投資助言|偽告知で投資助言を運営する3社に営業処分

株式

毎日このブログでお金に関する記事を書いてますので、投資に関わる不祥事・詐欺系のニュースには敏感に反応してしまいます。

11月下旬~12月上旬にかけて、投資助言サイト(投資顧問サービス)を運営する3社が虚偽告知で金融庁から営業停止処分を受けました。

その内容たるや、虚偽・誇張・ステマといった不正行為のオンパレードで、飽きれてしまいます。

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事件の概要

金融庁は11月下旬~12月上旬にかけて、投資助言サイトの運営会社3社について行政処分を下しました。

【行政処分の3社】

  • 株式会社SQIジャパン 代表取締役:秋山伸之
  • 株式会社CELL 代表取締役:稲垣明徳
  • 株式会社AMオンライン 代表取締役:久永義一

【対象のWebサイト】

  • 株マイスター(株式会社SQIジャパン)
  • Japan Stock Trade(株式会社CELL)
  • 日本証券投資顧問(株式会社CELL)
  • 常勝トレンド.COM(株式会社AMオンライン)
  • トレーダーズ・ブレイン・マーケット(株式会社AMオンライン)

各社、少しずつ不正の内容は異なるようですが、主に以下のような不正が証券取引等監視委員会の報告書から明らかになっています。

【不正の例】

  • 嘘の情報を提供:「巨額の資金流入!」「仕手株」
  • ステマ:ランキング・比較サイトとグルになって上位表示、良いクチコミ掲載
  • プロフィール偽証:プロ在籍を語りつつ日本証券アナリスト協会の資格者が不在

虚偽の情報提供の例

虚偽の情報提供の具体例を以下にいくつか上げます。

インサイダー・仕手・株価操縦などなど、これが真実だったとしても、そもそもこの情報提供自体が違法 or 倫理的にoutな内容ばかりな気がします。

  • 超有力出版社「●●●●」関連人物より「イ●サ●●ー級」の情報を入手!!
  • 仕手集団<●●●●グループ(仮)>の介入情報を入手!
  • 我々がつかんだのは、A銘柄と同様の「合法的」な株価操縦が想定される銘柄情報です

被害金額

3社はそれぞれ多い時に1万~4万の個人・法人の無料会員を抱えており、虚偽の情報で投資を勧誘していました。

無料会員には有料情報を1件ごとに提供し、そこから年間約1億~4.5億円を売り上げていたそうです。

情報料は1件につき平均数万円で、中には30万円という例もあったそうなので、1人で数十万円~数百万円も被害にあった人もいることが予想されます。

ランキング・クチコミサイトの不正

証券取引等監視委員会によると、処分を受けた3社のうち2社が、ランキング・クチコミサイトと裏でつながって、自社サービスを上位表示させる、良いクチコミばかりにするなどの不正行為を働いていたそうです。

助言サイト側からランキングサイト側に資金が流れ、客観的な評価とは関係なく必ず上位になる契約が結ばれていた、といった内容でした。

クチコミに内部の人が紛れているのはよくある話ですが、ランキングサイトとタッグを組んで不正を働いているとなると、Webを閲覧する消費者にとって回避しようがないことで、忌々しき問題です。

ちなみに問題視されているランキング・クチコミサイトについては金融庁の管轄外であるため、具体的なWebサイト名は伏せられていて、詳細は不明です。

監視委が3社の処分を金融庁に勧告した前後に3サイトではランキングが見直され、今は偏ったランキングになっていないそうです。

優良なランキングサイト・比較サイトにとっては、大変迷惑な話ですね。

詳細情報はこちら

証券取引等監視委員会のホームページに今回の不正に関するレポートが掲載されています。

詳細を確認したい方は、以下の証券取引等監視委員会の該当ページをご参照ください。


以上、本日はここまで。

今回は投資顧問の不正に関する記事を書きました。

不正を働いた投資顧問業者が当然悪いに決まってますが、それに加担したランキング・クチコミサイトも同罪と言えるでしょう。

このブログも金融商品に関する一人クチコミサイトのような側面があるので、今後も中立的な意見を書き続けないとな、、、と改めて思いました。

それでは!

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