某金融系のWebサイトを見ていたら、「1口10万円からの不動産投資TATERU FINDING」という広告を見つけました。
不動産投資といったら、頭金や手数料だけで100万円以上するのが常だと思っていたのですが、10万円からできる不動産投資があるそうです。
格安の秘密は何でしょうか?
ということで、TATERU FUNDINGいついて調べてみました。
TATERU FUNDINGとは
(画像引用:TATERU FUNDINGの公式HPより)
TATERU FUNDING(タテルファンディング)とは、東証マザーズ上場企業である株式会社インベスターズクラウドが運営している不動産投資クラウドファンディングです。
インベスターズクラウド社が建築施工したデザイナーズアパートをはじめ、民泊物件や海外不動産も運用資産に組み入れ、1口10万円から投資できるファンド商品です。
なるほど、イメージとしてはREITのような投資商品でしょうね。
このブログで以前ご紹介した一口家主という金融商品とも似ています。
公式HP:TATERU FUNDING
TATERU FUNDINGファンドの魅力
TATERU FUNDINGは言うならば私募のREITです。
TATERU FUNDINGのオフィシャルサイトには私募ならではの魅力がいくつか紹介されてますので、いくつかピックアップして解説します。
分配金の収益性
TATERU FUNDINGの予想分配率は年5%(税引前)となっているため、定期預金などと比較すると非常に高い利回りとなっています。
(画像引用:TATERU FUNDINGの公式HPより)
元本の安全性
オフィシャルサイトによると、「TATERU FUNDINGは上場株式や上場REITのように、取引所でめまぐるしく価格変動するわけではないため、投資額の安定性は上場株式や上場REITと比較すると一般的に高くなる」と主張されています。
確かに不動産運用さえ安定していれば、景気の変動に左右されず分配金を受け取ることができ、且つREITのように元本価格も変動しないという点は安全性が高いと言うことができるでしょう。
またTATERU FUNDINGの安全性を確保する仕組みとして特徴的なのが、TATERU FUNDING資金は優先出資に位置づけられる点が上げられます。
TATERU FUNDINGの優先出資とは?
TATERU FUNDINGの投資家は優先出資者とみなされ、インベスターズクラウド社の出資分は劣後出資に位置づけられます。
優先出資と劣後出資の合計額にて運用資産が取得され、その運用資産から得られた利益を出資者に分配されますが、分配にあたっては、優先出資の仕組みがあることで、必ずTATERU FUNDINGの投資家への分配金が優先されるそうです。
まず優先出資者であるTATERU FUNDINGの投資家に、出資額の5%に至るまで優先的に分配し、その後、残利益があった場合に、劣後出資者であるインベスターズクラウド社に分配するという仕掛けです。
(画像引用:TATERU FUNDINGの公式HPより)
元本の安全性も優先される
優先出資の仕組みは元本償還時においても適用されます。
運用資産の評価額が下落した場合、その下落額は、まずは劣後出資者であるインベスターズクラウド社が負担します。
劣後出資者の元本全額をもって補填できない場合に限り、TATERU FUNDINGの投資家の元本が減少します。
具体的には、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、投資家のの元本に変動はないことになります。(優先出資:劣後出資 = 70:30の場合)
(画像引用:TATERU FUNDINGの公式HPより)
過去のTATERUファンド実績
ここまでTATERU FUNDINGの仕組みを見てきました。
利回り5%で安全性を担保する仕組みもあるので、私も興味が沸いてきました。
そこで気になるのが過去の実績です。
どれくらいのファンドが組成され、分配や償還がなされてきたのでしょうか?
実はTATERU FUNDINGの募集が開始されたのが今年2016年6月からで、組成されたファンドはわずか3つです。
もちろん償還を迎えたファンドもなく、これから分配や償還がなされる投資商品という意味では、リスクは未知数と言えるでしょう。
この投稿を読んでTATERU FUNDINGに興味を持った方は、下のバナーから無料登録ができますので、投資を検討しては以下がでしょうか?
公式HP:TATERU FUNDING
以上、本日はここまで。
新たな不動産ファンド投資のTATERU FUINDINGについてご紹介しました。
5%のr回り、10万円から出資できる気軽さ、優先出資という投資家保全の仕組み、いろんな特徴のある不動産ファンドであることが分かりました。
試しに私も投資してみようかな・・・と思い始めてます。
それでは!
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