効率性をあらわす指標です。

こちらもグローバルウェイが1位ということで、収益力との2冠にかがやきました。

1位グローバルウェイ4.7倍
2位はてな3.8倍
3位エルテス3.64倍

グローバルウェイに次いではてなやエルテスも高い高騰率となりました。

損失ワースト3

残念なことに、2016年IPOで公募価格割れをしてしまったのは82銘柄中14銘柄ありました

その中でもマイナス金額が大きいワースト3銘柄は以下の通りです。

1位ユー・エム・シーエレクトロニクス-¥52,000
2位アイドママーケティングコミュニケーション-¥21,000
3位アカツキ-¥15,500

2016年 IPO事前評価分析

私が投稿するIPO予定表は、各銘柄に事前評価を付けています。

評価別のIPO銘柄の成績も見てみましょう。

評価A銘柄

IPO数19
勝率100%
平均高騰率2.7倍
平均損益29.5万円

さすが評価A銘柄だけあって、非常に優秀な数字ですね。

評価B銘柄

IPO数30
勝率90%
平均高騰率1.7倍
平均損益15.0万円

評価B銘柄は勝率がやや下がりますが、それなりに高い高騰率と収益額をキープしています。

評価C銘柄

IPO数28
勝率71%
平均高騰率1.23倍
平均損益3.5万円

評価C銘柄は勝率70%まで下がり平均損益も3万円台とおとなしい印象です。

評価C銘柄は一生懸命に努力するほど当選の価値がないかと思います。

評価D銘柄

IPO数6
勝率33%
平均高騰率1.0倍
平均損益-0.5万円

D評価は勝率33%しかなく、平均損益もマイナスです。

手を出さない方が賢明と言えるでしょう。

事前評価分析のまとめ

評価D→Aになるにつれて勝率や高騰率も高くなっているので、事前評価はしっかりと当たっています。

評価A銘柄であれば平均損益が25万円とでっかく設けることができるため、SBI証券のチャレンジポイントは評価A銘柄にのみ使えば良いのでしょうね。


以上、本日はここまで。

2016年度のIPO投資を様々な角度で分析してみました。

グローバルウェイのように1銘柄で100万円以上の利益が出るものもあり、宝くじのように夢のある話ですね。

当選確率の低さも宝くじのようですが、、、。

それでは!

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