納税者、寄付された地域、地域の生産者がWin-Win-Winになる【ふるさと納税】制度、今回はその仕組みの概要や、納税者がもらえるお礼をいくつかご紹介します。
スポンサーリンク
ふるさと納税とはなんぞや
文字で説明するより、映像で見てもらった方が理解が早いと思います。
動画のポイント抜粋します。
●ふるさと=自分の故郷でなく、寄付したい地域を選べる
●寄付のお返しに、その地域特有のお礼が貰えることがある
●複数の自治体へ寄付することが可能で、お礼も複数受け取ることができる
●確定申告により、年収、寄付した金額に応じて住民税が還付される
●つまり、自分の税金を応援したい地域の発展に役立てることができ、自分もお礼が貰えるから嬉しい制度
ということです。
結局のところ、自分の寄付負担額はいくらになるのか?
自分の寄付負担額がいくらになるのか?気になるところですよね。
答えは、「【ふるさと納税】は個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。」
もう少しかみ砕いて説明すると、こういうことです。
●2,000円までの寄付金額は個人負担です。
●2,000円を超える寄付金額は、自分が納めている住民税から転用することができます。
●住民税から転用できる上限は、住民税の2割までです。
【事例1】
年間の住民税納付額が400,000円の人が60,000円【ふるさと納税】を行った場合
住民税からの転用上限=400,000×20%=80,000円
転用上限:80,000円>【ふるさと納税】であるため、2,000円の寄付金額だけが個人負担となる。
【事例2】
年間の住民税納付額が400,000円の人が100,000円【ふるさと納税】を行った場合
住民税からの転用上限=400,000×20%=80,000円
転用上限:80,000円<【ふるさと納税額】であるため、2,000円と転用上限を超える金額=20,000円を合わせた22,000円が個人負担となる。
年収が高い人ほど多くのメリットを受けられるという点、ちょっとどうなの?って気もしますが、、、でも本来はお礼でなく地域貢献が目的なので、あまりお金の話ばかりしては本末転倒ですよね。
【ふるさと納税】は、どんなお礼の品があるの?
本当に豪華な物ばかりですよ!!
■地域の特産品
・和牛
・カニ
・海鮮類、うなぎ
・お米
・フルーツ
・お菓子、アイスクリーム
・温泉やホテルの宿泊券
■特産品ではないが、もらうと嬉しいもの
・PC、タブレットなどの電子機器
・商品券
・ビール、お酒
詳しくは、以下の【ふるさと納税】のポータルサイトを参照してください。
http://www.furusato-tax.jp/rank.html#about05
以上、本日はここまで。
次回は【ふるさと納税】を活用するための手続きについて書きたいと思います。
スポンサーリンク
<あとがき>
実は、筆者もふるさと納税に大変関心があったのですが、まだ寄付したことがありません。今回、この記事を書くにあたり勉強をしたことで、ますますこの制度を使いたくなりました。応援したい地域で選ぶも良し、通販カタログのように好きなお礼の品から選ぶもよし、ワクワク楽しいですね(^^♪
コメント